Untitled

1ヶ月に一度以上は

必ずこんな夜がやってくる

何ともわからない不安感に駆られ

焦燥感を覚え

孤独を味わう

そんな夜だ

一度眠ってしまえれば

その先は楽なものだが

97%の確率で意識を手放すことが困難だ


今夜の私はこう考える

水の中に溺れてしまいたい

苦しまずに

あの私を冷たく包み込む世界で

体の隅々まで侵食されながら

水面を眺めその光を見つめていられたなら

私はもう孤独ではなくなるだろう

全てとの一体を感じられる

それは間違いなく幸せだろう

そのまま溶けて

何とも知れない一部になれるなら

本望だ



そうは言っても

また私は明日に流されるのだ

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