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自分を大切にするために退職して地元に帰ります①

2024年2月、島根から東京に転職しました。「東京という競争社会に身を置いて、もっとスキルアップをして自立をしたい」という理由からです。(他にもありますが、一番の理由はこれです)今を変え、未来の自分をもっと良くしたいという前向きな思いがありました。ですが、実際東京に住んでみて、働いてみて、今の自分を大切にできていないことに気づきました。そして、「自分を活かせて、自分が輝ける環境に身を置こう」と思いました。
前談が長くなりましたが、「自分を大切にしよう」と思うようになった心情の変化を綴っていきます。転職しようか迷っている方、上京を考えている方、メンタルで悩んでる方の少しでも参考になれば嬉しいです。


東京で働いてみて感じたこと

東京はやっぱり競争社会です。そして、東大や早稲田、慶應など名高い大学を卒業したエリートが沢山います。会社にもよりますが、私の会社はそうでした。周りはみんな学歴があって頭が良くて、仕事が出来て、そしていい人が多いんです。比べて私は普通の大学卒業で、たいして頭も良くなく、もちろん、仕事も効率よく回すことができません。彼らと同じ環境で働けることに感謝をしつつも、できない自分を日々感じてどんどん自分が嫌いになっていく。先輩後輩みんな優しくて、だからこそ迷惑かけたくない、この恵まれた人間関係を大切にしたくて相談もできない…。「あれ?私って大好きな職場の人にとって、仕事できない迷惑をかけてる存在になってるかも…」って日々思うんです。そうすると、仕事をするのも辛くなってきて、どれだけ頑張っても残業しても、みんなみたいに上手くいかなくて、凡ミスにして迷惑をかけて、完全に自信を失いました。
「自分を変えたい」そう思って東京に来たはずなのに、みんなの足を引っ張って、私は環境にしがみついているだけ。今が辛くて明るい未来が見えなくなりました。

「自分を大切にしよう」と思ったきっかけ

未来を前向きに捉えられなくなったのは、自分のメンタルが弱いからではないか、ストレス発散が上手くできてないのではないかと色んなYouTubeを観ました(笑) そうすると、うつ病とか、自律神経失調症とか、適応障害という言葉が出てきて、なってしまった人の大変さを知りました。このような病気は1回なってしまうと治るのにかなりの期間を要するらしいのです。実際に弟や友達が精神疾患にかかり、長い期間悩んでいるのを知っています。その人たちが悪いと言いたいのではなく、このような病気中は辛いんです、悲しいんです。だから、私はならないようにしたい。そう思って今の自分の心の声を見つめ直すことにしたんです。
今の自分に満足出来なければ、未来の自分も満足させられない。今の自分の生きた方に満足しつつ、さらに自分が輝けるように未来を作っていきたい。
そのためには、自分がどんな事が好きで、どんなことがやりたくて、どんな生活だと幸せだと感じるのか。これを知ることが大切だと思いました。
そこで出会ったのが、八木仁平さんの「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」という本。自分が本当にやりたいことができれば、今の自分に満足し、未来の自分にも希望がもてると思ったんです。

一冊の本との出会いと気づき

「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」本はやりたいことを見つけるためのワークが書かれています。5つのワークをしていくと、自分のやりたいことを論理的に導き出せるというものです。
ワークを全て終えて分かったこと、それは、今はやりたいことをやれていない。スキルアップだと自分を奮い立たせて、やりたくないこと、辛いこともやらなきゃと思い我慢しているんだと。今の環境、仕事、生活は今の私にとって満足の状態ではないんだと改めて知りました。
ワークの結果、仕事を辞めようと決めたのですが、どんな道を進むのかは②で綴ろうと思います。
長文読んでいただきありがとうございました。


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