HSS型HSPは言い訳だと思う
大事な話を先に書きます。
これは追記です。
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もし大切な人が
「僕は発達障害だから人の気持ちが分からない」
あるいは
「理解できないの」
という人だった場合。
あるいは自分の子供や、大切な人が、そういう人であると自認していた場合。
「それなら、僕が、こういう時(こういう話をした時、あるいは、例えば僕で言えば音楽の話を始めた時)は、僕が、どう考えながら話し始めたのか考えてみて」
と伝えれば良いと思います。
例えば僕だと、
「僕はその人の背景や、人物、それに至るまでの過程を考えて楽しもうとして考えているから、僕が「聞いて」と、聞いて欲しい話をしてきたときは、僕がそれを話をしている理由や、それの過程について僕も説明するから、それをしっかり聞いて欲しい。注目してほしい」
だと思います。
これでその人が、
「わからない!」
「だって、わからないんだもの」
と言えば、僕とは
相性が合わなかった
という事です。
僕は楽しい事を共有したがります。
僕の話を聞いて、というより、僕の話で笑って、という思いが強いのです。
だから僕は
「想像力が無い奴は嫌いだ」
とずっと言っていたのです。
でも、それは想像力と言うと違和感があります。
僕は想像力が豊かですが、人の事を考える視野の広さがありませんでした。
自分は想像力が豊かである。
けれど、その想像も、自分の事だけ、自分の興味がある事だけ想像力が豊かなのだな、と理解しなければ苦しいと思います。
わかってもらえるでしょうか。
理解してもらえるでしょうか?
僕が好むのは、想像力がある人。
そして、想像力があると思っているけど、それも自分の世界の想像である事も重々承知している人を僕は好きになると思います。
以上
夜の追記でした。
以下は昼間のまま残しておきます。
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以下(昼の日記)
ADHDなら、ASDならお前は認める癖に、HSPも同じだ、HSS型HPSも同じだ。お前もそう言っていただろう!と言われると思うが今は違う。
人間は学び、治す。
経験し、学習し、治すべき改善点に気が付ければ直す。
訂正し謝罪する。
それが人間の力だ。
ADHDやASD、あるいはアダルトチルドレン(AC)の愛着障害は、その延長線上に精神病を発症したり、依存症、反社会的言動、自傷行為に繋がる。
過去に何か問題を起こした人間が、自分はHSS型HSPだから、と発表することが多くなったと思う。
それは
①刺激を求めてしまう繊細さんだから、これは障害と言う個性です
②これには良い面と悪い面があるから、過去の謝罪するべき事に対しては「ごめんなさい」、でもこれは多様性(ダイバーシティ)の現代だから理解してよね
③多動性だから、ついつい悪い事もしちゃうけど、これは発達障害だから犯罪者とかもう言わないでね。犯罪したことは許してね
の言い訳だ。
そもそもHSS型HSPという言葉は日本だけらしい。僕が調べたところ、メディアが作り上げた言葉だそうだ。
ADHDも製薬会社が薬を広める為、売る為にマーケティングしたものだ。
HSPもHSS型HSPも同じだ!認めろ!!
と言う流れに持っていきたいのも理解できる。
ただ、だからと言って、その過去の犯罪行為やルールやモラルを疑われる言動が許され認められることはない。
それだけは、今の僕は強く主張します。
ちなみに、人間は全員が何かしらの特徴や個性があります。
下にASDの特徴と言われる部分を少し書きます。
これは人間、全員に大なり小なり度合いはあるけれど、全員に何かしらは当てはまります。
これの一つでも自分に都合がいい部分、自分が苦手とする部分があると
「私はASDだ」
「私も発達障害だ!」
と都合のいい解釈で、自分も問題(課題)や悪い癖を治さなくても良いと開き直る人が多くなった背景だと僕は思います。
でもそれは、
「だから直さなくても良い」
「だから何をしても良い」
という話ではないです。
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ASDの想像力の欠如について
相手が今どんな感情なのかを推し量る事が難しい
→相手の声のトーンや、表情などから、今相手がどういう感情なのかを
踏まえたコミュニケーションが取れない。
人間関係を構築したり、相手の状態に合わせた声掛けができず、
怒らせてしまう。
経験した事がない事、将来の事などを考える事が難しい
→経験をしたことがない事をイメージする事が苦手
初めての業務は具体的なマニュアルや指示、一連の流れを体験しないと
何から始めていいかわからない。
自身の将来に関しても経験のない事なので人生設計をおこなう際に見立てが
甘い事や達成の難しい内容になる事がある。
・目標を設定しそこに向けて継続して努力を続けることが難しい
→目標を達成した状態を想像しにくい。
目標達成に向けた取り組みを継続できず、途中で挫折してしまう。
・相手の期待している事を察する事が難しい
→指示や依頼があいまいな場合や遠回し、比喩があると相手の求めているものが何か正確に想像する事ができず、相手の期待していたこと食い違う。
・言葉遣いや発言の内容自身の振る舞い相手や周囲に与える影響を考える事が難しい。
→その言い方をするとその場の空気が壊れてしまう、自分は良くても相手は不快かもしれないということが想像できない。
自身の言葉遣いや振る舞いが、自身にしか理解できない表現方法になってしまう。
・対人面やその他の場面でも、複数の選択肢からどれが最善かを判断し行動する事が難しい
→この選択をすると「こうなるかもしれない」と想像する事が苦手。
複数選択肢から最善の選択をすることが出来ない。
選んだ選択肢が他の人から見ると、周囲を驚かせてしまう。
・明文化されていない事に対し、周囲から情報を集め、それに沿った行動をすることが難しい。
→教わっていないルールや周囲の人の行動、コミュニケーションの中で、情報を集め、自分の行動を調整する事が苦手。
一人勝手な行動をしていると思われてしまう事がある
・問題を解決するための手段を考える事が難しい。
→課題に直面した際に解決の為、どんな解決方法があるのかを頭の中で検討できず途方に暮れてしまう。動けなくなってしまう。
・伝える際は明確で具体的に表現しないと何を指しているのかがわからない。
→コミュニケーションの中で相手が伝えたい事、相手の視線やジェスチャーなどの情報を集め、それを総合し、想像できず、伝わらない事でコミュニケーションに時間がかかりイライラしたりさせてしまう事がある。
・過去の経験を踏まえ、別の事象でも、その方法を応用し対応する事が出来ない。
→同じ場面やケースには対応できるが、似ているが違うケース、イレギュラーなケースになった際に「こうしたらいいのでは」と想像できない。
同じことを繰り返し失敗していると言われてしまう。