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149.著作権は譲渡しても、著作者人格権があるのだから、勝手に改変しないでほしい!
30・著作者人格権の存在の注意点
Q29 著作権を譲渡したところ、わたしが知らない商品となって様々な場所で販売されています。そこで譲渡先の社長さんに「わたしには著作者人格権があります。せめて他の商品で使用する場合は確認をお願いしたい、それにわたしの著作物の扱い方が本来の考え方とまったく違います。なんとかならないでしょうか?」すると、「今になって人格権があるとか言われても困る、ならば著作権譲渡契約書を結んだ時にちゃんと説明してくれれば良かったのに…それにおたくには大金を支払っているんだから、こちらの自由でかまわないのではないか…」。こんなことを言われて困っています。どうしたらよいのでしょうか?
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一般的には「著作権譲渡契約書」を締結した時点で契約条項に「著作者人格権」の条文がなかったとしても、「著作権」という言葉の中には「著作者人格権」が含まれていると解釈されます。
そして、契約書を締結するわけですから、説明責任があります。
ましてや一般的に著作権の意味がわからない人が多いので、文書や口頭でできる限りの説明は必要と思います。
現実には「著作者人格権」という法律がありますから、知らなかったとか、大金を支払っているから、ということは理由になりません。裁判になれば、この社長さんが不利になるのは間違いないでしょう。
しかし、道義的な説明不足の点もありますから、今からでも「著作者人格権」があることを伝えるのは遅くはないと思います。
今後、「著作権譲渡契約書」を結ぶ場合、契約条項の中にきちんと「著作者人格権」の存在を記載することも必要なことです。
また、契約書というのは、ただ印をもらうだけではなく、きちんと説明して合意を得てから両者が納得して契約書を交わすということが大切です。
とかく日本人は、契約事に対して苦手意識があったり、面倒くさく考えてしまったりしますが、後々困らないよう、お互いが信頼のきずなを深めるため必要な覚書なのです。
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「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)
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トラブルに巻き込まれた時のために、次の連絡先を自分の「お気に入り」に保存しておくとよいでしょう。
■警察庁:インターネット安全・安心相談
http://www.npa.go.jp/cybersafety/
http://www.npa.go.jp/cyber/
■各都道府県別相談(サイバー犯罪)
https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
■文部科学省
「24時間いじめ相談ダイヤル」 0570-0-78310
http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
■総務省電気通信消費者相談センター
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/madoguchi/tushin_madoguchi.html
■法務省 人権侵害の窓口
http://www.moj.go.jp/JINKEN/index_chousa.html
■インターネットの人権相談
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200808/3.html
相談できる内容:インターネット人権相談受付、みんなの人権110番など人権相談窓口があります。インターネットによる人権侵害のほか、様々な人権問題についても相談を受け付けています。
■インターネット人権相談受付窓口
パソコンからの相談はこちら / 携帯電話からの相談はこちら
■全国共通人権相談ダイヤル(みんなの人権110番)
電話:0570-003-110(ゼロゼロみんなのひゃくとおばん)
最寄りの法務局につながります。
■子どもの人権110番(フリーダイヤル)
電話:0120-007-110(ぜろぜろななのひゃくとおばん)
「いじめ」や虐待など子どもの人権問題に関する専用相談電話です。
■女性の人権ホットライン
電話:0570-070-810(ゼロナナゼロのハートライン)
女性の人権問題に関する専用相談電話です。
■内閣府
児童虐待、いじめ、ひきこもり、不登校についての相談窓口
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/map.html
■国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/
相談できる内容:消費生活全般に関する苦情や問い合わせ。高額請求、ネット詐欺など
■JADMA通販110番
http://www.jadma.org/DM110/index.html
相談できる内容:通信販売のトラブル全般
■違法・有害情報相談センター
http://www.ihaho.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法有害情報相談窓口
■迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
相談できる内容:迷惑メール全般
■セーフライン/一般社団法人セーファーインターネット協会
http://www.safe-line.jp/
■通報フォーム
https://www.safe-line.jp/report/
できる事:違法・有害情報を通報→場合によっては削除
■インターネット・ホットラインセンター http://www.internethotline.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法・有害情報の通報受付窓口
■一般財団法人インターネット協会 http://www.iajapan.org/hotline/dantai/1-039.html
相談できる内容:インターネットのルール&マナーに反すると思われること
■著作権情報センター/著作権相談室 http://www.cric.or.jp/counsel/index.html#soudan
相談できる内容:著作権全般
■web100
http://www.web110.com/
■googleからの情報の削除の通報フォーム
https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja
検索結果から削除してもらう場合の通報フォームです。 必ず削除されるとは限りませんし、元のサイトの情報はそのままです。 元サイトを削除されなければ、さらにコピー拡散もあります。
■Twitterの不適切画像の報告窓口 https://support.twitter.com/forms/cse
■「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)