ぼっち在宅介護 認知症対策ローズマリーな私を使った人体実験の話
私は、父の介護は人体実験と考えています。
要介護5という晩年の中で、どう好きに生きれるか?どこまで自由にやれるか?というのを確かめたい!その想いを止められません。
私、介護探偵なんで、何か?(笑)
で、母はまだら認知症になりました。
血管性認知症です。忘れ物外来・脳神経外科にかかったときには、画像を撮ると脳梗塞を起こしていた部分が壊死していて、その部分が「我慢する」「集中力」などの部分だったらしく、
いろんなことを堪えることが苦手になっていると言われました。
でも、今から考えると、
脳梗塞で部分壊死したことから、考えたくないことは考えんとこ!っと考えることを諦めて…認知力の低下を併発させていたと思うのです。
例えば…
スマホの充電機と思って一緒にかばんに入れていたコードは、電気毛布のコードだったし。
「最近、お茶がしょっぱい」という父に言われて、急須のなかを見たらワカメスープが入ってたり。
親族のお葬式に行く際、親戚が迎えにきたらまだ下着姿やったらしく…「服を着よう」と声をかけるとブラウスに足を通そうとしたらしいとか。
足の運動といいながら、ご近所の敷地に入ってお花をとってきたり。(分けていただくこともあったらしいけど…)
お金のATM出金も煩わしくなり、人任せ。出金金額と通帳残高、財布の中身を確認することもしないようになっていました。
一番、ひぇーっ!って思ったのは、
両足のスネに大きな水膨れができていて「包帯巻いて〜」と言われた時。ストーブに近づきすぎてヤケドをしていたのに気付かず、何年も「毎年冬になると皮膚炎ができるのよー」っと言っていたことでした…(慌てて病院へつれていきましたよ…)
その点、父は動けなくはなりましたけど…
「食事は薬」とおやつよりも米食事は諦めないし。
あんなに好きだったタバコも嚥下が難しくなってからしれっと辞めたし。
お金やお財布の話をしてもしっかり考えて回答をしてくれますし。私が預かっている事も不安ではないらしいです。
オムツや介助といったことも、本来、気分は良くないけれど…この状態で生きていく上で必要不可欠なことと受け入れることができています。
でも、元の性格を考えると真逆な感じがします。
父は勝手もん。自分の考えは曲げない人でした。意に沿わないことには一切協力はしない人でした。仕事、趣味人間。町内や子に関することも、かなり非協力的で任せっぱなしな人でした。でもまぁ、卑怯な感じではないので、お金一切は母にまかせていて、母の良心で解決できるならそこはお任せ、「好きにしろ」ととりあげてしまうことはありませんでした。
母は、明るくて人とコミュニケーションを取るのが上手でした。趣味の編み物で教室もしていて、外に出ていくことも大好きでした。頭の回転も早く、良くも悪くも得することが好きでした。金銭的にもそうだし、時間とかもそう。車でも、近道とか抜け道が大好きでした。ちょっとズルするところありましたね。元教師だったからわからないのが嫌なのか、私の勉強を見る時は隠れて教科書の解答本を隠れて見ながらやっていました(笑)
父が協力してくれない生活部分を彼女の明るさと賢さとちょっとのズルさでなんとか切り盛りしていたように思います。柔軟性はダントツ母にありました。
隠と陽、ネガティブとポジティブ
得意分野でそれぞれ出方は違いましたけど…
コミュニケーションの分野では、父の方が隠キャだし、母の方が陽キャでした。
でもねぇ…
生命体としては、どうかというと…
真逆のような気がするんです。
父は、勝手もん。苦手な所でのコミュニケーションはできるだけとりたくない。けど、それは、自分の気持ちに正直に負荷をかけすぎずに生きたい。
母は、人がすること持ってるモノは当たり前に持たねばならない。好き嫌いの前にやらねば。
人付き合いも大事だし、人からどう見えるかはもっと大事。ちょっとくらい大変でもちゃんとしてなくちゃ!負荷なんか気にしてられない!
みたいな。
もともとの自分への負荷の掛け方が、
脳が前向きに生きるために
思考を前進させ続けるか?
思考を停止しはじめるか?
の境にあるのではないのかなぁ…
と、医療、心理、福祉介護の素人の私は考えたりしています。(偉そうにスミマセン)
で、ま、とはいえ、
周りの目を気にするとか
周りに気遣いできすぎちゃうとか
そんなにはパッと意識を変えられるか?というと難しいですし。
母は、、、どうも遺伝的な要素があったようなんです。母方の親族から晩年にそんな話やら、医療的検査の話を聞かされて、憤慨していましたので。
もうそんなん、いろいろあるし難しいですわ。
で、ですね…
(前述、長いなぁ…スミマセン)
認知症の予防、対策に、ローズマリーがいいという話はよく聞きますけれど…
なんとなくふわっとした話に感じますが、実は東京工科大学の偉い先生がちゃんと研究発表されていることのようでして…
ローズマリーに含まれるカルノシン酸という成分が、アルツハイマー病の原因となる蛋白質の異常蓄積を抑制することを発見されたそうでして…2016年くらいのお話らしいです。
でも、まぁ、環境要素とか、本来の性格とか、
食や香りの好みもあるし、、、
一概にローズマリーを摂取しっぱなしで効果があるかというと、そうではないと思います。
が、ま、そんな話があるならば!
ローズマリーに夢中になってみようかしら実験をしてみようかと思うのです。
無理が祟れば、脳も体も心も壊れるし。
無理を辞めたら、少し回復する。
ちょっと頑張ると
ちょっと楽すると
その辺りをぶらんぶらん、あっちに揺れてこっちに揺れて、小さめな負荷に立ち向かっていく陰陽のバランスが肝なんかなぁと思ったりしています。(あくまで素人談)
で、ローズマリー実験なんですが、、、
(主題までが遠い…)
ウチには素人には広すぎる畑がありまして、管理しなければなりません。父が生きている間は。
で、耕作放棄地の真ん中にあるため、イノシシに荒らされ放題であります。
何か植える
↓
イノシシに荒らされる
↓
片付ける
↓
イノシシに荒らされる
↓
片付ける
↓
イノシシに…
もういいって!
という連続。
人様に借りていただいたりもしましたが、長続きはせず…
いよいよ、テメイがするしかなくなりました。で、イノシシが嫌がるハーブやローズマリーを植えて、それでも荒らされたんで…
とうとう電柵をしました。
で、やっと試験場の最低条件ができました。
まだまともに使えてないので、何を植えたらいいのかわからないので、畑いっぱいにローズマリーとかトウガラシなどスパイスやハーブを植えてみようと思います。
(イノシシが嫌がりそうなもの)
ローズマリーのカルノシン酸は、摂取するといいので、ハーブティやハーブ料理に使うのがいいらしいのですが、香りも効果があるとかないとかいう説もあるらしいのです。
ローズマリーの香りを嗅ぎながら、畑仕事に精を出すのは、もしかしたらのもしかしたら、ほどよーく負荷をかけながら前向きに生きていくのにいいんじゃないかしら?(Drop in 説)
とか思ったりしております。
目的を持たずに、畑を管理するほどストレスなものはないですし。
目的をガチガチに持って、到達できるかできないか?というのもまたストレス。
あまりお金をかけずに、健康増進のために、自然派ジムな感じで、ゆるーく目的を持ってみるってのをやってみようかなぁという…
ローズマリーと私を使った人体実験がはじまったというお話でした。
あ、追記
昨日、また何株か植えました!の報告です。
長うなりまして、スミマセンでした。