「私の台湾祭」を開催します
大阪から久々にやってきた東京。
ワクチンを打ってから2週間経ち、スーパーマリオでいうスターを取った無敵モード(みたいな気分)に入っているとはいえ、世間は緊急事態宣言中。そんなわけで東京も基本的には密を避けるべくお散歩目的とし、友達(サルサパーティーを終えた真のダンサーポン子氏)とランチをするまでの時間は一人で東京ぶらぶらを楽しむこととした。
と、その前に。
旅好き人間の私のところには、ありとあらゆる場所の旅の情報が日々SNSで流れてきており、大半は記憶にとどまらずに過ぎ去っていくのだが、私のアンテナに引っかかったのが「台湾祭in東京タワー」の情報である。
5/22~7/11の期間で開催されているらしい。
一度は中止になったらしいイベントだが、今は小さくやっているとのことだったので、フットワークの軽さが自慢な私は、この機会に早速行ってみることにした。
ちなみに「台湾祭in東京タワー」と「私の台湾写真of過去の旅」とを比較して「私の台湾祭」を開催し、お祭り気分を盛り上げることにしたのでお付き合いください。
えっさほいさと坂を上り東京タワーへ。この日は前日の横浜とはうってかわってどんより曇っている。そして蒸し暑い。
なんと入場のチケットは、台湾旅でよく使うkkdayが前売り券を取り扱っており、おかしなことになっていた。
というのも、オリジナルトートバッグとペットボトルの烏龍茶1本と会場で販売されている完熟パイナップルジュースがついて800円。
それに400円上乗せした1200円のチケットを買えば生の台湾パイナップルが1玉もらえるという大盤振る舞い。
こんなに太っ腹でいいの?と恐縮してしまう。台湾パイナップルは後で会う真のダンサーにプレゼントしようと思い、1200円のチケットを買った。
ちなみにパイナップルもパイナップルジュースもトートバッグも、それぞれ会場で600円~800円で販売されていた。元をとれるどころか、大赤字ちゃいますのん?と心配になる。朝ごはんを食べに来ただけだが、いろいろ台湾にはお世話になっているので、気合いを入れてお金を落としていくことにした!
ちなみに台湾には東京タワーがないが、台北101がある。
私の台湾祭の挨拶代わりにドドン。
東京タワーに負けず劣らずに曇っている。五分五分だ。
まずは最優先で大本命の麺線をゲット。
台湾料理は日本では最近はメジャーになってきていて、小籠包も魯肉飯もいろんなところで食べることができる。しかし、私の経験では、「麺線」はあまり日本で食べられないし、見たことがない。しかしこの台湾祭では麺線が売っているという情報は入手していたから、入場した直後にまっすぐに麺線売り場に向かい購入。さて実食。
おい!
台湾のお店で食べたそのままの味やんかー!やるな、台湾祭!
このお祭りへの信用度がぐんと上がった。
麺線とは、そうめんのような細い麺が、牡蠣やモツなどと一緒にカツオだしのきいた粘り気のあるスープで煮込まれたもので、カツオだしの強烈なうまみが寝起きの私の舌をノックアウト。最高です。
では後攻は、台湾の台北で私がいつも食べる麺線の写真。
台北の西門町の「阿宗麺線」がうまいのよね。
美味すぎて毎回ハイスピードで完食するため、肝心の麺線自体の写真はなかった…。
そのかわりテレビ「嵐にしやがれ」でやってた台湾麺線の写真をどうぞ。
台湾祭りの立食スペースの壁には台湾各地の観光スポットの紹介写真が貼ってあり、私のすぐ隣には見覚えのある写真が貼ってあった。
おお、阿里山鉄道やん。
阿里山鉄道については以前noteに書いたので良かったらまたどうぞ。
私が阿里山の現地で撮った写真はこちら。ポスターに負けてないと思う。
台湾祭の会場の奥にはこのようなキッチュなモニュメントがあった。いかにも台湾テイスト。台湾の夜市でよく見かけた。
台湾と言えば台湾ビールってことで東京タワーの足元で横たわって眠っていた。ZZZ...
こちらは私の旅で撮った夜市の「台湾ビール」
台湾では、台湾ビールも凛と立って並んでいます。
格好良い。
時間が11時半を過ぎると人が集まってきた。
何となくひやひやする。
無敵モードの私でも大丈夫か…と不安になる。
台湾のことを思うと、複雑な気持ちだ。
そして、これが台湾祭の前売り券で無料でついてくる完熟パイナップルジュース。台湾パイナップルがゴロゴロと入っていておいしかった。
私の台湾旅でのパイナップルジュースはこんな感じ。
パイナップル以外にもいろいろフルーツが入ってたが、コースターやテーブルがしゃれてやがった。
パイナップルと台湾ビールの夢の競演in台湾夜市。美味しくて大好きです。
台湾はドリンクが美味しい気がする。南国、フルーツの国だからかな。私のドリンクルーレット。(Google photoが作ってくれた。)
台湾祭で無料でもらえた台湾パイナップルの写真は、撮り忘れたままポン子氏に差し上げたが、ずっしりしていた。
ドラゴンフルーツも買って一緒にあげたが、美味しかったかな。
ちなみにパイナップルを美味しく食べるコツは、以下の写真のようなことらしいです。
スーパーでパイナップルを買う方も、ぜひひっくり返して一晩置いてください。
(ポン子さんからついさっき写真が送られてきたので付け足し。美味しかったらしくて良かった。)
ああそうそう、この郵便ポストが台湾感ある。このかわいいポストは台湾の街でよく見かける。
私の台湾の阿里山郵便局で撮ったポストはこうだもんね。
こちらは相当レアです。
大鶏排(台湾の巨大からあげ)とか胡椒餅(ピリッとする肉まんみたいなやつ)とかも台湾祭で売っていた。
あくまで朝ごはんなので食べなかったが、機会があれば次は夜に来たいと思った。
私の台湾旅の大鶏排や魯肉飯の写真はこちら。
まさか!
これが売っているとは、台湾祭に感服せざるを得ない。
憧れの「台湾鉄道弁当」がありまーす!
ワオ。
台湾祭の後に、今から友達と落ち合ってランチをすると言うのに、その前に弁当を買うというのか。
買わざるを得ない気もする。
買う以外に選択肢はないだろう私。
だって、台湾鉄道弁当が日本で買えるなんて奇跡だから。
小籠包なんて、今日じゃなくても、どこででも食べられるから買わなくていい。
結局、小籠包は本場が美味しいのだから、わざわざ日本で食べなくて良いよ。
ましてやお祭りの小籠包なんてぜったいイマイチなんだから食べなくて良し。
(結局、両方買った。)
しかし、予想通り小籠包は、本場に勝てっこなかった。
圧勝している台湾の名店での小籠包様の写真はこちら。
皮の薄さが違うのです。
そしてこの透き通ったスープ。
琵琶湖の水がこれだったらいいなとすら思う美しさと美味さ。
早く向こうで食べたいよ。
そしてそして!
台湾の駅弁への愛情は半端ない私のこれまでの駅弁写真をどうぞ。
味がしみしみトンカツがごはんの上に乗っているスタイル。これだけでいいし、駅弁のベストは、これ以上でも以下でもない。
まあ、ちょっとくらいの野菜も入れちゃってOK。
どの野菜もゆでたまごも味がしみしみ。電車に乗りながら食べるのがまた良いのである。
テイクアウトした台湾祭の鉄道弁当は、電車では食べず、帰りの羽田空港の搭乗待ちで食べた。
黄色いたくわんが入っているところが、日本と台湾を繋ぐ架け橋といったところだろうか。
たくわん以外の味は、現地で食べてきた台湾の駅弁と同じ。
この再現力に「私の台湾祭」実行委員長ののりまきは、感服いたしました。
以上を持ちまして、「台湾祭in東京タワー」と「私の過去の台湾旅写真」の夢の競演、「私の台湾祭」を終了いたします。
あ、最後にもったいぶって自慢だが、2020年1月に、私は日本訪台200万人達成記念の記念品を台湾の高雄空港でいただいたことがある。
この直後に、台湾も日本もコロナウイルスによる鎖国時代が始まったと思うと、感慨深いものとなってしまった。
おそらくほぼ200万人のまま止まっていると思われるこの記録。
早く記録を更新していける世界になることを祈って。
かわいいビアグラス。
タピオカ柄でミルクティーを入れるとタピオカミルクティー風になるのだが、お茶を入れるとまるでマリモの水槽。