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ぼっち在宅介護 わかった!水分摂れない一つの理由

介護探偵シリーズです。

写真の父、しんどいのではなく、久々に爆寝中です!頭も平たく眠れています。

最近、高枕が復活してこまっていました。
首の緊張感が半端なく…
どんどん、首の前が押しつぶされていました…

はぁぁぁぁぁ。
あんなに平たく眠れていたのに…

数日前から、以前使っていた高い枕とかが出現していて、ちょっと苦しそうでした。


今日、訪問看護で鼻から吸引をしようとすると…首が平たくなりません…

平たくならないと…吸引のチューブが奥の方まで入りにくくなり、奥の方に溜まっている痰が吸えません。
長く放置すると、肺炎になる可能性が高くなります。

吸引のチューブ、太と細がある
細でも嫌がります


で、
ただでさえ、チューブが鼻から入ること、チューブで喉をつかれるが嫌な行為で…
喉を越えて、食道までいかねばならぬのに、首が前に倒れていると、何度も喉を突かれかねない…となりますと、吸引自体を嫌がる…
と言うことになりそう。。。

焦って…
首の後ろを揉んで緊張をほぐしますが、首は倒れません。。。

気を取り直し、首の前を触ってみましたら冷たいし、キンキンに硬直していました。
こりゃ、後ろに倒れるはずがない!

リンパのゴミ箱である鎖骨や胸部をさすって、首の前にタオルを当てて、前の筋肉をほぐすと、スーンッて首が後ろに倒れてきました。
ものの1分くらいのことです。


なんだ!こりゃ!
前かー!前だったのかー!

前に縮みたくなる高齢者の身体…
エアコンの噴き出し口の位置とか、水分摂取が間に合わなくなるとか、身体の痛みや辛さから、さらに前に前に縮んでいこうとするみたいです。

水分が摂りたくなくなるのは、首が前に倒れて喉が詰まってしまうから。
水分を摂らないと、口内が粘つく…
口内が粘つくと飲み込みづらいので、食べない飲まない…

と言う負のサイクルになるみたいです。

朝から、
「飲まないと嫌な夢見たり、しんどい気分に引っ張られるよー」

と、無理くり水分を摂らせていました…

なんだ…首の前をほぐせばよかったのかよ…

ま、わかっただけよかったなぁ…


最近、体温がこもらないように、上半身をはだけ気味に管理していたのもあり、喉の筋肉も冷えていたようです。

「タオルまこうか?」

と聞くと、軽くうなづきました。

軽くふわっと首にタオルをかけてあげました。
ちょっと首元が寒かったみたいです。

2日前
今日

柔らかい枕一個で、だらんと力を抜いて眠れるようになりました。

ほぉぉぉ〜


エアコンの向きとか、暑さとか、いろいろ条件はありますが…
ここまで暑さが続くと、ポイントポイントで対処していくしかないのかなあ…と思われます。

食べれない飲めない、老いる朽ちるはいいとして。

心臓がなかなか止まらない、父のキャラクターを考えますと、どこのパーツが長生きするのがええのかと言うと、脳なんかなぁ…と。
だから、水分摂取がまず優先かなぁ…

なんて思います。


いやいや、人間は、渇いてくると、前に縮んでいくんでしょうね。伸ばさないとですねー。
関節の曲がる側は冷えやすいんでしょうね。

わたしも、胸を開いて、首を後ろに伸ばそうと思います。
しっかりと水分が摂りやすい姿勢、サイクルを心がけて。

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