【悪用厳禁】【心理学】コントラスト効果
今から使える心理学 第一弾
今日はコントラスト効果について話します。
まずはコントラスト効果についての説明です!
コントラスト効果とは?
コントラスト効果
前後に対比させるものによって、ものの印象が大きく変わる心理現象
めちゃくちゃ分かりやすい具体例を3つ紹介します!おばあちゃんでも分かるくらい簡単なので、一緒に理解しましょう!
例①
例えば、10万円の時計だけ売っていれば「高いな」と感じますよね。これが60万・80万円と一緒に置いてあったら安いと感じませんか?
これがまさしくコントラスト効果です。
コントラストつまり対比によって心理が動くのです。
コントラスト効果は商売でよく使われますが、松竹梅の法則が最も分かりやすい例です。
例②
コース料理A:10,000円
コース料理B:12,000円
上記の場合みなさんはどちらを注文しますか?多くの人がAを選ぶと思います。
では、こうなるとどうでしょう?
コース料理A:10,000円
コース料理B:12,000円
コース料理C:15,000円
研究結果によると最も選ばれたのはBでした。
Bがお手頃の価格に見えるので、Bを選びやすくさせることができるのです。
人は丁度良い物を選びたくなる生き物です。この行動心理は「ゴルディロックス効果」と呼ばれています!
余談ですが、松竹梅の法則の「おとり効果」と混同しがちです。
これらについては、別の記事で改めて書きます!!
コントラスト効果は人にもよく見られます。
こんな実験がありました。
1人の男性が4役を演じ、1人の女性と話すのを4回繰り返す実験です。
1、最初から最後まで良い人を演じる
2、最初から最後まで悪い人を演じる
3、最初は悪い人だが、後半に良い人を演じる
4、前半は良い人だが、後半に悪い人を演じる
この4つのパターンの中でどれが印象良かったかと女性に聞くと、もう皆さんお分かりのとおり3番目が良かったそうです!
数年前にヒットした映画のビリギャルもコントラスト効果が使われてますね。
最初は勉強が全くと言って良いほどできない女子高生が、努力をして名門大学に行く話です。
その比較があったからこそ、印象がよく見えますね。(本当はその努力の過程が素晴らしいです。)
いかがでしょうか?
コントラスト効果、使い方によっては相手を操ることができます!
悪用厳禁ですので、くれぐれも使う時は注意してください!
それではまた明日!