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自分の人生をつまらなくしているのは一体、誰のせいだ。
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何事にも意欲が湧かない時期は突如訪れる。日々の生活に不満があるわけではないけれど、心が満たされない。周りの人を見渡しては「羨ましい」なんて思ったりして更に気を落としてしまう。
白状しておくと、まさに僕の事だ。
虚無感の原因
そもそも僕には趣味がない。いや、厳密にいうと好きな事はあるけれど心の底から熱量を抱けない。全ての事柄に対して「これって意味あるのかな?」という実に冷め切った感情を抱いてしまう。
いつからこうなってしまったのかは分からないけど、僕のように「人生を変な形で悟ってしまった人」は少なくないはずだ。
僕は10代の時に、勉強そっちのけで音楽活動に明け暮れて最高に楽しい青春時代を過ごした。高卒で入社した会社では、定年までに一度達成できればすごい事だと称されていたタイトルを、在籍中に三度も獲得してしまった。かけがえのない仲間とも出会えた事で濃密な時間を過ごすことができた。
若い時に離婚を経験したものの、その後に再婚を果たし、マイホームで妻と愛犬と共に幸せな時間を過ごしている。
言ってしまえば、まさに自分が想像していた範囲での「人生の最高到達地点」に辿り着いてしまったわけで、ある種のセカンドライフに突入している。
耳にしたことがある程度だけれど、定年を迎えた後に燃え尽き症候群の状態になる人が実はとても多いらしいが、その感覚に近いのかもしれない。
確実に言えることは、全ては自分の思い込みから生じているもので、自分の人生をつまらないものに仕上げているのはまさに自分自身である。
描いた夢の大きさが人生の楽しさを創造する
僕のような意志が弱い人間は、新しい夢を持つ事も容易ではない。しかも自分の経験だけを一つの物差にしてしまっているせいで、自分で限界値を設定してしまっていたりする。これが非常に厄介だ。
ありがたい事に、「なんでもできそうだよね」と褒められる事があるのだけれど、何事も広く浅くこなせるだけで、何かに突き抜けた能力を持っているわけではない。それでも、僕なりに前を向いてみる事にした。
中年がもう一度、大志を抱く。
結局、どういう状態で最期を迎えたいのか
人生の最期を想像した時に、「なぜやらなかったのか」を一番に後悔するのは明白だと思う。僕たちは、誰しもが平等に最期の日に向かって毎日進んでいる。最期の日が明日かもしれない。それは誰にも予想ができないことで運命には決して抗えない。
そんな中で、僕のように「何かをやる事に理由や意味」をいちいち考えているようでは、人生楽しかったなと言えるはずがない事に気付かされた。
周囲にはすごく大きな夢を持っている人達で溢れていて、その人達が発するエネルギーは凄まじいもので実に刺激的だったりする。周りと比較してしまうと心が病んでしまうから気をつけないといけないけれど、重要な事は自分の夢は決して他人と比べるものではないということ。
「環境を変えろ」という現代のプレッシャー
”自分を変えたければ環境を変えろ”というアドバイスはよく耳にすると思う。ゴールまでの最短距離を目指すならこれに勝るものはない。けれど多くの人は環境を変える事に怖さを感じる。特に年齢を重ねていけばいくほど身動きが取れなくなる。転職に悩んでしまうのもこれが原因だ。
ではどうすればいいのだろう。
まずは、今の環境に小さな変化を起こしてみる
僕が常に意識しているのは「毎日、0.1歩ずつ前進する」という事だ。周囲が1歩前進する中で、僕はたったの0.1歩。でもそれを休まずに毎日続けてみる。この、note執筆にしてもそうだし音声発信もそうだ。
ここ最近は苦手意識を持っていた料理にも挑戦したりしている(笑)とても小さな行動だけれど、僕のような意志の弱い人間にとっては大きな進歩だ。
何かあるごとに理由や目的を深く気にしすぎる僕の課題は明確で、「まずはやってみる」、「触ってみる」、「試してみる」など、かなり軽率ではあるけれどそれくらい軽い気持ちを抱いてみる事にした。
僕と同じように、好きな事とかやりたい事が見つからずに日々悶々としている人が多いと思うし、社会経験を積む中で妙に賢くなりすぎると、思考することを優先してしまうから更に身動きが取れなくなる。
「まずはやってみたら?」と、他人にはアドバイスできるくせに自分毎になるとそれができないのが多くの大人が持つ悪い癖だったりするわけで、僕の心の中に隠れた弱さの部分を、今年は少しでも改善したいと思っている。
小さな行動を起こすためのテクニック
「これをやってみようかな」、「あれをやらなきゃな」とか思ってはいるものの、腰が重たくてなかなか行動に移せない。誰もが抱くそんなお悩み。最後に、僕が実際に取り入れている小さなテクニックを紹介したいと思う。
1分間だけやると決める
「たった1分ならと」軽い気持ちでやると意外とできるんですよね。しかも1分やってみると、当然ながら時間が足りないわけで、「とりあえず今日はここまでやるか」という心理状態になり、気付けば最後までやりたくなってるから、あら不思議。
嘘だと思ったでしょ?ぜひ、やってみてね。
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