<< 私が読むのは 'Saul Bellow Collected Stories' a Penguin Paperback です。しかし、その全文が 'New Yorker' 紙のサイトに無償公開されています(2023年1月7日現在 >>
1. 少年時代のウディは父と一緒にシカゴの路面電車に乗っています。
主人公の Woody は60歳。父の葬儀を終えた後最初の日曜日、床からでた彼はコーヒーをすすりながら、Chicago の街、雪の中を走る路面電車の席に座っていた少年時の自分を思い出すことから、このストーリーは展開を始めます。時は1930年代。多くの人々にとって、食っていくのに必死の時代です。(余談ながら、1940 年に出版された Richard Wright の小説「Native Son」は同じ時代、同じシカゴの街の黒人の男、Bigger Thomas の物語です。)
2. 父に無理やり引き込まれた悪事の実行の現場へ到着。その寸前、そして実行時の息子 Woody の心情
二人が乗っている路面電車はまもなく目的の駅に到着します。そこから始まる二人の共同作業(詐欺行為)の場面に先立って Woody の「人なり」が見事に描き出されます。
3. Study Notes の無償公開
以下に短編 "A Silver Dish" 、当該 Penguin paperback の Pages 12 - 23 に対応する Study Notes を公開します。Word のソフトを使用し、A-4 用紙を二つ折りにしてなる冊子の形式で作成されています。