東京の教科書 (JTBパブリッシング)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
「東京」を多角的な切り口から解説したビジュアル本です。
“教科書” とあるように、国語・算数・理科・社会・・・、といった各科目ごとに「章」立てし、豊富な図版や資料を駆使してテンポよく解説していきます。
期待どおり様々なジャンルの蘊蓄の集まりでどの項も興味深かったのですが、私としては、やはり今の住まいのあたりの話題が気になりましたね。
まずは、「理科(地球史)」の “立川断層”。
事程左様に、国と都では場所以外でも活断層の種類・地震の周期等、見解が異なっているようですが、ともかく私はまさに “そのあたり” に住んでいるので気にならないわけにはいきません。
かといって、転居するわけにもいかないのですが・・・。
そして、もう一点は「社会(地理)」の “国分寺崖線”。
この “国分寺崖線” もご近所さんなのですが、こちらの場合は、紹介ページのタイトルが “水が湧き出る緑の台地 その源となっている国分寺崖線の魅力” “美観を生む崖の連なり” とあるように、読んでいても晴れやか気持ちになりますね。
ちなみに、立川断層は地殻変動、立川崖線は国分寺崖線と同様に河川(多摩川)の浸食によるもの、たまたま同じエリアの似たようなネタですが、出自は別物です。