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自己肯定感、自制心、人間関係、仕事がうまくいく脳になれる『恩送り』のススメ

恩返しよりも、恩送りをしよう


恩送りとは、受けた恩を、くれた人にではなく、他の人に送り渡すこと。

この恩送り、いい事づくしだから絶対にやったほうがいいです。

なぜ恩返しよりも恩送りなのか?

恩返しの場合、送った人と受け取った人で完結するので、そこに生まれる喜びは二人分。

一方恩送りの場合、受け取った人がそれを次に伝えますが、受け取り手が喜ぶというのは同じですが、自分に終わりがないです。恩が流れた分だけ喜びを感じる人が増えます。

6次の隔たり理論で考えれば、6人が恩送りをするようになれば、最大100億人が喜びます。ヤバくね?

まあ実際のところそこまで広がるのは現実的ではないですが、自分の知らないところで、自分の影響で誰かが喜んでるって考えたら、なんかちょっとハッピーじゃないですか?

自分だけ損するんじゃない?

安心してください。
恩は巡り巡っていつか返ってきます。
これはマジであります。
僕自身や知人の経験です。

恩送りの場合、その経路の全容が見えないうえ、全く別の人から、しかも別の形で返ってくるので、わかりにくいです。

恩送りをする際のポイント

①恩送りを促す
「お返しは要らないから、次は別の人に同じように恩送りをしてあげて」と、恩送りの概念を伝えるようにすること。

恩送りは、相手が恩送りをして初めて成立します。
なので、相手に恩送りを促す言葉かけをするのが大切です。

あと、純粋にこのセリフカッコよくない?


恩送りのメリット

  • 感謝される

  • 友達が出来る

  • 相手の喜ぶ姿を見て、自分が人の役に立ったという喜びが得られる

  • 人を喜ばせるのが楽しくなる

  • 共感力が高まる

  • 自制心が高まる

  • 自己肯定感が上がる


なぜ共感力が高まるのか?

脳科学的な話になりますので、読みたい人だけ読んでください。
人に何かを与える行動には、評判による見返りが期待できる「評判型」と、見返りが期待できない「恩送り型」の行動があるそうな。

北海道大学の研究で、
評判型の行動をする時は、背側楔前部(はいそくけつぜんぶ)と呼ばれる、論理的な推論や損得の推測に関する部位が活性化し、
恩送り型の行動をする時は、前頭皮質と呼ばれる部分が活性化するそうです。
前頭皮質は、感情のコントロールや共感、想像力など、いわば人間らしさに関わる部位。

脳は基本的に使えば使うだけその部位が発達するように出来ていますから、恩送り的行動をし続けることで共感力や感情のコントロール、相手の立場に立つ力が高まるということが期待できます。


共感力が高いことによるメリット


相手の気持ちに寄り添って聞くことができるようになるため、寄り添ってもらえている、わかってくれていると感じてもらうことができます。

それによって、深い信頼関係構築や、短時間での信頼関係構築が自然にできるようになります。

さらに、相手の話を聞いて想像する力にも繋がるので話の理解力にも繋がりそうです。

また、困りごとに対する想像力によって相手の立場に立つことができるので、相談に対する提案や意見の精度も上がります。

仕事においても、
職場での人間関係の改善、チームワークの向上、リーダーシップの向上。
営業職であれば業績アップにも繋がるでしょうね。

自制心が高まる

共感力のほかに、自制心も高まります。

恩送りをするようになると、恩を送った人が恩送りをしているのを見たり、恩送りをして時間が経った後、誰かから恩が返ってくるという経験をすることになります。

つまり、過去に自分が起こした行動と、現在や未来の結果が繋がっているということを認識するわけですね。

すると、前帯状皮質と呼ばれる部分を含む、脳の報酬系と呼ばれる機能に影響を与えます。

一言で言えば、だんだん未来の幸福を感じ取れる脳になっていくんです。

未来の幸福に繋がる行動に対して、意欲が湧くようになります。

自制心が低い。つまり、未来の幸福よりも今の快楽を選択してしまうのは、未来の幸福を感じ取る部分が未発達だからなのです。

未来の幸福に対して意欲が湧く脳になれば、ダイエットや勉強、トレーニングなどといった、日々の努力を継続できるようになるんです。

自己肯定感も上がる

今の自分を能力や実績問わず、未熟な部分も含めてそのままよしとするのが自己肯定するということ。

自己肯定できない人は、現在の自分の能力や実績に目が向いてしまっているのが大きな要因です。

でも大丈夫です。

今の自分が未熟だとしても、人は経験や行動の積み重ねで変化、成長し続けていきます。
今出来ているかどうかは関係ないんです。
今は行動力がなくても、意志が弱くても、障害を持っていても、人は必ず変化していきます。

時に望ましくない方向に変化しても、それを望ましくないと思う限り、必ず変化していきます。

未来の幸福を感じ取れる脳になると、
「いま未熟でも、いずれ成長するからOK」
という意識に変わります。

忘れないでください。

あなたの中には、過去のすべてをひっくり返す、
未来のあなたがいるんです。

だから大丈夫!


恩送りの最大の効果『周りも変化する』

恩送りの素晴らしいところは、これまで挙げた変化が、自分だけでなく相手や周りの人にも起こることです。

送られた人が恩送りをするようになれば変化しますし、
送られた人だけでなく、恩送りをするその背中を見て、「カッコいいな…自分もちょっとやってみよ」という人もいるでしょう。

自己肯定感が高くて、思いやりがあり、話をよく聞いてくれて、人を喜ばせてくれる。

もしも周りがそんな人ばかりだとしたら、どうでしょう?

一切の強制なく、ただ、自分が奢って、それを次に送ることを伝えるだけで、自発的に周りの人がそうなっていく。

凄くないですか?


僕は旅BARをそんな場所にしたい。


みなさんもぜひ、この循環を一緒に起こしてみませんか?
まずは、旅BARで1杯奢るところから。



みんなで一緒に乾杯しよう!

【日本一友達のできるBAR】
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