満ちてゆく

ある時急に、この曲のことが気になり出して仕方がなくなる

私もついに藤井風マジックにハマったらしい

この人の人生観（死生観）にやられたようだ
いつまでも握らないで手放しなさい

軽くなって彼の世に還った母のことを思い出す

母のいない日々に
いや気がさし
私が甘ったれだったと気がつく

分かるよ
彼の世に還ることは
何にも持って還れないことくらい

魂は永遠で
いつかは一人で彼の世で逢えることも

いなくなってから大切さに気付く
みんなそんなものなのか

ただ今がさみしいだけ
このさみしさには慣れないし
守られて来た人がいなくなり
見えなくなってしまうことに我慢ならない

確かについさっきまで存在していたはずなのに
ずっとずっと側にいるはずなのに
受け入れられない私がいる

もう遠くに行ってしまったはずなのに
本当は直ぐ側に居てくれる

私もそろそろ…時が来たのだろうか

手放して
満ちてゆく
生き方を