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Google UX Design Certificate完走!コースの内容と学んだこと振り返り
UIUXデザイナーののりこです。
2024年2月~7月末まで半年間かけて、Google UXのコースを完走しました。
かなりの時間を費やしたので、振り返りとしてコースの内容、学んだことなどまとめていきます。
GoogleUX Designコースの内容概要
コースの構成
1. Foundations of User Experience (UX) Design Start the UX Design Process
ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインの基礎
2. Start the UX Design Process: Empathize, Define, and Ideate
UXデザインプロセスの開始:共感、定義、アイデアの発案
3. Build Wireframes and Low- Fidelity Prototypes
ワイヤーフレームと低忠実度プロトタイプの作成
4. Conduct UX Research and Test Early Concepts
UXリサーチの実施と初期コンセプトのテスト
5. Create High-Fidelity Designs and Prototypes in Figma
Figmaでの高忠実度デザインとプロトタイプの作成
6. Build Dynamic User Interfaces (UI) for Websites
ウェブサイト用の動的なユーザーインターフェース(UI)の構築
7. Design a User Experience for Social Good & Prepare for Jobs
社会貢献のためのユーザーエクスペリエンスをデザインし、就職準備をする
最初の基礎のところでは業界の構成や関連する職種の紹介、
お手本となるポートフォリオの紹介から始まります。
最後は就職、就職やフリーランスとして働くための準備、心構えで終わり、3つのポートフォリオを作成することを目標した構成です。
まさに、これからUIUXデザイナーとしてキャリアを作ってきたい人にぴったりなコースです。
学習方法
学習方法は基本的には情報の導入動画と、それに伴う詳細の文章の教材から成り立っています。
動画の途中で簡単な確認用のクイズが出てきたり、各トピックの途中で練習のための問題が出てきます。
各トピックの1番最後に合格不合格が決まるテストがありました。このテストは24時間以内に3回まで受けることができて、80%以上達成すれば合格です。3回の間に80%達成しなかった場合は 24時間後に再度テストを受けることができるので落ちることはまずないです。受かるまで受ける!
学んだこと
コースで学べたこと
学習できる内容としては、UXの考え方のフレームワークをポートフォリオ作りながらゼロから学べる内容になっています。
その他UXデザイナーとして考えるべき、倫理的な問題やアクセシビリティーの問題など、社会に影響与えるデザイナーとしてのあるべき考え方も含まれています。
このように基本的にはUXの考え方の部分をたくさん学べる講座です。
コース外で補足学習が必要なこと
コースの中でポートフォリオは作っていきますし、基本的なFigmaの操作は紹介されますが、ビジュアルデザインに関してはこのコースではあまりカバーされていません。基本的な原理原則はしっかり紹介されていますが、個人的にはこれだけで伸ばすのは難しいと感じました。
コースの難易度と所要時間
コースを修了すること自体は、何度もやり直しできる課題のおかげでそれほど難しくないです。
ただし、それなりにボリュームがあるので時間は要します。一応週10時間で、半年間が公式の目安。私は英語だと理解に時間かかるのでちょうど良い期間でしたが3ヶ月とかもっと早く完了する人も多いようです。
コース自体は難しくないもののアウトプットをしっかり作っていくのは難易度高いです。もし3つともインタビューなど全てのプロセス行うのは膨大な時間を使います。
やればやるほど、「やっぱり、ここもっとこうした方がいいのではないだろうか?」「これダサいな」など出てきます。
ユーザーインタビューしたあとなんかは「うわ〜そもそも必要な機能がずれてた!」とかあり、一人でやると沼。
当然全プロジェクトできるに越したことはないですが、時間との戦いもあるので私は一つのプロジェクトでユーザーインタビューまで経験してみることを目標にしました。
コースを取った後の変化・良かったこと3選
1.いつもの業務外のUXの基本的な考え方を学べた
4月からUIお仕事をさせていただいていたのですが、基本的にはビジュアルデザインのみです。このコースを取ったことで、具体的にどういうプロセスでユーザ目線ユーザのための叩くとと言うものを実現していくのか、一連の流れがを学べたのはとても良かったです。デザインだけでなく、あらゆるところで活かせる基本的な考え方が詰まっていると感じました。
2.Lo-fiからHi-fiの流れに沿ったらComponentが改善
ポートフォリオ制作に取り組んだ時は、いつどのタイミングでコンポーネントを作ればいいのかわからず、一旦全てデザインしてからなぜかその後コンポーネントを当てはめていました。
今回はしっかりとLo-fiからHi-fiを作ると言うプロセスに沿ったおかげでLofiをみて共通部分を見いだすことができたので、コンポーネントの作成もとてもしやすかったです。
3.ユーザーインタビューをしたおかげでコース内の学びを体感
ユーザインタビューはポートフォリオだから飛ばしてしまおうかと思ったのですが、1人でもいいからやってみようと思ってやってみたのが本当によかったです。コース内で言われている自分のフィルターで物事を見がちと言うことを体感できました。
ユーザーインタビューしたことで、そもそも必要だった機能がなかったことに 気づけたり、逆にナビゲーションはスムーズでわかりやすいと言う良い点も見えたりしました。
まとめ
・これからUIUXデザインを始めたい人におすすめ!
・U Xの考え方、アイディア出しのフレームワークを学べる
・コースの修了自体は英語がわかれば難しくない
・ボリュームあるのでそれなりの時間確保は必要
コース受けてみて、私は過去のカスタマーサポートの経験の影響もありUIのみというより、将来的にはプロダクトデザイナーとして活動していきたいと思いました。
ここで学んだ考え方はマーケティングや普段の仕事でも活かせる要素が多数あるのであらゆるところで活かしていきます。
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