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在来種の白小豆

お彼岸ということで、在来種の白小豆で和菓子を作りました。

こし餡作りから始め、
我が田んぼの玄米もち米も使いました。

味と風味は何も言葉が出てきません。

和菓子は裏漉しなど、細かな作業は多いです。

しかし、お彼岸、お盆等くらいは、
気持ちを込めて和菓子作りもいいと思います。

在来種の小豆、地味な色ですが、なんとも言えない存在感があります。

白小豆とは言っても、ホッキョクグマのような色です。

ピカピカではないですが、程よい色ツヤが出ています。

お参りの前夜から作り始めました。
こし餡づくりをしましたが、
優しい香りに癒されます。

時間かけて煮ます。
裏漉し、水に沈澱させるなどの工程があります。こちらは晒し布で小豆をまとめたところです。
てるてる坊主のようにします。
白小豆のこし餡前の段階。
栗きんとんに似ています。
皮をとるだけですが、舌ざわりがとても良くなります。
裏漉し過程での残りの皮。サラダや味噌汁等にでも入れようと思います。栄養価の大半はあるはずです。白あずき、捨てるところはありません。
細かいことは抜きにして、
白アズキのおはぎ。絶品です。
アンは失敗です。でも素材が良いから、少々の失敗はカバーしてくれます。
上手い下手は別として、
気持ちを込めて作るのはいいものです。

中には玄米もち米を使いました。
田植えや収穫時をふと思い出します。

在来種の白小豆ですが、
とてもきれいで、和菓子作りも楽しく出来ました。

白あんは通常はインゲン豆が使われています。
しかし、白小豆だと際立った風味が出ます。

とらやさんは白小豆を使っていると聞いたことがあります。

今回は出発の電車時間に追われてしまいました。

慌ただしいのはよくないですね。

余裕を持って前日には完成させる方が良いと思いました。

とは言っても、
和菓子はシンプルがゆえに、
難しさもあります。

今回も作れてよかったです。

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