教員向けのワークショップに参加しながらChatGPT4でメモを取ってみたらバッチリだった件
今日は、第28回沖縄県マルチメディア教育実践研究大会に参加しました。
私は、ワークショップ2の時間帯に「教室に笑顔を広げるCanva ―ワクワクする授業を実現する最強ツール」をしたのですが、それ以外の時間は参加者として他の先生方のお話とワークを楽しみました。
午前中におこなわれたワークショップ1の時間は、中野 裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)の「ロイロが支える国語科の個性的な学び」に参加しました。
その際に、途中でふと思い立って、メモをChatGPTに打ち込んでみました。
そうしたら、なかなか良いメモが取れました。
そこで、午後のワークショップ3の時間でも、白坂 洋一(筑波大学附属小学校)「リフレクション型国語科授業の展開―共起ネットワークを形成的評価へ導入する―」に参加して、同様にメモを取ってみました。
有料版なので、「ごんぎつね」の本文ファイルを投げ込んでやりとりをしましたが、データがアップされているログは共有リンクを作ることができないので、リアルタイムでおこなったログを再現する形でChatGPTとやりとりし直しました。
再現する際には、「ごんぎつね」の本文をプロンプトの中に入れて読み込ませたので、リンクを生成してこうしてシェアできるわけです。
だらだらメモして「これまでのやりとりをまとめてください。」と指示するのが、こうした使い肩の基本形です。
ただ、今回は最後にこんなプロンプトを書いています。
「単元の最後にまとめの作文を書かせることもできますね。その場合、どのような発問(課題文)を児童に提示すればよいですか。教育効果をよりよく発揮できる問いを、5つ提案してください。」
回答は以下の通り。さらっと出してきたたたき台としては、十分すぎる提案ではないでしょうか。
Google Keep やGoogle Document に書き散らした雑然としたメモをまるごと投げ込んで、「わかりやすく整理して」というプロンプトで一挙にきれいに清書したことは何度もあるのですが、最初からChatGPTにメモを書いていくという方法も、これから研修会などに参加する際の記録方法として、選択肢の1つに加わりそうです。
ちなみに、共起ネットワークというのは、テキストマイニングでワードクラウドをつくるときに一緒に出てくるこんな感じのものです。
たとえば、「ごんぎつね」で「みんなでいっしょに考えたい問い」を出し合う際にも、Google フォームをつかえば、無料でかんたんにつくれます。