メモ用詩『青じし』
歩むごと
雪は足跡を
隠そうとする
寒風
頬を咬み
走る痛み
途方もない白さ
行き先見えぬ
山の女神の
曲線を登り
その頂き
目指す獣道
深雪
蹄のあと
吹雪やみ
一頭の青じし
雪化粧した被毛
氷柱の装飾に
陽光が反射した
いっときの晴れ間
《同人誌『汽水域』通信販売中!》
2019年から書き溜めてきた詩の中から選んだ詩が載っています。
『汽水域』でしか読めない私の詩をどうか読んでください。
詳しくは下記のリンクから↓
歩むごと
雪は足跡を
隠そうとする
寒風
頬を咬み
走る痛み
途方もない白さ
行き先見えぬ
山の女神の
曲線を登り
その頂き
目指す獣道
深雪
蹄のあと
吹雪やみ
一頭の青じし
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氷柱の装飾に
陽光が反射した
いっときの晴れ間
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