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#01 Netflix「イン・ビトゥイーン」

Netflixオリジナル映画「イン・ビトゥイーン」

「キスから始まるものがたり」を観て、ジョーイ・キングに大ハマりして、この映画を見つけた。

…?気になるシーンから始まり
一転してカメラ越しに見る彼女の世界からこの映画が動き出していった時にはもう心を掴まれた。
多分好きな映画だ!って!
ストーリーの展開としては、よくある終わりまで想像のできる話なんだけどね。
好きな映画になる時、私の場合は始まりで心を掴まれるか掴まれないかが大きい。

あらすじは、映画館で出会った彼と恋に落ち、失い、堕ちて、生と死の間でまた彼と会う物語。
決して、百点満点ハッピーエンドではないけれど、そこがポイントの映画だと思った。

初めて彼と会話をするのが映画館で、字幕のない恋愛映画を彼が隣で翻訳しながら観るという少し恥ずかしくもロマンチックなシチュエーションでドキドキした。
そして、その字幕のない映画と同じような描写がところどころ出てくるのでちょっと気にしてみてみてほしい〜!
私の好きなところひとつめ。

好きなところふたつめ。
少しホラーチックなシーンがあるところ。
私たち第三者から見た時、それは恐いものになるけれど、当事者になった時それはただただ強い愛にしか見えないもので簡単に他人に理解できる哀しみではないものなんだと勝手に納得して、勝手に思い知らされた演出だった。
映画って好きに考えて好きに観ていいものだと思うからこそ、私はこう感じてより好きだと思うポイントになった。
皆は、どう感じるんだろう。

好きなところみっつめ。
映画や、写真、本みたいに感情的になれるものが好きな主人公達の言葉がまるで詩みたいな言い回しで、私のど真ん中だったこと。
私たちってば、綺麗で少し複雑な言葉に惹かれてしまうよね。

スピリチュアルみもあるけれど、
本当に生と死の間は存在していて、納得のできない人達が歩き続けて、どうにか気づいてくれと願ってる。
そうじゃなきゃ、怪奇現象とか不思議だもんね。

私にも、君にも、あの子にも、あの人にも、
日々伝えたい想いは口にした方がいいのかも。
死んだ後迷わなくて済むように。
君を、心配させないために。
いつあの世へ行くかは誰にも分からないものだから、恥ずかしがらずにいつだって誰かを自分を堂々と大切に生きていいと思える。
あと、もうおばけはこわくないかも。

是非。

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