もうすぐやって来る

本当はもういつ産まれてもいい
ただパパとママはお正月は少しのんびりしたいらしい

私はパパ方のおばあちゃんだから
ほとんど手も口も挟まない
それは楽でいいけれど
本音を言えば
ちょっとさみしいな

息子が二人だとそんなものだと思っているけど

だいたいはそれでいい
何かあったら手伝うよ
それだけ言っている

一月の一番寒い時期に自分も産まれたから
息子たちは暖かい時期にと思っていた
そして暖かい頃生まれてきた

そうしたら孫は一月生まれになる
そして女の子

母は曾祖母ひいばあちゃんにならないうちに彼の世に還って行く

子供が好きな母は
多分逢えたら喜んだに違いない

彼方の世界ではもう会っているのか

母の魂かもしれないと言われても
母は彼方の世界から降りることはしないと思う

だってまだこっちの世界にいる時に「もう生まれ変わりたくはない、降りて来たくはない」と言っていたから

おやさまの話しを聴いて彼の世はいいところと刷り込まれている

まだまだるんるんしているに決まってる

話しが出来るようになったら聞いてみよう
「彼方の世界で曾祖母ひいばあちゃんと会ってきたの」と