触らずにはいられない
毎日の自主稽古は続いている
少しずつ帛紗の捌き方にも慣れて来る
夜寝る前に必ずYouTubeを見ながら稽古をする
キチンと折り目の付いた母の帛紗は使い込まれてシミもある
愛着を感じてる
母の心に触れている
どうしてこの帛紗だけが手元にあるのだろうか
お茶には縁がなかったのに
母の残した置きみあげ
この帛紗に触れていると気持ちは落ち着いて、安心感が湧いてくる
わたしの精神安定剤
帛紗に触らないと一日が終わらない
うれしいのか、かなしいのか
わたしは中毒患者のように
毎日毎日稽古を重ねてる
帛紗を触らない日など考えられぬ
自分のことなのに
自覚なく進んでゆく
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