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”SNS疲れ”を真剣に考えているんだけれど良い対策ってありますか?

「なんだか、心が疲弊している」こんなネガティブな考えを抱きながら、情報に溢れた騒がしい現代を必死に生き抜いている僕はあることに気付いた。

「みんな、スマホばかり見過ぎじゃない?」

駅のホームで電車を待つ時間、移動中の余白時間、飲食店で料理を注文した後の待ち時間など、今じゃスマホの画面に没頭する事の方が”正常の人”のような雰囲気感さえあって、ちょっと異様な光景とも思える。

僕は必要な時以外、スマホを見る機会を意図的に大幅に減らしているから、キョロキョロとその場の臨場感を視覚的に楽しむ派なんだけど、その行動が”挙動不審”のように見られているのがすごく伝わってくる。

正直、少し生きづらい(笑)


エンタメとして使う分には最高のツール

これには僕も感動している。スマホの中には莫大なエンターテイメントが詰まっているから、好きな映画や番組、音楽や書籍、ゲームなど指一本でアクセスできるテクノロジーの進化には本当に感謝しないといけないと思う。

住んでいる場所にとらわれる事なく、便利なネットショッピングもできるし、学びたいと思った時には必要最小限の学習の場だってあるから、この時代に生きている特権と言っても過言ではない。

ただし、後半でお伝えしているが自分なりの活用ルールを決めることは極めて重要な事だということを先に述べておきたい。

ここでのポイントは、自分の意思と判断でスマホに触っているということ。僕が問題視しているのは、”外圧によって無意識にスマホを触る行為”に悩まされる心理的なストレスでもある。

SNS依存は典型的な疲弊の原因

SNSの説明なんて今更する必要はないのだけれど、連絡アプリとして活用している人気ツールに関しては多くの人が日常化しすぎていて、心の疲弊のきっかけになっている事に意外と気付いていない。

”通知機能”が気になりすぎる件

これが便利機能すぎる反面、意外と厄介だ。しかも、連絡系SNSには”既読”という機能がついている事も疲弊感を促進させている理由だったりする。

「既読がついているのに返信がない」

この現実に、多くの人は他者に対する苛立ちや不安を覚えるようになってしまった。この記事を見ているあなたも同じような感情を抱いた事があるのではないか?普通に考えて、精神衛生上とても良くないことだ。

この感情は、”送信した側の一方的な都合”でしかないんですよね。本来のスマホの活用は自分自身の生活をより豊かにするものであり、他人に何かを強要するツールではないってこと。

デジタル端末から心を切り離す方法

この見解には賛否両論あると思うけど、ここではあくまで”SNSやデジタルを通して心が疲弊している人”を対象としていることを理解してほしい。

まずは、デジタルと適切な距離を保つために僕が取りれている方法を紹介したいと思います。これを実践するだけで、デジタル社会における心理的なストレスを一時的に大幅に軽減できると思うので試してみてください。

それは、自分のスマホの通知設定を、緊急時に必要な電話機能以外は全てオフにすることだ。そうすれば単純な話で、あなたのスマホは電話着信以外の通知が鳴る事はない。裏を返せば外圧からの強制力を意図的に遮断できるのである。

SNSを投稿していたりすると、いいねやコメントの反応が常時気になってしまうし、新着メールや何かしらの最新情報が届く度に鳴り響く通知や端末の振動に自分が振り回される事もほとんどない。

勉強時間や、集中して何かを取り組んでいる時に、意識が完全に奪われてしまって集中力が低下してしまうのは、大体はこの通知機能が原因だと思う。

本来、目を向けるべきはあなたの目の前のリアルな現実のはずだから、家族や恋人、友人やビジネスパートナーとの時間、自分が集中したいと思う時間を蔑ろにしてまで、スマホを触っている自覚があるのであればこの方法をぜひ試してもらいたい。

スマホから目を背ける事で見えたこと

とはいえ、この時代を賢く生き抜くには必要なツールである事には間違いはないと思う。であれば、僕のような意志が弱い人間は、より一層適切な活用方法を身につけなければいけないと思った。

小さな子供や若者達がスマホ依存による学力低下や、トラブルに巻き込まれるケースが問題となっているが、現代の大人達にも原因があると感じている。特に僕たちのような30代以上の世代は、デジタルとの向き合い方を勉強をしないまま、スマホという諸刃の剣を手に入れて、子供達を教育する立場になってしまったのだから。

子供達の間で発生する”いじめ”に関しても、今ではネット上で横行しているし、どう対処すべきかなんてことは詳しい知識がないと対処のしようもないだろう。

多くの大人達が、家でも外出先でも食事中でも仕事中でも隙あればスマホで消耗している光景が日常的になった今の時代に、子供たちに何を示せるのだろうかと、もはや他人事ではない。

僕が実践している自分を管理する方法

偉そうな事を書いてきたけれど、僕自身の生活を対象とした小さなデータを共有したいと思う。自己管理系の知識が豊富な方はピンとくると思うが、お付き合いいただければ幸いです。

まずは自分の行動を4つのカテゴリで表します。

  • 第一領域の行動=緊急かつ、重要なもの

  • 第二領域の行動=緊急ではないが、重要なもの

  • 第三領域の行動=緊急だが、重要ではないもの

  • 第四領域の行動=緊急でも、重要でもないもの

この分野に関しては、別の記事で詳しく紹介しようと思いますが、大まかに言えば、第二領域の行動が多ければ将来的な人生の豊かさと紐付き第四領域の行動は人生時間の消耗に該当します。

第四領域の例)

  1. 目的意識を持たずにテレビ番組をダラダラと視聴する

  2. 意味がくネットサーフィンをする

  3. ゴロゴロ寝転がりながら無意味にスマホゲームをする

なんとなくイメージが湧くと思います。僕自身、常にこの各領域の時間配分にはとても気を配っていて、できる限り、第四領域の時間を削る事を目標として過ごしています。数日間ではありますが僕の結果を開示します。

第四領域に時間を奪われた短日の結果)

  • 1月1日=合計3時間

  • 1月2日=合計3時間

  • 1月3日=合計2時間半

  • 1月4日=合計30分

もったいないですね。これだけ偉そうに発言しながら(笑)日々意識しているにも関わらず実際には数時間を目的もなくムダに過ごしているという事実です。僕は日々の行動履歴をGoogleカレンダーで色分けして残しています。

冒頭で述べた、通知機能をオン状態にしていたのであれば、これ以上の莫大な時間を無意識に、ながらスマホに費やしていたに違いない

3時間もあれば何ができたのだろうと考えれば考えるほど、改めて自分の意思の弱さに気付かされるし、なんだか切ない気持ちにもなりますね。

なぜここまでやるのか

ちょっと変態的と言えばそれまでですが、僕は意志が弱い人間だから、まずは自分の行動のクセを知ることが重要だと考えています。この記事をなんとなく眺めるだけでは第四領域に属してしまいますが、行動を見直す一つのきっかけにしていただけたらそれは第二領域に該当するかもしれませんね

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