IKKO 人生十転び八起き。ケ・セラ・セラ (IKKO)
(注:本稿は、2023年に初投稿したものの再録です。)
いつも聴いている笑福亭鶴瓶さん、上柳昌彦さんのpodcast番組にIKKOさんがゲストで出演されて紹介していた本です。
IKKOさんの半生、そしてその中で培われてきたIKKOさんならではの考え方などに惹かれるものがあって手に取ってみました。
とても興味深いエピソードが満載ですが、それらのうちから印象に残ったところをいくつか書き留めておきます。
まずは、IKKOさんが40歳代、タレントとしての人気が急上昇していたころの気づきです。
IKKOさんは、周りからチヤホヤされていても何か心に不安を感じていたといいます。
「自分の肘が人に当たっていても気づかない」、IKKOさんらしい表現だと思います。
IKKOさんは、折あるごとに何度も自分自身を振り返り、その度に自分を律してきたようです。
これもよく言われることですが、大切な姿勢ですね。
さて、本書を読み通しての感想です。
決して “順風満帆” とは言い難いIKKOさんの半生ですが、持ち前の “負けじ魂” を人一倍の努力に変えて、自らの力で成功への道を切り拓いて来られたようです。
紹介されているアドバイスは特に目新しいことを説いているわけではありませんが、そのひとつひとつにIKKOさんの “真摯な生きる姿勢” がこめられているように感じました。
IKKOさんの “素直で前向きな人柄” がにじみ出ている著作ですね。