早起き力|神吉 武司
古き良き昭和のバイタリティ、大阪商人の気概を感じた。
早起きを基本に語られているが、誠実で清い経営哲学。
トップが早起きの会社に不況なし、早起きは必然。
トイレ清掃、笑顔、挨拶、現場重視など、簡単なようでいて難しい。
謙虚な姿勢、社員を思う気持ちに襟を正されられる。
2023.3.23
◎MEMO
二十分の差を「たかが二十分」ですませているようでは、経営者として時間の観念が甘い
失敗するのは途中で諦めるからで、絶対確実な〝成功の秘訣〟は、成功するまでやりぬくこと
自分の会社をよくして、社員の生活レベルを高めていくことは、結果として中小企業ができる一番の社会貢献
子どもに勉強させたいと思ったなら、「勉強しろ」とうるさくいう前に、親が黙って本を読むなり、勉強するのが一番
人生を豊かにする秘訣は、平凡なことをコツコツと続けること。平凡も徹すれば非凡になり、それが人を感動させる力となる
もしも社員の肉親が私に大声で怒鳴られている社員の姿を見たら、どれだけ悲しむでしょう
よいことが思い浮かばない人は、どれだけ自分が恵まれているか、感謝の気持ちを忘れている
不平不満ばかりを口にする人は、心の狭い人、弱い人、不幸な人
ビジネスの世界では、小さなことの積み重ねがいちばん肝心
三分の一を社員に還元し、三分の一を内部留保に回し、そして、残る三分の一を税金として納める