![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148075818/rectangle_large_type_2_373d681b914368ea7ffb9d61766ca023.jpeg?width=1200)
Part 1 | 夫に出会うまでの準備
※「国際結婚第1章-1 出会いまでの準備」を、マガジン作成に伴い修正した記事です。
はじめに
まず、夫に出会うまでの恋愛について触れておきたい。
夫に出会うまでは私にはお決まりの終了パターンがあった。どれだけ相手からプッシュがきたとかは全く関係なく、いつも相手から誘われ、いい感じで会うようになるのに突然強制終了されるパターンだ。
もちろん相手は全員独身。だけど実際には別の女性がいた、他にできてしまったパターンが、20代から40代に実に4回もあった。さらに、出会いから強制終了までが非常に短い期間というのも特徴だった。
30代までは近所のおじさんに「よっ、元気か?」の挨拶代わりに「よっ、結婚したか?」とよく言われ、そのうち言われなくなって適齢期漏れした自分に悶々とする。周囲のように出会って、恋愛し、結婚してという人生は私にはないのかな、パートナーのいる幸せってどんな感じだろうと思いに耽る。これが私の姿だった。
準備1:恋愛を自分に許可する
40代になっても仕事一本。これはこれで遣り甲斐がありエネルギーを十分注げたけれど、当時の人生にあったのはそれだけ。それが、2012年のある日、8年のプロジェクトの業務終了が翌年となり、次は何をしたいか自分に問いかけたとき、啓示のように降ってきたのが、「そろそろ、いいかな。人並みに、誰かと出会って恋愛もいいよね。」という驚きの感覚だった。
もはや恋愛なんてすっかり他人事で、私のなかでは馴染みのない化石化したイベント。また恋愛したいと自分の内側にある思いを認識できたこと、自分の前向きな思いを尊重したいと思えたこと、この2つが新たな恋愛を自分に許可し行動するきっかけを作ってくれた。
「自分に許可」って変な言い方かもしれない。けれども、物事がうまくいかない時って結構この考えを持っていることがある。「私は恋愛に向かない」とか、「私なんてどうせ」とか、「何やってもうまくできないんだから」とか、本当は可能性なんて創れるのに、「また」に対する恐れや自己肯定感の低さから、自分が本当に望むことを認めていないことがある。これが、啓示をうけるまでの私だったのだ。
準備2:必要な出会い
不思議なもので、心を決めると、達成に必要な出会いがやってくることがある。
2012年の春、アメリカ出張の日程数日前に出発しセドナに立ち寄った。そこで出会ったアメリカ在住の日本人が3ヶ月後に来日することになり再度会ったのだ。
再会の場にいた人でヒーリングなどで活躍されている人がいた。その方の提供メニューに、あるヒーリングメソッドがありピンときた私は早速10月から数あるセミナーを順次受け始めた。
まずは、自分を整えよう。「現実は自分自身が創造している」ということを、まだ理解できていなかったが、自分の知らない内側にある意識を整えることが変化につながることに興味と期待があった。
数あるクラスのうち10クラスを約1年半かけて主に大阪に出向き受講した。確かに私の意識は変わった。それと同時に、体調を含めた現実が変わった。行動力があるわりに旅行間際や土壇場で体調を崩すことが多かったのがなくなったのだ。
意識も目標にしていた体調改善も叶い、その後も時折セッションとしてもらい、自分のメンテナンスをしている。この出会いは本当に私に必要だったし、必然だったとも思う。そもそもセドナに寄ると決めたのは、会いに行こうと思っていた友人が、ちょうどその頃引っ越しになるかも〜という返事だったからなのだ。
準備3:意識の大掃除
セミナーをいくつも一緒に受講した当時の仲間とは今でも交流しているが、セミナー受講をやめた後でも、たびたびセッションをしてもらう友人がいる。2015年の秋、4回目の恋愛強制終了パターンが起きたときは、さすがに自分の人生がイヤになり、途方に暮れ、関西まで出向き彼女にセッションをしてもらった。
ここからこのパラグラフはセッションの話を書くので、スピリチュアルなことに抵抗がある方は飛ばしていただいてもいいと思う。
彼女のセッションで最初に言われたのは「物差しにしてる」という一言だった。セッションとはコーチングやカウンセリングとはまったく違う。人の意識の95%ほどを占める潜在意識につながり書き換えるものである。要は大元なのだ。
同じパターンが繰り返されるときも、自分が意識できない潜在意識に原因がある。その原因を知って、今後の恋愛があるなしに関わらず、不要な信念を手放し自分をクリアにしておきたいと思った。このパターンはもう繰り返したくない。
私「物差し?」
友人「うん。いい関係になると他の女の人を引っ張ってきて、ねぇ、ねぇ、私と彼女のどっちがいい?ってやってるわ。」
まさかだった。それじゃ絶妙なタイミングで他の女性が出てくるわね。
不要な私の信念を手放し潜在意識を整えてもらい、同じ信念が入っていないことを確認しセッションを終えた。実に3時間もセッションをやってくれた。本当に感謝しかない。
それから、出会った人もいたが同じパターンはもうなかった。その3年後出会った人は夫の前の人だが、このときは付き合い始めて10日後から遠距離になり7ヶ月で終わった。その友人に報告した。「また、終わったわ。」
そしたら友人は一言、「あーそれお試しだから!次がある。」
お試しってなに??
夫と出会って「お試し」の意味が理解できた。こじつけではない。夫とは(1)最初から遠距離で、(2)同じアメリカ人、(3)交流は英語のみ、(4)付き合い方も電話もビデオ通話もしないという共通点があった。あぁ、こういうことだったのね。確かにお試しっていえるよね。
準備4:理想の人リストを書く
前述の「お試し」アメリカ人と出会う前にも理想の人リストを書いていた。バッチリほぼそのとおりの人だったと思う。でもちょっと私の理想ではなかった。
この教訓から、夫と出会う前の理想の人リストは、より具体的に、より細かな100項目。50も過ぎちゃったし、これ最後。本腰入れてやれることをやろう!と思い立ち、理想の人リストを新しいノートに書いた。
書いたのは、
1. 私にとって最高のソウルメイト リスト100
2. 私が彼から受け取れること
3. 私が彼に与えられること
▪️私にとって最高のソウルメイト リスト100
さすがに100は重複する。外見、体格、性格、心(内面)、生活習慣、食事関連、お酒関連、お金関連、趣味関連、語学関連、外国人、学歴などのカテゴリー別に書いた。書いた後100項目ひとつひとつを、目を閉じて自分にしっくりくるかどうか、心と調和しているかを確かめた。違和感があったものは書き直し仕上げた。
▪️私が彼から受け取れること
彼との付き合いで、自分がなにを喜ぶかを考えて22個書いた。こうだったら最高!をポイントとした。例えば、毎日の連絡など。
▪️私が彼に与えられること
逆に、私がなにを相手に与えられるを19個書いた。自分ができることで相手が喜ぶだろうことを想像しワクワクすることを書いた。例えば、毎日笑顔でいること、おいしいお料理を作ることなど。
準備5:吉方位への引っ越し
2020年7月、コロナ真っ只中。かなりの断捨離をして引っ越しをした。医療従事者だったため、万が一の感染を考え一人暮らしをすることを決めた。
どうせ引っ越すなら吉方位へ。私は九星でいう五黄土星で、2020年の吉方位の南東を選んだ。運良く一目惚れする物件が予算内、希望エリアで見つかり即決した。
南東の吉方位の効果といえば「縁」を生み出すこと。人脈や結婚や出会いの方位でもある。年月日の吉方位がすべて南東になる日から寝泊まりを開始。正直そこまでのこだわりは必要なかったけど、ぜひともしたかった。
新しいマンションは最高に気持ちよかった。
南全面の大きな窓、
遮光のない薄めのカーテン、
朝日で目覚める、
テレビは置かず、聴きたいときに聴きたい音楽を聴く。
快適そのもの。環境を変え一気に波動が上がった気がした。
さいごに
理想のリストを書いた11ヶ月後、引っ越しの4ヶ月後に夫に出会った。
正直何がよかったか、何も関係してないか、偶然か、私にはわからないけど、
1、ソウルメイト100項目 → 今のところ夫は94項目合致
2、私が彼から受け取れること22項目 →21個合致
3、私が彼に与えられること19項目 →19個全部合致
4、南東の吉方位効果 →結果合致
そんな現実から見ると、一概に関係ないとは思えない。不思議な世界も書いたけれど、私はすべてが夫に出会う準備だったと思う。
そして、
また恋愛したいと認識してから出会った2015年の人は、
「また人を好きになれるよ。感覚を思い出しなさい。」という役割を持って私と出会ってくれた人。
2018年に出会った人は、
「遠距離ってこんな感じだよ。」という経験のない付き合い方を伝えてくれる役割を持って私と出会ってくれた人。
そう思うと、つらかった恋愛にも感謝できた。そして、夫に出会えた。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。感謝を込めて。
次は「Part2: 出会いはマッチングサイト」です。「マッチングサイト・言語交換サイト経験談」も書いています。
マガジンの目次も兼ねた、出会いから現在までのタイムラインはこちらから↓