人生が変わる薬膳スクール|薬膳インストラクター初級クラスの受付がもうすぐ始まります!
今日は、4月受験の「薬膳インストラクター中級」の受験前1日集中セミナーでした。
「試験に合格するかどうか」なんて関係なく、「薬膳というツールを使ってどうしたい?」ということが大切だと思って、講義をしています。
陰陽五行論を深めるとブレない
心を笑顔にする薬膳師、漢方カウンセラーで国際薬膳師の池田のりこです。
今日は4時間のセミナーでしたが、いつも通り全力で。
セミナーや講演のある日の朝は、筋トレと発声練習から始まります。
今朝もしっかりしましたよ!
だって、声が暗いとか元気がない講師ってイヤでしょ?
だからといって、ただ明るいだけやテンションが高すぎるのも疲れる…。
4時間の講義時間の中でも、陰陽を考えています。
一般的な用語でいうとメリハリに近いと思いますが、同じトーンで話していたらどこが大事か分かりません…。
ある歌舞伎役者さんと食事をご一緒したときに、「大事なところは思いっきり気持ちを込めて、ゆっくりはっきり言うんです。間もたっぷり取ります。それ以外は聞こえなくてもいいんですよ。これも陰陽なんですよね」とおっしゃっていたのが印象的です。
私は常に全力で講義や講演をしていますが、声のトーンや強さ、テンポなどはすべて違います。
クラスごとに目的も違えば、受講する方の性格も違う…。
その都度変えるのは、当然のことなんです。
それには正解も不正解もない…。
すべてはバランスであって、良い循環を作ることが目的なんです。
バランス=陰陽、循環=五行。
陰陽は見えていることは違っても、根っこは同じ。
「熱い」と「冷たい」の根っこは「温度」
「暑い」と「寒い」の根っこは「気温」
「明るい」と「暗い」の根っこは「照度」
「夏」と「冬」の根っこは「季節」
行動や思考も同じで、陰陽五行理論を深く理解すると自分軸が整って、何が起きてもブレないのです。
どんなときも「目的」を考えて、「陰陽どちらの行動を取るか?」の選択をします。
すべて、自分の「選択」なんですよね。
自分を愛することができる
「すべてが自分の選択の結果である」ということを理解できれば、言い訳なんてしなくなります。
「時間がないから…」と勉強を諦める方もいますが、それは自分が「時間を作る」ではなく「時間がない状態」を選択したから。
本当に時間がない方もいますが、ほぼほぼ「できない言い訳」が多いように思います。
「時間がない」という人は、時間があってもしない…。
「自信がない」という人も、いつまで経っても自信は生まれません…。
できない言い訳を作る能力を高めても、何も生まれないのです。
自分の人生は、すべて自分の責任。
人のせい、環境のせいにしていては、良い循環は生まれず、ずっと悪循環を続けてしまいます。
かつての私もそうでした。
いつも言い訳をして同じ結果を生み出し、「できない自分」を自ら作り出していたのです。
「誰かが助けてくれる」とか「何かをしなくて済む」というメリットを無意識に持っていたのでしょうね…。
大切な人を心から大切にできる
陰陽五行論を深めていくと、自分と向き合う時間が増えます。
良いことも悪いことも、すべて自分。
というか、良いも悪いもそもそもありません。
ただ何かが起きていて、それに対して「怖い」とか「イライラする」とか「楽しい」とかの選択をしているだけなんです。
それに気づくことができれば、自分を心から愛することができます。
自分を愛することができれば、望む人生を歩むことができます。
そうなると、大切な人をより大切に思い、心から愛することができます。
私にとって大切な人は、両親、社員・パート・運営などのスタッフのみんな、パートナー企業様、そして仲間たち。
個性はいろいろで、考え方も違うし、理解不能なことも多いし、ケンカすることもあるけれど、それでも心から感謝して愛することができるのです。
薬膳は思いやり
薬膳は難しいと思われがちですが、思いやりの気持ちがあれば誰でもすることができます。
寒そうにしている方に、生姜を入れた温まるスープを作ってあげるのも薬膳です。
知識の押し付けではダメで、すべては「大切な人のため」なんです。
それは、「自分」も含めて。
大切な大切な自分のために、ご飯を作りましょう。
できる範囲でいいんです。
しんどいときは買ってきてもいいです。
今日、私は4時間の講義と漢方相談でずっと話していたので、家に帰ってきたらくたくた…。
なので、晩ご飯は簡単にしました。
蕎麦米の鮭雑炊と、水曜日に作った作り置き薬膳おかずたち。
まず、帰宅したら蕎麦米をたっぷりの水で10分戻します。
お鍋に蕎麦米、はとむぎ(冷凍にしていました)と薬膳スープのもとケンピを煮出したもの(これも冷凍)を多めに入れて、10分煮ます。
その間に鮭を焼いてほぐしておいて、10分経ったら火を止めて、鮭と松の実を加えてそのまま10分放置。
塩で味を整えてできあがりです。
蕎麦には消化を整えたり解毒する作用があり、はとむぎは体の中に溜め込んだ汚れた水を出す作用があります。
今日の神戸は少し雨が降ったので、私も体に湿気を入れてしまったので…。
松の実は、潤いを作るだけでなく、生命の源である腎をメンテナンスしてくれます。
鮭は気血を作ってめぐらせて、疲労回復もしてくれます。
薬膳を学んで欲しい!
自分の体と会話をして食べ物を「選ぶ」ことが薬膳です。
そのベースは中医学(中国伝統医学)で、陰陽五行論をもとに「整体観念」と「弁証論治」を重んじる学問です。
整体観念とは、人は自然界で生きていて自然界の気の影響を受けるので、それに逆らわず生活をしようという意味と、人体は有機的総合体であるという考えです。
有機的総合体というのは、すべてが繋がっている完成されたものという意味です。
弁証論治とは、気になる症状や今の体調をチェックして、何が原因かを見極めて治療法則を決めることです。
この2つの考え方から食べ物を選んで行くのが、薬膳です。
今の時代は、野菜やお肉などの食べ物にパワーがありません…。
本当に良いものはお金持ちしか買えない時代になりつつあります。
だからこそ、良いものを吸収して悪いものを出す体の土台作りが大切です。
それを中医学がベースの薬膳で学ぶことができます。
薬膳をこれから学びたい!という方は、7月開講の「薬膳インストラクター初級」認定試験セミナーから始めることをお勧めします。
薬膳の基礎をしっかりお伝えするセミナーです。
3月26日(土)正午から受付開始です。
えーー!忘れそうだわ!!という方は、こちらの公式LINEでメッセージをいただければ、当日ご案内します。
https://lin.ee/JFuTSrF (お問い合わせ専用公式LINE)
講師は、卒業生の澤田智子先生です。
とても分かりやすくて楽しいセミナーですので、ぜひ受講して下さいね。
「7月まで何もしないのも…」という方は、暮らしに活かす薬膳セミナーの「初回セミナー」を受講して下さい。
そうすれば、7月からのセミナーのお話が理解しやすくなります。
4月14日(木)・5月15日(日)・6月15日(水)で、10:00~12:30です。
リットリンクでは、セミナーについての動画もあるので、そちらもご覧下さいね。
みなさんと一緒に薬膳を通じて、笑顔と幸せのエネルギー循環を広げていきたいです。
咲美堂の薬膳スクール健膳美食サロンは、「これを覚えて」では終わらせないスクールです。
しっかり落とし込めて暮らしに活かせるよう、講師たちもがんばっています。
国際薬膳師に合格した方の多くが、こうおっしゃいます。
「先生のもとで薬膳を学んで、人生が変わりました」
人生が変わる薬膳は、これから先必ず必要になります。
あなたも仲間になって下さい。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。