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book | 国際遠距離恋愛・結婚

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国際遠距離のまま進んだ出会いから結婚。生涯独身と思っていた52歳から人生が一転。55歳でアメリカに移住するまでの道のりと経験を事柄ごとにまとめています。ゆるやかに記事を追加中。
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記事一覧

Part 6 | 出会いから16ヶ月 初対面とプロポーズ

前回のPart5から3ヶ月以上経ってしまった。いちばん言語化しておきたかった時期なのに、なぜか書けなかった。 過去のわたしには、憧れと願いが合わさった思いがあった。「愛し愛される関係というものをこの人生で知りたい。自分に経験させてあげたい。次があるのなら、絶対に、わたしが相手を思うよりも、わたしを思ってくれる人を好きになる。」 夫とはじめて会い過ごした5週間。未経験が経験に変わった、かけがえのない日々をまとめたのがPart6です。 タイミングが設定されていたかのように不

Part 0 | 出会いからアメリカ移住までの1208日間

※この記事は、マガジン「book | 国際遠距離恋愛・結婚」の目次も兼ねています。後述の2020年から2024年までを、ビザ申請等を含め、できごと別にマガジンに追加予定です。(現在、のんびり工事中) 人生って、思いがけないことが起こる。 たった一人との出会いで、すべてが変わる。 折に触れ、つくづく思う。 どちらかといえば子どもの時から波瀾万丈な人生。後悔はひとつもないけど、なぜか恋愛だけはいまひとつ。だから、まさか夫のような人に出会えるとも、ましてや結婚なんてことは私ばか

Part 1 | 夫に出会うまでの準備

※「国際結婚第1章-1 出会いまでの準備」を、マガジン作成に伴い修正した記事です。 はじめにまず、夫に出会うまでの恋愛について触れておきたい。 夫に出会うまでは私にはお決まりの終了パターンがあった。どれだけ相手からプッシュがきたとかは全く関係なく、いつも相手から誘われ、いい感じで会うようになるのに突然強制終了されるパターンだ。 もちろん相手は全員独身。だけど実際には別の女性がいた、他にできてしまったパターンが、20代から40代に実に4回もあった。さらに、出会いから強制終

Part 2 | 出会いはマッチングサイト

※この記事は、【国際結婚第1章- 2】マッチングサイトで出会う をマガジン作成にあたり修正したものです。 まえがき冒頭の写真はハワイ オワフ島のモアナルアガーデン。2019年7月、この場所で父が撮ってくれた1枚の写真が夫の目に止まることになった。 この記事では名称を「マッチングサイト」で統一します。 マッチングサイトへの登録2020年11月、あるYouTuberカップルがマッチングサイトで出会い結婚したという馴れ初めを語る動画を観た。コロナ禍で行動抑制が厳しく出会いの術

Part 3 | 利用したマッチングサイトの登録項目

前回の記事「Part 2 | 出会いはマッチングサイト」にもありますが、2020年、夫と出会ったサイトは「JapanCupid(ジャパンキューピッド)」(以下、JC)です。 私のマッチングサイトの経験はJCだけなので多くは参考にならないと思いますが、登録に興味を持たれた方のために、この記事では、当時の登録内容を書いていきます。すべて英語ですので括弧書きで日本語もつけておきますね。 JCのホームページは、未登録でもプロフィール写真と登録名等の情報までは閲覧できるので、どんな

Part 4 | 決め手。 夫を信じたメッセージ

※この記事は、【国際結婚第1章 - 3】夫を信じたメッセージ をマガジン作成にあたり修正したものです。 ふりかえると、つくづく夫は正直な人だと思う。最初から現在も、その正直さは変わらない。私はというと、実はこの正直さに救われている。なぜなら、エンパスの性質からか、直感が冴えているからか、相手が違うことを言ったり、隠したりするとわかってしまうからだ。 付き合い当初から夫の誠実さ、常に一生懸命なところも際立っていた。わずかな付き合いで「決め手」とも思える感覚を受け取れたのも、

Part 5 | 家族への報告と退職の決断

※ この記事は、【国際結婚第2章-1】会いたい 葛藤と決断 をマガジン作成にあたり修正したものです。 家族への報告2021年は、日本時間の1月1日0時に合わせて夫が送ってくれた自撮りのビデオで始まった。順調にお付き合いが進んで今後も続くと思った私は、そろそろ家族に話さなきゃなと思い始めた。 私たちの家族への報告は、全員に理解があり、個々の選択を尊重し喜んでくれたことですべてがスムーズにいった。 夫との付き合いを家族に話すまでは、ごく親しい友人にだけに話していた。最初の反