noteを書き始めて44回目の記念日!世界一周旅を終えてからすべきこと。
毎月7日はのりまきのnote記念日!
本日2023年12月7日は、わたくしのりまきがnoteを書き始めてから44ヶ月経った記念日です。
この1ヶ月は、週に1回つぶやく程度の更新でした。
フォロワーさんはこの1ヶ月で、1214人から9人増えて、1223人になりました。
ありがとうございます。
ああ、再び、日本との時差もなく旅先ではなくのりまき記念日を迎えることになりました。
この1ヶ月の様子に関しては昨日のnoteに書いた通りです。
これとは別の、長旅から帰ってきて私がやった、しょうもないけれどやらねばならなかった事柄を挙げていこうと思います。
これから世界一周の旅に出る人にとって、珍しく参考になるかも知れません。
1.自宅での生活再開準備
持ち家(マンション)のローンを払いながら、そのまま残して長旅をするという、無駄の多いレアなタイプの旅人なので、旅の間はガスは止めて電気はブレーカーだけ落とした状態で、空き家にしていました。
時々人に来てもらって、空気の入れ替えをしてもらい、郵便物や旅先から送った宅急便を自宅に運んで保管してもらったり家の様子を見てもらっていたので、ガスを開栓すればすぐに生活できる状態ではありました。
ガス開栓の予約は段取り良く旅先からオンラインで申し込み、帰国したその日の晩には温かいお風呂に入れました。
しかし一方で、冷蔵庫は空にして電源を落としていたのですが、扉を閉めてしまっていたので、冷凍庫が恐ろしい状態になっておりました(カビ…)。
カビ取りに半日費やし綺麗にはしたものの、結局、祖母の家に置きっぱなしの使っていない冷蔵庫と交換するはめに。
私からの忠告ですが、長期間留守にする時、冷蔵庫は電源を落としたら、扉を開けたままにしておくべしです。
さもないと、扉の中が悪夢になります。
また、冬に旅立ち、緊急事態で3月に帰国していたので、部屋の状態としては気候的には帰国した11月と同じくらいだったので、布団や部屋着などは、そのままでOKでした。
でもすぐ寒くなる冬に備えて、衣替えも急いで対応。
結局、パタゴニア地方で着ていた防寒用の服ばかり着込んでいる毎日。ずっと着続けてあんなに飽きてうんざりしていた旅での服を、好んで進んでまだ着続けています。
それから、異国風のベランダはデッキブラシで掃除してピカピカにしました。
私の留守中にやって来ていたカナブンが3匹くらいベランダのタイルの隙間でお亡くなりになっており、水と共に流れていきました。合掌。
あとは、郵便局の転送届を解除したり、郵便物をチェックしたり色々とやりました。
ロボット掃除機ボルンバや風呂の湯沸かし、照明やエアコンなど、色んな物のリモコンでの操作をやめて、Wi-Fiに繋げて声やiPhoneのタイマーで操るスマートホーム化にしていたのですが、Wi-Fiを解約している今、それが裏目に出て、何も操れない状況です。Wi-Fiは、次に仕事を始めるまでは新たに導入しない予定。ノンスマートでいく方針。
ボルンバも言うことを聞いてくれないので、わざわざ近くまで行って、ボディーのスイッチを指で押して掃除機を動かしている始末。
寝室の7色に色が変わるはずの電気は、どうやってつけたらいいのか分からないまま、日々が過ぎていきます。寝室は寝るだけだから、照明は要らないという現時点での結論です。
停電することも考えたら、完全スマートホーム化には大きな落とし穴があります。検討の余地ありです。
まずは、使わなくなってどこかに片付けたエアコンのリモコンを探すことが、本格的な寒さが来るまでにしなければいけない最優先事項です。
2.役所でいろんな手続き
1年間を予定した海外旅だったので、住民票を抜いて旅に出ました。そのため、また転入届を出さねばいけません。
これにはなんと本籍の戸籍謄本が必要で、海外転出に伴いマイナンバーカードも使えなくなっていたので、戸籍謄本の取り寄せが厄介でした。それから年金とか健康保険とか諸々、区役所たらい回しの刑です。
ちなみに、転入届の「以前の住所欄」に、適当な外国の国名を書くよう言われて、迷った挙句最後の国の「メキシコ」って書いたら、旅立つ前に出した転出届の転出先が「インド」と書いてあると区役所の職員さんから指摘されて、なんだかちょっと恥ずかしかったです。
3.旅の荷物整理
前後しますが、実際にはまずは背負って帰ってきたバックパックの中のものを、片付けていくことから取り掛かりました。
洗濯機での洗濯。
念入り設定で洗えて幸せな気持ちになりました。
バックパックも風呂場でしっかり洗って、ポーチや巾着袋も布製品は全部洗ってベランダで天日干し。また前後しますが、最初は、物干し竿を綺麗に磨き上げるところから始めた潔癖人間な私です。
旅の後半は、何だか常に自分が臭い気がしていて、私の体臭が突然変異でえげつなくキツくなったのか、獣に近づいてきているのか、バックパックの中に獣の死体が紛れ込んでいるか、正解はどれだろうかと悩み続けていたのだけれど、犯人はユニクロのウルトラライトダウンから放たれる獣臭でした。
安いダウンジャケットは、臭いに当たり外れがあるから怖い。丁寧に洗ったもののまだ臭いし、もうこのダウンとはおさらばしようか悩み中。
また、旅先で荷物が増えてインド、スペイン、ペルーと3か所から小包を送っていたので、それの荷解きと片付けを。
インドで買った巨大ブレスレットや、買ったことをすっかり忘れていたカミーノの柄のマグカップがダンボール箱の中から出てきて喜びに浸りつつ、ペルーから送った大量のアルパカのキーホルダーなどを仕分けして、友達にお土産として渡す用にセットをしていきました。
箱に入っていたものの一つにペルーのクスコで、足のサイズを測ってもらってオーダーメイドで作ってもらったサイドゴアブーツがありましたが、日本で履いてみたら小さくて、すぐそこのコンビニに行くだけで靴擦れができてしまったのが、唯一ショックな出来事。
いやそれだけではなく、以前よく履いていたコンバースすら靴擦れができて、皮がめくれて血が出てしまった。
旅でずっと履き続けていた登山靴かTEVAかHOKAのサンダルしか合わない足に、どうやら変形した模様。
時間をかけて足の形を戻さなければ。戻るのかは疑問だけど、靴擦れが辛いのでしばらくはHOKAで継続。
(靴はKEENのサンダルに似ているものの、KEENよりも軽くて歩きやすくて、足が全く疲れないHOKAに軍配あり。完全に乗り換えました。↓)
4.食料の買い出し
賞味期限切れしたものを処分して、空っぽになった冷蔵庫に入れるべく、色々と買い物を。スーパーにて、日本の物価高をもろに感じました。
おこめ券に感謝です。
しかし日本のお米は美味しい。
海外で食べてきた米のようにパサパサじゃないから、ふんわりおにぎり握りまくりです。日本の水が、硬水ではなく軟水なことも関係しているかも知れない。
とにかくおにぎりを食べたすぎて、おにぎりメーカーなるものを買ったのですが、洗いにくくて使いにくくて、無駄遣いの境地でした。反省。
また、海外ではどこの国もフルーツが安くて、毎日のように食べていたものの、日本では果物は贅沢品、高級品の部類に入るなぁなどと思いつつ、無職の今は、果物コーナーは素通りせざるを得ません。
5.クレジットカード関係
ラオスでATMにクレジットカードを吸い込まれた私ですが、何と最後の国メキシコでも吸い込まれちゃってます。
また、不正利用で使用停止中のカードも別にあり、そちらへの連絡等の電話のやりとりに追われました。
そして、マチュピチュの前日に壊れてしまった相棒のカメラGRとタブレットに関して、海外旅行保険を使って修理に出すため、そちらの保険会社とのやり取りや、修理を出しに行ったりとなんやかんやと忙しい手続き。
ちなみに、海外旅行保険は、クレジットカード付帯の保険に加入していましたが、基本的には90日間しかカバーしてもらえないため、最初の90日を超えた後は、別のクレジットカードで旅先から航空券や公共機関の支払いに利用し、そこから90日間の保険対象になるという技(それができるカードとできないカードがあるので注意)を使って、計画的に11ヶ月間全ての期間をうまくリレー方式で、クレジットカード付帯の海外旅行保険に加入できていました。
どこかで骨折などの怪我をするかなと予想していたのですが、怪我はなかったので良かったです。どこかで何かの物を壊すのは予想通りの結果でしたが、まさかマチュピチュの前日にカメラを壊すとは、予想していませんでした。
あーあ。南米旅はほぼiPhoneのみの撮影になってしまったことがとても残念です。治安上の対策で、南米の街中ではiPhoneを出さないようにしていたので、思うように写真が撮れなかったし、タイミング的に不運すぎました。
6.サブスク整理
旅でたくさん本を読んだり、ガイドブックなども必要になるだろうと思い、kindle unlimitedに入っていましたが、そちらは帰国後に解約。
毎月980円で、スペイン語の本や地球の歩き方などの旅の本も、たくさんダウンロードして読むことができたので、随分と助けてもらいました。おすすめです。
あとはNetflixをVPNをかまして海外版で見ていたりしたので、日本の設定に戻したりしました。(見られるインド映画がぐんと減った…)
7.税金関係、雇用保険関係
旅の前に住民票は抜いていったので、市民税等は払わなくてもよかったのですが、マンションの固定資産税は払わないといけないので、納税管理代理人を立てる必要があり立てていましたが、そちらを解除。
雇用保険は、失業保険をもらわずに退職前から海外へ旅立つことを選んだので(その方が、失業保険をもらうために出国を後ろにずらすよりも、支出を抑えられる計算)どうやったら15年間働いた雇用保険を継続させられるか、どうすれば1番損しないかを調べて確認。使える公的サービスや資源は最大限利用したいので、色んなパターンで思索していました。
8.退職の後始末
最終出勤日の5日後に旅立ったので、職場から持ち帰ってきたものもそのまま部屋の片隅に、箱で山積みとなっていました。
3月の緊急帰国では、体調が悪かったこともありそのまま手をつけずにいたので、11ヶ月ぶりにそこを片付けました。
患者さんや同僚や仕事仲間からもらった手紙の束や、プレゼント、事務所やロッカーに入れていた私物の山。
その山の断捨離をし終えた時に、やっとさっぱりした気持ちになれた気がします。
これからのことを考えようという気持ちになれました。
などなど、などなど。
書いてみたら、あんまり参考にはならない気もするけど、とにかく長旅の帰国後は、たくさんやるべきタスクがあるということは分かっていただけたかも知れません。
いやむしろ、私自身がよく分かった。
ぼーっとしてたら25日経ったと思っていたけれど、こうやって書くと、かなり色んなことに忙しかったじゃないの私、と実感しています。
帰国直後に、一気に同時に押し寄せた現実に、あまりにうまくテキパキと対処してこなしていったせいで、旅を振り返れていないのではないかという気もしてきました、今。
そりゃ疲れて昼まで寝る生活へと流れていくわな。
色んなことが片付いてきたので、そろそろ。
本当にそろそろ。
旅を振り返れそうな気がします。
旅をゆっくり振り返りながら、これからの生活を前に進めていきたいと思ったのりまき記念日でした。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
さーて、いよいよ、旅を振り返りたい。
またよろしくお願いします。
おっと、次の記念日は2024年か。
本日は今年最後ののりまき記念日。
1年間ありがとうございました。
(↓1年間ののりまき記念日の振り返りはこちら)
44の数字の写真は、もはや探してもいませんでしたけど、カメラもまだ壊れたままだけど、前に進みます。
カメラがないのが寂しいので、昔使っていたPENTAXのミラーレスのカメラとSONYのRX100を引っ張り出してみました。こちらでしばらくは我慢。
それではまた。