千本ノック
いつの間やら
千本ノックになっていた
これは野球の話しではない
note をつぶやきも含めて千回投稿していたのである
自分でも驚いた
ただそれだけのこと
この二年の間にこんなことをしていたと
母がいた時からスマホとにらめっこ
「いつもスマホばかりを見ている」と怒られた
違うのよ、違うのよ
でも母もさみしかったのね
今はそう思う
わたしの創作活動は(そんなこと言うのはおこがましいが)スマホだから
気づいたら、スマホが相棒
千本ノックならぬ
千記事も書いていた
そう言えば昔々、父から
「お前は何がやりたいのか」と聞かれたことがある
「詩を書きたい」と答えると
「百編書いたら持ってこい」
と言われた
あの頃のわたしには百編はきつくて
挫折した
書くことを生業にしたい…
それはずっと心に秘めていた
結婚してから数年間地元の文章サークルでエッセイのようなものを書く
でもかなしいかな、夫との心のすれ違いから書く気力を奪われる
書くことはまたいつか…
ちょっと距離を置く
ある時からは細々と五年日記を書き続け
それだけが書くことにつながっていた
糸渡りのように
先なんてどうなるか分からない
今はまだまだ発展途上中
書きたいことを書いてゆこう
ただ淡々と
生きる証に
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