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#1「あえて数字からおりる働き方」を読んでみた

尾原和啓さんの著書「あえて数字からおりる働き方」について書評含めてアウトプットレビューさせて頂きます。

名刺や肩書がなくても食べていく
変化の時代にゆるがない武器を手にいれる

このサブタイトルにやられて購入しました。実は前から気になっている書籍だったのですが、キングコングの西野さんとの対談YouTubeを見て、尾原さんの話されている内容がとてもビンビンに響いたので読んでみました。

スマホで誰もが何でも検索ができて、学校に行かなくても超高速で学べる時代において「知識がある人」「役に立つ人」の価値は自ずとなくなり、誰かにとって「意味がある人」が必要とされるようになってきた。

そして、場所を選ばずにどこにいても、誰とでも繋がれる時代において、依存先を一つにしておくことはリスクになってきている。

自分が身を置く場所を増やして、様々な環境下で学び続けることは、自分の狭まっている視野であったり価値観を成長させることにも繋がっていく。

そして、いま所有している自分の「肩書き」や「スキル」は、いずれは役に立たなくなっていく。より「人としての中身」が重要視される時代になってきたということだ。

最近よく言われている「VUCAの時代」という大きな変化の時代においては、とにかくスピードそのものが命になっていくので
何かを決めようとする時に、「果たして誰が信用できるのか?」と、その都度、人や方法を疑うことは最も時間を奪われるし、機会損失になってしまう。

人や方法を疑うことが、無駄なコストになっている。極論、疑っているような時間はないので即決しろということですね。

このすぐに即決する為には、ノールックパスが出せるような相手と付き合うことが大事。
つまり相手を見ることなく、確認すらせずにパスができるような、信頼しあえる人間関係があれば、何をしても低コストでスピーディーに動き出せる。

常に目指すゴールが変わる時代においては、このスピード感は欠かせない。

そして、挑戦する中での失敗こそが必要であり、失敗を恐れずに挑戦して、失敗したらそのデータを検証して、壁にぶつかる度に柔軟にやり方を変え続けていく。この繰り返しが成功を掴む上でも大事になってくる。

多様化が叫ばれる時代において、チャレンジしないこと自体がもったいないということですね。

多様な自分を構築していく上でも、地域ボランティアでも、オンラインサロンでも
自分自身をアップデートしてくれる環境に積極的に参加して、色んな物差しに触れていく事が、自分の人生そのものを豊かにしてくれると感じました。

細かく書きすぎるとネタバレしちゃうし、長くなるのでレビューはこの辺りにしておきますが、この書籍では、SNSの活用方法や関わり方、社会的交流の大切さ、GIVEの好循環、仕事人生の楽しみ方、新時代を生きる上での知恵などが凝縮された本です。

「まずあなたが、誰かにとっての何者かになることかはじめよう」というメッセージの通り、自分が誰かにとっての何者かになれるように、日々精進していきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。





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