見出し画像

季語 家鴨(あひる)

こんにちは、こんばんは!のんちゃです。
今日は、穏やかな天気ですでしたね!
(書いてるうちに夜に)
これまで詠んだ俳句を振り返ってみます。

ちょうど1年前の今日、11月10日。

朝の紫乃先生の記事をお題として詠んだ句がこちらです。幼稚園で読んだ最初の一句。
今日は振り返り。

あひるだと思い込みしは浮寝鳥

【季語 浮寝鳥 うきねどり】

毎年越冬のため、毎年日本に渡ってきて川や湖沼で一冬を過ごす水鳥の群れ。鴨・雁・鳰・鴛鴦・白鳥などが、水面に浮かんで眠るさまをいう。

きごさい歳時季より引用

そこで詠んでみたこの一句

こちらはみにくいアヒルの子の童話を思い浮かべました。
自分はアヒルだからこんなに醜い、みんなのように出来ないのだと。
思い込みや偏見。
でも違う。
まだ気付いてない、自分のチカラがあるはず。
そういう思いを込めて詠んでいました。

コメント欄で俳句について、色々教えて頂きました。

  1. 文字と文字のスペースは開けない

  2. 最初と最後の文字が漢字なので固い印象。ひらがなやカタカナを使うと柔らかさが出る

  3. 家鴨あひるは水鳥、浮寝鳥も水鳥だから意味がおかしくなる?

  4. 水鳥は冬の季語 季重なり

→あひるは、渡り鳥ではないから、冬の季語ではない。

推敲の後の一句がこちら。

まだ知らぬ海越えられると浮寝鳥

今振りかえってみて自分で思うのが
中七なかしち(五七五の中の七文字)が

海越えられると  と字余りでした。
でも、気に入ってます😊

あれから一年。

浮寝鳥をお題に新たに詠んでみます。
去年と全然違うテイスト。


【発想の履歴】

↑渡り鳥 高度 を調べていて見つけました。
面白い記事でした。社会科の歴史は苦手ですが、
縄文・弥生時代くらいまでは、浪漫があって好きでした。鳥類は、恐竜から進化したのですね。

鳥類酸素濃度の薄い上空を飛翔出来るシステムを体内に有しています。
 鳥類は現在の大気成分である酸素より二酸化炭素の濃度が高かった、中生代(約二億五千万年前から約六千六百万年前)に繁栄した恐竜の子孫或いは直系であることがその高い能力の証拠であると考えられてきました。

ikaebitakosuikaさんのHPより

恐竜が先祖なのかぁ、凄いな、とジュラシックパークの映画を思い出し、白亜紀。(単純)の5文字を置いてみました。

白亜紀の

から連想して

琥珀

琥珀で検索していると石言葉なるものに遭遇。

琥珀の石言葉は、「活性」「繁栄」「長寿」

なんだか、琥珀って素敵。浪漫があるな。という事で、

の記憶

最初の句を詠んだ当初は、浮寝鳥からあひる、白鳥を連想していましたが、今回は、たまたま出会った言葉が恐竜だったため、白亜紀、始祖鳥まで
広がっていきました。
琥珀に閉じ込められた白亜紀の記憶。

浮寝鳥

はそのDNAに太古の夢を抱いているのでしょうか。

白亜紀の琥珀の記憶浮寝鳥

ちょっと、俳句的にはどうかなと思います。
漢字も多くて固い印象。

来年の私が見たらきっと、また何か思うはず。

風流な侘び寂びのある俳句にたどり着けるのは
いつになることやら。

出会った言葉によって変わっていくのだと思います。素敵な言葉に出会えますように。

白亜紀といえば、今年の4月の俳句ポストの初級の兼題が薔薇でした。

いつものようにまず季語調べ。


こちらで、薔薇の起源についての記述を見つけました。

化石記録は白亜紀に遡る。分子時計からはアプチアン世-アルビアン世(およそ1億2500万年前から9960万年前)に出現したと推定されている

Wikipediaより

ここから、白亜紀を思い浮かべて、詠んだ一句でした。類想の外から詠めた気がします。

入選しました✨


俳句幼稚園で学び始めてから、1年を記念して振り返ってみました。
お世話になりました皆さまありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。


ベランダのミニバラ。
バラは秋にも咲きます^ ^


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
明日も素敵な一日を🌹✨

この記事が参加している募集

いただいたサポートは、本を買ったり、美味しい笑顔のための資金に使わせていただきます!まだ見ぬあなたに感謝です🙏✨