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デザインシステム知見まとめ

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デザインシステムの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio.com/r/1/c/note/pa…
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2024年5月の記事一覧

UIコンポーネントの命名で激論になった話 -デザインシステム構築奮闘記⑦-

こんにちは!atama plusでエンジニア/DevRelをしている @ikasumi_wt です。 退職する前にお前の持っているデザインシステムネタを投稿しろ!!!という @n_m_ta の圧を受けて書いています。(※険悪な感じで書けと言われているわけじゃありません。念の為。) もともとこのネタは書かないとね!とは言っていたものの、コロナ禍でバタバタしたりと投稿する時期を逃してずるずると4年ぐらい経ってしまいました。ようやく筆を執っています。 いざ文字にしてみると本当に

デザインファイルにおける命名規則を策定した話【Figma】

こんにちは、ほぼフルタイムのフリーランスとして株式会社mikanでデザイナーをしています、三上蒼太(@sota_mikami)です。 英語アプリmikanは、もうすぐ10歳になる長寿アプリです。アプリ自体はシンプルさを保ち続けていますが、多くの実験が積み重ねられてきた歴史があります。 ただその歴史ゆえに古い画面のデザインデータが一部なかったり、設計意図や当時の背景がわからず評価の難しい画面があったりと、デザインデータと意図を管理するための標準化が一つの重要な課題となっていま

デザイン原則をデザインプロセスの中でどのように活用していくか? - スマートバンクの事例 -

おはようございます!こんにちは!こんばんは! 家計簿プリカB/43を運営している株式会社スマートバンクのプロダクトデザイナーputchomです。 先日、NewsPicksを運営しているUzabaseさんにお誘いいただき、『視点邂逅 #1 -プロダクトチームで活躍するデザイナーとは』というイベントで「スマートバンクのプロダクトデザイン」についてお話させていただきました。 今回は、改めて上記のイベントでお話した内容を振り返りながら、「スマートバンクのプロダクトデザイン」につい

レバテック デザインシステム『VoLT』を構築した背景と初速の重要性

レバテックでプロダクトデザイン責任者をしている山本です。 現在、レバテックでは鋭意デザインシステムを構築中なんですが、実はレバテックのデザインシステム『VoLT』 を社外公開しました。そこで、構築した経緯や意思決定、進め方についてお話します。 レバテックにどんな問題があったか数年前からUIライブラリは存在していた レバテックは2021年にSketchからFigmaにデザインツールを移行したが、移行前から「Levtech-Components」と呼ばれる、レバテック内のす

インタラクションを"感覚"から"言語"へ - インタラクションデザインシステム - 前編

こんにちはー!アクセンチュア ソングでインタラクションデザインのリードをしている佐々木です。 先日、アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京にてFigma Japanさんの2周年記念イベントが開催されました。 改めまして、Figma Japanさん、2周年おめでとうございます! イベントのセッションでは、「インタラクションを”感覚”から”言語”へ」と言うテーマで、私たちアクセンチュア ソングのインタラクションデザイナーが開発した”atom Interaction”というシ

デザインシステムのコンポーネントの用途ドキュメントを書きました

株式会社HRBrainでプロダクトデザイナーをやっている打田です。 弊社では社内向けデザインシステムをFigma、実装ともに開発・利用しているのですが、今回そのデザインシステムを改めてドキュメント化した記録を残そうと思います。 ⛰️背景元々は新しいメンバーがジョインして、新たにデザインシステムの使い方の明文化が必要になったからです。 弊社ではチーム全体で利用するデザインシステムが存在するのですが、これまでは各デザイナーで「まぁこのコンポーネントはこう使うでしょ」という暗黙の

30年経っても使えるcomponent設計をする。プロダクトデザイナーよったけのインタビュー

こんにちは。カラーミーショップ、プロダクトデザイナーのよったけです。 最近はマインクラフトとLeague of Legendsを遊んでいます。楽しいです! 現在メインで関わっている業務として、ショップのカート周りの体験の改善と、新しい管理画面のデザインの実装やコンポーネントの更新等を行っています。主にUXエンジニアリングのスキルを駆使することが多く、デザインしたインターフェースの運用について問題がないレベルに仕上げています。 ペパボのプロダクトデザイナーはユーザーインターフ