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【我が家のブーム】シフォンケーキ
突然ですが、私は甘いものに目がありません。
自家製ヨーグルトにははちみつを入れまくり、朝ごはんにはオートミールでカップケーキもどきを作り…と、なんとかして甘いものを食べようと日々頑張っています。(こんなんでよく妊娠糖尿病検査クリアしたなと思います)
そんな私、最近シフォンケーキ作りにハマっております。
ただ、そこには問題が一つ。作ること自体にハマっているだけで、一度もちゃんとしたシフォンケーキを作れたことがないのです。
毎回なぜ失敗してしまったのか原因を調べ、その次は気を付けるのですが、なかなかうまくいかない。私自身、そこまで器用なほうではないけれど、別に不器用すぎるわけでもない(と思っている)ので、こんなはずじゃないのに…と、最近の小さな悩みの種になっています。
というわけで、今回は、いつの日か成功したときに感動できるよう(?)、私のシフォンケーキ作りの軌跡を記録していきます。
シフォンケーキとの思い出
そもそも沢山種類のあるケーキの中で、なぜシフォンケーキなのか。
私はシフォンケーキに、ちょっと特別な思い入れがあります。
私がシフォンケーキと出会ったのは、母がドハマりして年中焼いていた、小学生の頃。当時母が大事にしていたお菓子作りの本は、シフォンケーキのページだけ、シミやら折り目やらで特にボロボロになっていたのをよく覚えています。
見た目は、ほかのどのケーキよりも大きいのに、一口食べてみるとしゅわしゅわと一瞬で泡になってなくなってしまう、不思議なケーキ。
上にかかっているホイップクリームを絡めて食べるのが、なんと幸せなことか…!小さな私は衝撃を受けました。
母はプレーン味をはじめ、紅茶味や、ココア味、抹茶味など、様々なシフォンケーキを毎日のように焼きまくり、私はその消費係となっていました。
そしてつい先日、夫とランチをしたお店で食べた"本日のデザート"がシフォンケーキだったことで、一気に私のシフォンケーキ熱は急上昇。
すぐさま製菓専門店TOMIZへ足を運び、新たなブームの到来となりました。
シフォンケーキとの格闘
型や材料を手に入れた私は早速チャレンジ開始!
14cmと小さめの型を購入したので、以下のレシピを参考にしました。
ここで、私の生まれて初めて作ったシフォンケーキをご覧いただきましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75940541/picture_pc_4b604e7a46683bc941471f0a8ab16a63.png?width=1200)
これは…なんでしょうか?シフォンケーキの"シフォン"とは。
決して、参考にしたレシピが悪いわけではありません。実際に上記のレシピで作成した方のレポートを見ると、みんなふんわり綺麗に完成されていますので、そこは誤解無きようにお願いいたします。
シフォンケーキは、材料も工程もわりとシンプルであるため、その限られた条件の中で私は失敗してしまったのか、とかなりショックを受けました。ちなみに少し食べてみましたが、まるでヨーグルトケーキのような、ぎっちりとした食感で油の味しかせず、すぐにさよなら…。
私の記憶の中のシフォンケーキって、こんなんじゃない。
悔しさがまだ熱を帯びているその翌日、リベンジしたときのシフォンケーキがこちら。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75940627/picture_pc_dc687e131dca1175c0ba244148eb6f9a.png?width=1200)
…。
初回に比べれば、だいぶマシにはなったものの、間にはボコボコと空洞ができてしまい上の部分は黒焦げに。一見周りもきちんとしてそうなのですが、ぴらっとめくると薄い皮のみで、中身はほぼ空っぽです。
食べられる部分だけ自分で食べましたが、求めていたシフォンケーキの味にかすかに近づいていたことが、唯一の救い。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75940745/picture_pc_abe12317abd820ae68b7c3b74259cc80.png?width=1200)
またあるときのシフォン。
恐る恐る一部を切り取ってみると、やはり空洞が。どうやら典型的な焼き縮みという現象らしいですが、原因がわかっていても上手く解決することができず…。ふっくら感は増したかな?
我が家のブームと言いつつ誰にも食べさせられない
すみません。
"我が家のブーム"と堂々とタイトルを付けていながら、実は、一度も夫に食べさせていません。なので、実際は私一人の個人的なブームにすぎないのです…。
シフォンケーキ作りにハマっていることは夫ももちろん知っているし、ケーキの一部を切り取ってみると、いかにも成功したかのように見えるので、それを出せばよいのですが、なかなか勇気が出ないのです。
お料理もお菓子も、一人分以上のものを作って最終的に自分だけで食べるって、なんとも切ない気持ちになってしまいますよね。と言いつつ食べてもらうのもちょっと抵抗があるし、なんともどかしい…この気持ちはなんだろう。
いつかシフォンケーキで誕生日ケーキを
いつか、シフォンケーキをスポンジケーキ代わりにして、ショートケーキのように綺麗にデコレーションし、夫か子どもへのお誕生日ケーキを作りたい…!
私の大きな大きな、道のりの長い目標です。
今日も今日とて、シフォンケーキの穴について思いを馳せています。
もし上手く焼くコツを知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださるとうれしいです。
最後に、私が最近毎日何度もアクセスしているページ。
おそらくここ最近のアクセスは、私がダントツだと思います。