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前日日記(7/26Fri.)-待合室のおじいちゃん

◆食事

朝食:病院で採血の予定のため、絶食。

昼食:朝食抜きだったためにお腹が空いて、病院帰りにスーパーで総菜パンとサンドイッチを買って帰宅、貪り食ってしまった。

夕食:夫が仕事仲間と会食で夕飯要らないというので、息子と二人、国産牛のステーキを奮発。
くず野菜(ブロッコリーの芯、人参、ジャガイモ、玉ねぎ)のスープ
前日の残りの水菜とツナのサラダにマカロニとトマトを足して、マカロニサラダ

◆出来事

かかりつけ医で採血と胃カメラの予約。
胃弱は父の家系の遺伝で、父は胃がんで亡くなっている。
私は胃弱なところも、食事の好みや食べ方も父譲りなので、気を付けている。
待合室ではテレビがNHKになっていて、観ているうちにアメリカ大統領選の話題になった。
カマラ・ハリスが踊っている動画が流れてきたら、隣に座っていたおじいちゃんが
「こいつ!こんなのになったらエライことや!」
「黒人や、こいつは!」
と大きな声。
今の時代にこのような言葉をあからさまに口にするなんて、長く生きてきたのに、時代の変化を受け入れることなくここまで来ちゃった人なんだろうか・・・と眉を顰めかけたが、ふと、こういう感じ知ってる・・・とも思って切なくなった。

母が認知症を発症したころ・・・同じような感じだった。
思ったことが全部口に出てしまう。
対外的な場で、隣にいてハラハラしたり冷や汗をかいたことが何度もあった。
後になって「あんなこと、口に出して言ったらあかんよ」と言ってももう忘れているのだ。
このおじいちゃんだって、根っからのレイシストと言うわけではないんだろう。
ただ、この方が育った時代を思えば、そういう感覚が心の底に染みついているであろうことは理解できる。
そういうのが、蓋のネジが緩んだように出てきてしまうんだろうなぁ。

もし自分が認知症になったら、そのときにどんな「本音」が飛び出すのだろうか・・・



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