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Wantedly採用戦略|小規模の会社で採用業務を効率化するためにやったこと

皆様、こんにちは!NONAME Produceでディレクターをしている三澤です。

NONAME Produce(以下、n2p)は、X(旧Twitter)などのSNSキャンペーン支援をはじめ、さまざまなデジタルプロモーション制作を手がけています。弊社には専任の採用担当がいないため、メンバーが普段の業務と兼任しています。

各メンバーのリソースが限られている中で採用活動をしていますが、この度1Qの採用目標として掲げていた”エンジニア採用1名”を達成することができました!👏🏻

この記事では、3ヶ月の間で着実に成果を出した

💡採用業務を効率化するためのWantedly運用術
💡自社とマッチする応募者に出会うための施策

をお伝えしたいと思います。Wantedly運用や採用活動に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!


1.採用ターゲットの設定

まずは目標の達成に向けて採用ターゲットを設定しました。当たり前のアクションのようにも感じますが、採用ターゲットを設定することで、

📝募集記事の内容(内容 / サムネイル / タイトル)
📝ストーリー記事のテーマ

が断然考えやすくなります!また、弊社では各メンバーが面接を行うため、採用ターゲットの認識をチームで統一することは非常に重要な工程でした。認識を統一することで、選考時の判断にブレが出にくくなります。

2.募集記事運用の改善

大前提、n2pのことを知ってもらうためには募集記事ができるだけたくさんの方の目に入る状態を作る必要があります。そこで、募集記事表示のアルゴリズムを生かし、2つの作業をルーティン化しました。

①隔週で新規記事を投稿
②応募率が高い記事を継続掲載(「おすすめ」の上位に掲載されやすくなると仮定)

人気 / 新着 / おすすめの3タブで分かれている

この作業を行うことで、効率的にPV数を伸ばすことに成功しました。運用を始めてから半年が経ちますが、高いPV数を安定的に維持できています!

PV数推移
【5/21】2519PV →【6/3】2765PV →【6/16】2776PV

3.エンジニア応募にフォーカスしたアクション

ターゲット設定と募集記事の運用改善で、記事の応募数や応募率はアップしました!しかし「応募者とターゲットに齟齬があるケースが多い」という課題にぶつかりました。そこで採用の知見があるWantedlyの担当者様にご相談し、3つの打ち手を実行しました。

①募集記事内容の見直し

これまで会社の指針や業務内容など定型的な内容でしたが、応募者に働くイメージを持ってもらうことや、弊社の雰囲気を伝えることを目的に

  • 現場エンジニアの声

  • ストーリー記事 /自社noteアカウントへの導線

を追加しました。

細かい点ですが、絵文字を取り入れたり見出しのあしらいを工夫するなど、「読みやすさ」に配慮することも大切です!

②サムネイル変更

これまで会社のパーティで撮影した写真を中心に使用していたのですが、Wantedlyの担当者様に、パリピっぽくて馴染めるか不安になりそう!というお声をいただき、オフィスや社員の雰囲気が伝わる写真に一新しました。

新しいサムネイル


過去のサムネイル

確かに過去のサムネイルはパリピ感ある…(笑)今回入社いただいた植田さんにも

わりと他社様の募集では、拾い画だったり、おしゃれだけどサムネがn2pみたいに複数ない(凝ってない)感じが多かったので、今のn2pのサムネは差別化できててよかったなぁと思います!

と感想をいただきました!やはりビジュアルは会社のイメージにつながる大切な要素です。

③ストーリー記事テーマの見直し

最後に、ストーリー記事テーマの見直しをしました。これまで社員のインタビュー記事を中心に発信していましたが、

💭n2pで成長できそうか、新しい経験を積んでいけそうか
💭 n2pのビジネスモデルの中で、エンジニアとしてどんな価値を出していけそうか
 

が想像できることを重視し、エンジニアとしての仕事内容や技術的な話が伝わる記事を執筆しました。

▼執筆したストーリー記事

さいごに

いかがでしたでしょうか?

①効率化のために仕組み化できることはとことん仕組み化
②コンテンツはターゲットの求める情報を具体化してから制作

を重視したことで、ターゲットとマッチする”エンジニア採用1名”を達成することができました。特に②が上手くいくと採用後のミスマッチが防げるため、真の効率化に繋がっていきます。これからもn2pの魅力を正しく発信できるようなWantedly運用を心がけていきます🌱

n2pでは一緒に働く仲間を募集しています。裁量を持ち日々一緒に成長したいという方、是非ご応募お待ちしております!

執筆:三澤 柚月(Director)