歌劇団に入ってうつ病になった話②
前回は歌劇団に合格するまでのお話を書きました!
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2回目の今回は、合格してから初舞台公演までの話を書いていこうと思います…!💨
無事奇跡的に歌劇団に合格した私は、その世界に踏み入れることになったのですが、すぐに舞台に立てる!!
という訳ではなく、入ってから1年間はお稽古の日々です。
バレエやジャズダンス・声楽はもちろん、日本舞踊・ストリートダンスなどなど、毎日みっちりレッスンが組み込まれていました。
一緒に入った同期の子たちは年齢が結構バラバラで、一番上と下で5.6歳ぐらい離れてたかな
そのため意見がぶつかることもよくありました。
芸事に関しては、やはり小さい頃からやっている人たちがほとんどで、成績は私がどー見ても最下位
レッスンも今までスタジオで受けていたものよりもレベルが高く、初めの頃はとにかく着いていくのに必死でした。
大変だったのは、日々のレッスンだけではなく
実家から通うことは禁止されているため、親元を離れ共同生活をしていたのですが…つまりずーっと一緒にいる訳なんですよ
しかも年齢バラバラの女性たちが
それはそれは、ピリピリするよねっていう笑
グループができたり、守らなければいけない決め事が沢山あったので、それによって毎日何かしらアクシデントが起きたり…
同期とレッスンを受けている期間だけでも想像以上に大変な日々で、中には精神を病んで辞めていってしまった人が1年間に何人もいました。
そんな毎日を過ごし、1年間の締めくくりに待ち受けるのは最終試験。
まぁ、ほんとに貴方は舞台人として舞台に立てるのか1年間のレッスンの成果を見せてね、といった試験ですね。
その試験もこれまでの経験と若干の根性で乗り越え、無事同期全員で舞台に立てることに。
この1年間はあまりにも濃すぎて、体感3年ほどでした笑笑
そして、1年間共に過ごしてきた同期と同じ舞台に立つ、最初で最後のイベント、"初舞台公演"
このお稽古の日々がすぐ目の前にまで迫っていました…
(③につづく)