ツイッターを戦略的に運用してみた【6週目】 ~ツイッターに支配されないようにする~
普段の業務でグロース領域に携わっているエンジニアがツイッターを戦略的に運用してみたらちゃんと成果が出るのか!?ということで、実際の数値を分析しつつ発信していきたいと思います。
このマガジンは、だいたい土曜日に更新予定です。
以下の記事の実践編(6週目)です。
以前の記事をお読みになってない方は、そちらを先に読むと、より楽しく読めると思います。以下は、1週目の記事です。
1. 先週の振り返り
先週は、フォロワー増加数が目標を達成できなかったところから、増えなかった原因と仮説立てを行っていきました。
行った分析は、いつも通り日別の数値から、フォロワー増加数とそれぞれの相関関係を見ていき、フォロワー増加が多かった日の情報から、延びるためにはどうしたら良いかという仮説を立てました。その仮説が以下の通りです。
「有益なツイート」をしている人だと判断されると、自然とフォロワー増加数は増えていく
そのほかには、Youtube Liveに挑戦しましたが、上手くいかなかった報告も行いました。
先週の記事はこちらです。
2. 今週の振り返りとルール決め
2.1 総評
今週もKPIの数値目標と合わせて、
今週の数値の実績と施策に対する効果を見ていきます。
数値の管理表に実績を入れたものを見ていきます。
■ フォロワー増加数
前週:120人(合計:605人)
今週:75人(合計:680人)
45人 DOWN
数値目標が150人だったのに対し、75人分足りなかった。
■ 平均インプレッション数
前週:911回
今週:1057回
146回 DOWN
数値目標が1500回だったのに対し、443回足りなかった。
■ 平均エンゲージメント率
前週:2.3%
今週:2.1%
0.2% DOWN
数値目標1.8%に対して、0.3%上振れた。
となりました。
総評としては、「フォロワー増加数が圧倒的に伸び悩んだ」という感じでしょうか。もしこれが実務であるならば、目標達成できなかった原因と今後達成していくための方向性について、緊急会議が行われるレベルですね。
フォロワー増加数75人ということは、目標達成率50%となります。
非常に大きなテコ入れが必要になりますね。
ということで、私も何かしらのテコ入れが必要だろうということで、色々と考えました。
「運用のあるべき姿」というのを考える必要はあると感じたのでそちらの話からしていこうと思います。
今回、2日間連続でフォロワー増加数が全然伸びない日がありました。
初めて、日別でマイナスの数値を出してしまいました。
それも2日続けて。
これ想像以上にしんどくて、どうにかしようと思いつく限りのことをしましたが、結局結果に繋がることはありませんでした。
2日間、ツイッターで頭がいっぱいで、実務の方にも影響が出ている感じでした。ツイッターを開く回数が増えたり、どんなツイートをするか考えたりです。
余裕のなさというのは、人に伝染してしまいます。そして余裕の無いひとの周りに人は集まりません。この2日間もその余裕のなさが出てしまったいたように感じます。
実務に影響が出るというのは、「攻め」としてツイッターの運用を行っており「守り」として本業に従事するという今のスタイルの中で、あってはならないことです。ストレスも多くメンタルを壊してしまう危険性もあるなと感じました。
その改善のために、このマガジンとツイッターへのスタイルを少し変えていくことにしました。
2.2 ツイッタールールの変更
今回変更する内容は以下の通りです。
■ 週の半ばで新しいことにチャレンジしない
→ 途中数値が伸びなかったとしても、週の半ばで新しく施策を考えて改善するというPDCAを回すのを辞めます。
1週間は決めたことをしっかりと遂行することだけを考え、結果を見て分析、改善を考えるのをこのマガジンを書く週1回に限定します。
こうすることで、自分の生活の中のツイッター支配率の低下を狙い、ただツイートの内容を考えることにだけ集中することができます。
何か、アイデアが浮かんだり、改善案が浮かんだりしたら、メモを残しておき、そのメモの内容を週1回のこの時間で精査するようにします。
より一層このマガジンを役に立てることができ、ストレスも相当抑えることができると考えています。
■ ツイート数を1日5回までにする
→ 施策の実施の範囲の中で、より数値を高めようとしてしまうことを懸念し、1日のツイート数上限を決めることで、自分の生活の中のツイッター支配率の低下を狙うと同時に、ツイートの質を高める効果を狙います。
リプライや引用RTへの返信、記事ツイートなどは除きます。自分する引用RTは、5回の中に含めます。自ら他人のツイートにリプライをしにいったツイートもこの5回の中に含めます。
この2つを新たにルールとして設けることにしました。
正直、生活の中のツイッター支配率が高くなりすぎて、メンタルまでそれによって上下してしまうというのはやりすぎです。
この2つで、より楽しくより充実したツイッターライフを取り戻すことにします。
2.3 数値目標の修正
今回、目標達成率が50%になってしまったことを受け、意味の無い数字を追っていても仕方ないので、数値目標を現実に沿ったものに修正します。
修正後の数値目標は以下の通りです。
まず、大きく修正するのが、「平均インプレッション数」です。
日に最大5回のツイートというルールをつけたことで、この平均インプレッション数の読み方も以下のように修正します。
・5回のツイートのうち「引用RT以外」の平均インプレッション数
これは、以前から感じていたことなのですが、引用RTによってインプレッション数がぶれてしまうことで、この数値を追っている意味があまりありませんでした。
本来この平均インプレッション数を追うことの目的は、「自分がどれだけの数字を持っているかを測る」ことです。
この本来の目的に合わせる狙いから、引用RTをこの中に含めないことにしました。週で最大35ツイートなら、抽出して分析することもできると思います。
次にフォロワー増加数ですが、日のフォロワー増加数*7で計算するようにしました。
ツイッターの支配率低下のことを含め、最初は甘めに設定することにしました。楽しくツイッターをできないのであれば、やっている意味がありませんからね。
平均エンゲージメント率ですが、これも5回のツイートの中から、引用RTを除けた数値を追うことにします。一旦様子として、2%を設定しています。引用RTが外れるということは、こちらの数値は上がるはずなので、来週の結果を見て、再度調整するかもしれません。
2.4 各種グラフ
3. 施策の決定
先週までの施策は結論上手くいっていなかったという結果を受け止めます。毎回同じような施策となっていて、あまり意味の無い惰性のような施策となっていたので、一旦リセットして考えます。
この1週間、色々考えて、こうしようと考えた施策を共有します。
来週のフィードバックで、結果を確認して、ツイートの形式も含めて、ここで考えることになると思います。
■ ツイッタープロフィールの修正
ユーザーのプロフィールクリックから、フォローを獲得するために、ツイッタープロフィールの最適化を行いました。
これ自体はもうやってしまいましたが、一旦今週の施策として記載します。
よくなかったかどうかのテストが難しいですが、定期的にアップデートしていきます。
■ ツイートの型を用意する
自分で発信するツイートには、ツイートの型を設けることにします。
これにより、ツイートターゲットを明確化し、ブランディング効果を生み出します。また、タイトルをつけることで、何のツイートでどんな効果の分析が出来るようにします。
型は以下のツイートのようなものです。
今後も継続して改善していきますが、この型でスタートしようと思います。
■ 朝と夜の2回、「いいね」する
以前、いいね数を増やしていくという施策を出していましたが、ツイッター支配率低下の観点から、ユーザープロフィール数狙いの「いいね」は、出勤の時間と退勤の時間の2回にすることにします。
それ以外の時間は、自分のフォロワーさんや、フォローしている人でいいツイートを見つけたらいいねしたりと、特に何かを決めずに進めてみようと思います。
■ 最低3回のツイート
日に5回までというルールは決めましたが、ツイートをしなくなったら意味がないので、1日最低3回ツイートは必ず行うようにします。
■ ツイートの質向上(ターゲットの明確化)
ツイートの回数を減らすということで、1回1回がとても大切になってきます。ツイートのターゲットを明確化し、自分がそのユーザーであれば、どんなことを思うのかということを想像しながら内容を考えることで、質向上を狙います。
以上、この4つの施策で来週1週間進めていこうと思います。
週の半ばで、これ以外の改善はしないというルールを作ったので、何か思うところがあれば、メモなどを残して次週検討するようにします。
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