結婚しなくても不自由ない社会で生きる独身たちへ
何だか特定の層に向けたメッセージのようなタイトルですが、そんな意図はなくってですね。
結婚だけに限らず、パートナーがいなくても、独り身でも満足して生きていけるこの世の中について。
独り言をへなちょこなボールで投げてるだけなので対したメッセージでもないことを前置きさせてください。
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人生って何だろうと考える中で、身近な人を色々見ては物思いにふけているのだけれど、特に結婚や出産は自分の母を見ていて思うところがある。
私の母は共働きで子供を育てながら、仕事を頑張ってきた。
今の時代、家事育児は手抜きしてなんぼ、便利家電や時短が謳われるが、母は保育園に持っていくお手製の布団カバーや小学校に持っていくカバンなども全部お手製で作ってくれていた。
歳をとる度に昔の母と今の自分を見比べる。
私と同じ歳で母は寝る間を惜しんで子供たちのためにせっせとミシンを使って世界に一つだけの習い事カバンや歯磨きセットの入れものを作ってくれていた。
しかも家事育児はほぼほぼ母がしていた。父はごみ捨てぐらい。もちろん家族サービスやたまの料理はしていたが、ほぼ家事は母がしていた。
仕事をして忙しいはずなのに、急いで帰ってきては子供達と一緒に台所に立って料理を教えながら夜ご飯を作り、保育園や学校に必要なものを準備する。しっかり愛情を注いで育ててくれた。
そんなスーパーママみたいな母と同じことを私は今できるだろうか?と考えることがある。
いや、絶対に無理だ。
自分一人の機嫌を取って生きるだけでいっぱいなのに、自分以外のお世話なんて無理だよ…と思ってしまう。
昔とは違いこんなにも便利な世の中になったにも関わらず、そんなことを考える自分が如何に成長していないか母を見る度に思い知らされる。
そんな母に私はこう言った。、
「お母さん、すごいよね。同じ歳だった時に子供の世話して、家事して、仕事して、そんなこと私はできない。今のこの世の中、楽しいことがありふれていて、一人で生きていける自由な状態で、結婚する気がなくなるのも頷けるこの時代で私は自分が結婚して家庭を持つことが想像できない。だから、お母さんのことを本当に尊敬する、今までものすごく頑張ったし、よくここまで育て上げてきてくれて、本当にありがたい」と。
多分聞いてきた母は複雑だったかもしれない。若くして母になったため、もっと20代を謳歌したかったとも思う。
そして娘の結婚する気ないとも取れるような発言にも複雑に思ったかもしれない。(独身を謳歌している娘がスーパーママだった母にこんなことを言うなんてと自分でも少し複雑に思った。)
ただ、母の周りにも独身の女性はたくさんいるため結婚が全てじゃないという意見も母は持っている。
上のような母とのやり取りを経て、私は人生についてまた一段と考え始めた。
時代の移り変わりで、人生は自由、結婚も出産も自由という考え方が定着しつつある現代。
結婚は絶対に必要ではない。
出産は絶対に必要ではない。
別に結婚しなくたって、パートナーが入れば他者と相思相愛の関係を築くことはできる。
出産しなくても、どんな形であれ自分が望めば自分の産んだ子でもなくて、子供を愛でて、成長を見守って、育英に参加することだってできる(教育現場への就職やあしながおじさん、海外協力隊等)
結婚や出産をしなくても似たような関係や経験をすることはできると私は考えている。そして、そこへ辿りつくためのありとあらゆる選択肢が存在してるし、考えようによっては既婚も独身も変わらないんじゃないか、とも思った。
結婚という言葉に呪われたわけじゃないけど、婚姻制度って結局何なんだよ、と初歩的な疑問が芽生えてきた。
自由だからこそ、悩む人間って面白い。
自由すぎて悩むなんて、滑稽だけど考えに考えを膨らませるのも嫌なわけじゃない。
選択肢が多すぎると悩むっていうのはこのことか?と
どれを食べようかな〜と迷うスイーツビュッフェの種類の多さと、人生の選択肢を同じように比べてしまい自分でも呆れている。
むしろ自由がなかった時代は悩むこともなかった(自由を前提に悩んでも実現することが不可能だった時代)頃の方がよかったのか、どうかは人それぞれで分からないが悩めるって良いことだとは思う。
独り身で不自由ない人たちへ聞きたい。(私もその一人だが)
あなたはどう生きたいですか?
どんな人生をおくりたいですか?
私はまだ見えていないし、答えは出てないし、この先も答えはでないかもしれない。人により答えや思いは刻一刻と変わるだろう。
自由な世界で生きる人間の考えることって何なんだろうね。
食べたい、寝たい、性を感じたい、
で、その後に思うことって何なんだろう。
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いつも通り思考そのまま書きなぐりで読みにくい駄文でスミマセンッ!気軽にコメントお待ちしてます!終わり。
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