リモートワークの可能性
訪問ありがとうございます。Webエンジニアの桝谷です。
最近は、コロナウイルスの影響で、リモートワークを導入して対応しようとする企業が増えており、話題になっています。
私の職場はフルフレックス&リモートワーク可ということで、時と場合によりますが、現在は、だいたい週に3日程度出社しながら働いています。
今の会社に転職してから4ヶ月になりますが、実際に在宅で働いてみた感想と、可能性について考えたいと思います。
在宅で働いてみて
今の会社に転職するとき、リモートワークを取り入れていることを一定の軸として活動しました。
一度はどんなものか体験したかったということもありますし、引きこもり体質なので、家で働けたら幸せだろうと考えたからです。
しかし、実際働き始めて、2ヶ月くらいは、家で仕事はしませんでした。
ダメと言われたとかそういうことではなく、その職場のサービスや業務内容を理解するのに、Slack等のテキストでは、厳しいと判断したためです。
家で仕事するには、家で仕事しても会社でも仕事してもパフォーマンスに差がないことが前提条件にあると思います。
生産性をあげるためのリモートワークの手段を目的化したことで、効率が下がったら、会社で仕事した方が良いと判断するのは当然ですね。
2ヶ月経ったころ、開発タスク実施中にわからないことがあっても、テキストで聞けるレベルになってきたので、段々と家で開発をするという機会も増えていきました。
結論から言うと、リモートワークはとても効率が良いです。出社するための様々な準備、通勤時間は想像よりもかなり効率が悪かったんだなと実感します。
10時から仕事をし始めるのなら、出社するなら大体8時すぎくらいには起きないとと言う感じでしたが、リモートワークだと、10時に起きても間に合うわけですからね。
とは言え、メリットばかりでもないなとも感じました。
外部の開発要因の方と会ったのは過去1、2度でずっとリモートでやりとりしていて、開発を進めていたのですが、やはりテキストや音声だけだと伝え辛いニュアンスや、聞ける内容というのが狭まるなどの不都合が出てくるわけです。
作業進捗が悪くなり始めたところで、実際に会ってミーティングする機会を設けました。
すると、数時間のミーティングで、今まで解決できなかった問題や、進捗が悪かった原因、今後の方針などがサクサク解決することができたのです。
この経験から、将来的に、出社することがなくなって、全てリモートになるということはあり得ないなと感じました。
また、今回コロナウイルスの影響で、週1日程度の出社になってしまったのですが、家に居すぎると、堕落してしまうのが怖いですし、メリハリがつかなくなっていしまうと感じました。
その結果、元々はフルリモートを希望していた私ですが、今では、週の半分程度は出社したいなと現在は感じています。
リモートワークの可能性と今後
リモートワークは、まだまだ導入が進んでいない制度ではありますが、今回の影響で、リモートワークを無理やりにでも適応し、実績が生まれる企業も多く出てきたのではないかと思います。
実績ができると、現実的にリモートワークを取り入れることができるようになる企業も多く存在し、今後その流れが加速してくるのだと感じています。
リモートワークの善悪よりも、わざわざ同じパフォーマンスを出せるのに強制的に出社をすることが合理的ではないというのが本質です。
フルリモートなどの極端な例だと違う問題も出てくるかもしれませんが、フレックス制や、リモートワーク制度など、柔軟な働き方ができる選択肢がある状況に関して言えばほぼデメリットは存在しないのではないかと私は思います。
時間効率も圧倒的に良いですし、どこにいても働けるというのはとても意味があることです。海外の人と一緒に働いたり、地方の人と一緒に働いたすることができるのは、人材獲得の面でも大きなメリットになります。
メリットとデメリットを良く考え、適切に導入して行けばいいことがばかりなので、今後はもっと制度自体も洗練されていき、社会的に推奨されていくというのは間違い無いかなと思います。
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