見出し画像

35歳で初めて免許を取るまでの話。⑳


<筆者について>

2024年で満35歳、女です。
日常的にAT車の助手席に乗る習慣あるも、免許取得はもちろん初めてです。 暗記力が低く、瞬間判断力も低そうで元々「運転」にはかなり不安がある。 自分が運転するだけで他人を殺すリスクがあることを一番恐怖に感じていて免許なんて絶対取りたくなかったが、教習を受けてみてから考えても良いのかなという思考に変わってきた。
あとは同居人が運転できなくなったとか、親のために今後運転できたほうがいいかも…と将来の不安を漠然と考え始め、取ってみようと思ったことがきっかけ。

最近、新入り猫さんの譲渡トライアルが始まりまして。
全然時間に余裕がなく、先週分が金曜夜になってしまいました。
猫さん記録もいつか付けたいと思っています。


11/10(日)教習25日目

本日の作戦は…
とにかく道を覚えて!


〜方向転換および縦列駐車~(続)

前回の続きで方向転換および縦列駐車。

『この項目は卒業試験に出るけど、練習できるのは基本的に今回まで。
最後に助言無しで縦列駐車・方向転換(右/左)を全部1人できたら、この項目はハンコを押すからね。
ハンコもらえなかったら、後の方で予定より1回分多く受けることになるよ』

最初にそう説明され、
その1回分、多分やることになりますよ。
と思ったけど。

縦列駐車

実際のところ、縦列駐車のほうが覚えやすい。
<覚える>というのも、
「まっすぐ→右→まっすぐ→左」の順序と「何がどこまできたらどうするか」を間違えなければ失敗することがないし、わかりやすい。

実際に教習中はそこまで苦戦していないし、検定も大丈夫そうだ。

ただし、免許取得後に縦列駐車なんて絶対にやらない。
本気でやりたくない。
何度も言うけど。
多分やらなくても生きていける笑

方向転換

実は、問題はこっち!
私は「左バックでの方向転換」がどうやら苦手らしい。

筆者:やっつけ作画

要は↑こんなやつだ。
通っている教習中は、前方が限られているコースしかない。
①で入ってきて②のとき、入りやすいよう角度を付けてからバックしなければならない。
これがどうもうまくいかない。

先にいっておくと、私の予想通りこの左バック方向転換のせいで、この教習項目はハンコをもらえず補修確定。

なので、習得していない人間からの言葉は誰にも響かないと思うが、何度かやってみてわかったこともある。

大事なのは多分以下。

  1. ①のとき、できる限り左に寄ること
    (右バックならもちろん右寄り)

  2. ②の作業に入る前の停止位置
    (多分、ここで止まってと教わる)

  3. ②の作業で順序を間違えない
    (角度を付ける→ギリギリまで前に出る→まっすぐバック→右にバック)

私が失敗したの、特に「3.」
ギリギリまで前に出てすぐ右バックすると、前に出すぎているのでそのまま脱輪する。
特に左バックは後輪の軌道を完全目視できないので、ズレたときの修正もしにくい。

順序や停止位置が頭に入っていない私は、なぜ脱輪したかわからない。
修正もよくわからず頭も回らないので結局、「もうよくわからないので教えてもらえますか?」と頼むと

『いいの?ここで助言するとハンコ押せないけど…』

押さなくていいよ!
むしろこれで終われないでしょ!
ということで、いずれもう一度やります。
大丈夫、想定の範囲内です。


急ブレーキ・等速コーナリング

そう言えばこれもやったので一応。
その名のとおり、急ブレーキ・等速コーナリング(速度を落とさずコーナーを曲がる)の体験という感じだった。


自主経路教習

方向転換および縦列駐車が無事失敗に終わった次の教習は「自主経路」。
これは路上の短い区画で始点と終点だけ指定され、その間の経路を自分で考えて、それを覚えてゴールせよというもの。

これがめちゃくちゃ不安で、記憶力が低い私は「何が何でも覚えないと」しかもう考えられず、そのことで頭がいっぱい。

実際に始まると、生徒2人教官1人の教習だった。

内容は単純なものだが、私はこの授業で当たった初めての教官と会話から性格、とにかくなにもかも反りが合わず噛み合わず、教習所に入って初めて車内で喧嘩が勃発しそうだった。

どうやら自主経路のことで頭がいっぱいになり、ミラー目視確認を怠っていたところがあったらしく、それは良くないことだが
『あなたは、人を轢きたいんですか?』
『あなたは、交通事故を起こしたいんですよね?』
のような質問が何度もあり、どうしてもジョークにしか受け取れず、そんなことないですよ~の受け答えで少々笑みを交えながら返事をしてしまったらこれがヤバい。

『なぜ笑うんですか?』
『教官を馬鹿にしていますよね』
『笑うところじゃない、何かおかしなこと言ってますか?』

う~んこれはダメだ。
不真面目に教習を受けているわけでもなく、バカにして笑っているわけでもない。
確認を怠っていたなら、確認していませんでしたよ と言えばいいのでは。

ただこのとき後ろに若い教習生の女の子が同乗しているし、何を言い返しても地獄の空気になると予想できたので我慢。
もちろん、向こうは真摯に教えているつもりかもしれないが、もう同じ空間に居たくないくらい合わなかった。

まあそうゆうこともある。
そうして最悪の空気のまま2時間過ごし、この日は終わり。
同乗の女の子に謝りたかったが、できずに帰宅笑
かわいそうに、ごめんよ。


今週も読んでいただきありがとうございます!
寒くなってきて、快適な季節になりました。
来週もめげずにやってきますので、よろしくお願いします☺️

いいなと思ったら応援しよう!