【子連れタイ旅行】子供におすすめの見るところ、感じること
今回、子供(小4)と2人でタイへ行って来ました。
タイは約15年前ひとり旅した以来、子供と2人では初めて。
子供にとっては海外旅行もほぼ初めての体験。
当初「タイ旅行って子供が楽しめるかな?」と少し不安でした。
しかし、タイへ行ってみたら、結果「子供とタイ旅行はおすすめ」とまで思ったので、今回、子供にとっても良かったところなどを紹介していきます。
子供も行く前は、不安やドキドキで緊張ぎみでしたが、行ったらすぐに「楽しい!」、帰る頃には「また行きたい!」と満喫していたようです。
子連れタイ旅行で、よかったと思ったおすすめポイントと、子供と楽しめたところを中心に挙げていきます。
あくまで私の、そして旅行者目線ですので、ご了承ください。
【子連れタイ旅行】子連れにもおすすめポイント
タイの人は親切(特に子供に)
とにかく、タイの方は親切でした。とりわけ子供にはみなさん微笑みかけたり、話しかけてくれました。
特に感じたのは、電車での席の譲り合い。
子供と電車に乗ると、子供を見かけるやいなや、座っていた人たちが、「こっち座って!」と手招きしてすぐに座らせてくれました。
驚きの反応の速さです。
日本のように、我こそはと競って座っている人はあまり見かけませんでした。
困っているとすぐに声をかけてくれました。
私もバスの降り場所がわからずあたふたしていたら、他の乗客が到着したことを教えてくれて、乗換の駅まで付き添い、さらには切符を買うため窓口で通訳までしてくれる方もいました。
気にかけてくれる方がいるだけでも、子供を連れた旅行者にも気持ちよくすごせます。
【子連れタイ旅行(バンコク旅行)】子供にもおすすめの場所など
タイはお寺ばかりで子供は楽しめるのかな?とちょっと心配していましたが、娘にとっては目新しく、楽しい場所ばかりでした。
子供と楽しめたところを中心にご紹介します。
ワットパクナム(バンコク)
訪れた寺院や建物で1番印象的だったのがワットパクナム。
最近、SNSやガイドブックでもよく見かけるようになった青や緑に輝く天井画のある寺院です。
天井など至るところに細かい装飾がされていて、吸い込まれそうでずっと見ていたくなる空間です。
その中心にあるガラスでできたエメラルドの仏舎利塔は息を呑みます。
天井画は大仏棟の5階にあります。階段を登っていきますが、子供も見えた瞬間に「見えた!」と興奮していました。
大仏棟の下の階も博物館や仏像が展示されていたり、見ごたえがあります。
外には周辺建物より飛び抜けて高い黄金の仏像もあります。
2021年にできたばかりで、瞑想姿勢の仏像としては世界で1番の高さだそうです。
タイは、ハッキリとした、目立つ色のものが多いので、子供にもわかりやすく、日本との違いも楽しめる気がします。
手を合わせ頭を下げ、ここに来れたことに感謝しました。
そして、どの寺院でも言えることですが、あくまで神聖な寺院です。
騒いだり、肌の露出した服装では入らないこと。
私が訪れたときも、羽織は着ているけど胸元が大きく開いている日本人女性が、注意を受けていました。
ワットパクナムは、最寄り駅から少し遠いですが、(徒歩15分くらい?)街並みを見たり、アーチ状の橋を渡ったりと道中も楽しめます。
観光客もたくさん歩いて向かっているので、駅からも見える黄金の仏像を目指して、前の人に着いて行けば到着すると思います。笑
また行きたい場所の一つです。子供も今回の旅行のベスト3に入ったようです。
ワットポー(バンコク)
有名な寺院の一つで、黄金の涅槃像がある寺院です。
その迫力のすごさに、子供も驚いていました。
また「足の裏に指紋がある!」とか、「壁絵の絵にたくさん人がいる!」などたくさんの発見をして楽しんでいました。
また、建物の外装もどれもきらびやかで立派で、見ているだけでも楽しかったです。
子供にもインパクトがあり、見ていてわかりやすいのではと思いました。
涅槃像が横たわっている理由など、歴史や意味を説明してあげたり、一緒に調べるとより知識も深まりますね。
今、世界中の観光客が集まっているバンコク。有名な寺院周辺はとにかく観光客の数がすごかったです。
子供とは離れ離れにならないよう、また写真を撮るときは、周りの人にも気を配りながらと伝えました。
最寄りの地下鉄(MRT)のブルーライン(BLUE LINE)の「サナームチャイ駅(Sanamchai)」駅から歩いて行けるのも旅行者には嬉しいポイントです。
このサナームチャイ駅は、内装も寺院を意識して作られており、通るのも楽しいです。
サイアム博物館(バンコク)
ワットポーの最寄りの地下鉄(MRT)サナームチャイ駅を地上に出てすぐにあるのが「サイアム博物館」です。
国立博物館と違い、ポップな印象の博物館で、最近のタイカルチャーや、映像や実際触って遊べる展示も多く、子供にも楽しめます。
無料で日本語ガイドのヘッドフォンを貸してくれます。
子供もこの日本語ガイドのおかげでよくわかったようです。
タイの民族衣装を着て写真を撮ることもできます。子供用もあります。
通常、入場料は大人100バーツ?だそうですが、行った日が祝日のためか、無料でラッキーでした。
施設の広さもほどほどなので、回りやすいです。
荷物のロッカーも無料で貸してくれ大変便利でした。
受付の奥にあるお土産ショップも子供は気に入っていました。
タイのシールや、ポストカード、雑貨などが売っています。
サイアム博物館にある大きなガチャガチャは、小さなレゴのようなブロックが入っており、組み立てるとタイの鬼ヤックができるようでです。
見た目かわいい。
100バーツは高い気がしましたが、駅にある普通のガチャガチャは100‐200バーツくらいしたので、まだ安い方かもしれませんね。
ワットポーとサイアム博物館は同じ最寄り駅なので一緒に回ることができます。(博物館の休館日は月曜とのことなので注意)
ワットポーの帰りに寄りました。
ターミナル21(Terminal21)フードコート(バンコク)
アソークにあるショッピングセンターターミナル21の5階にあるフードコートが、お手頃な値段でいろんなタイ料理が食べられました。
ちょっと観光地で食べようとすると、1皿100バーツくらいする料理が多いバンコクでも、1皿30バーツくらいでヌードルから肉料理、デザートなど食べられます。
量や値段的にも、タイ料理に慣れていない子供にも挑戦しやすく、料理も選びやすく重宝しました。
私たちも色んなものを食べましたが、子供は米粉のヌードルと小さな肉まん、私はグリーンカレーとマンゴーのフレッシュジュースがとても気に入りました。
2人で150バーツでデザートまで食べ、お腹いっぱいになりました。
量も多くはないのでトライしやすく、値段的にも色々食べてみたい!という気になります。
フードコートの利用方法は、最初に入口付近の受付で、希望の金額を渡すと、チャージしたカードを渡してくれます。そのカードで各店舗で支払いをするシステムです。
カードの残金は、受付で払い戻しできるので安心です。(帰りに返金することをお忘れなく)
バンコク プラネタリウム(バンコク)
プラネタリウムが入る宇宙館のようなものと、科学館のようなものが隣接されている子供が遊べる施設です。
BTSライトグリーンライン(スクンビット線)エカマイ駅から歩いてすぐのところにあります。
バンコク中心から少し離れているので、近くに滞在していたり時間にかなり余裕があるときにおすすめです。暑い中歩き回ることに疲れたときも、館内が寒いくらいに涼しいので身体を冷やすにもいいですよ。
料金もバンコク内では珍しくお手頃の大人50バーツ、子供30バーツ。
幼稚園児から小学校中学年くらいまで楽しめる施設だと思います。
プラネタリウムは、10、11、14時…と1、2時間ごとに上映されていて、プラネタリウムを見るためには追加料金が必要です。上映時間は曜日で異なるかもしれませんが、窓口に貼ってあります。
科学館は3階建てで、一階は触って遊べる科学体験遊びがメインで、小さいお子さん向けです。
2階はディズニーランドのスペー〇マウンテンのような小さな乗り物アトラクションがあり、画面に座席が揺れたりと、意外に楽しく子供と大笑いしました。
所々、モニターでクイズが楽しめますが、タイ語か英語表記なので、理解しようとすると難しいかもしれません。
世界の時差や世界のエネルギー源のコーナーなど、学べるコーナーばかりです。
薬物の啓発ブースもあり、薬物が身の回りにあることを象徴しているようで、印象的でした。
外には飲食やおもちゃの売店もあります。
滞在したホテルに近く、ホテルの方がこのプラネタリウムをおすすめしてくれました。
土曜日の9時オープン頃に行ったのですが、人も多く、10時過ぎにはチケット売場に長い列ができていました。
混雑を避けるのならば、やはり早い時間がおすすめです。
クーラーもききすぎなくらいきいているので、外が暑いときにもいいですね。
羽織りものは必須です。
乗り物(バンコク)
バンコク市内には様々な乗り物があり、日本との違いが楽しいです。
バンコク市内では、MRT(地下鉄)、BTS(高架鉄道)、トゥクトゥク、タクシー、ボート、バスなど様々な乗り物があります。
例えば電車だけでも、MRT(地下鉄)、BTS(高架鉄道)、ARL (エアポート・レール・リンク スワンナプーム空港と市内をつなぐ)に乗りましたが、チケットがカード式やコイン型(トークン)と違ったりで、チケット購入パネルでの注文方法など日本と違います。
乗り物が好きな子供には楽しそうでした。
ただ、運賃に関して、日本のように「6-12歳はこども料金」の設定がありません。身長で設定されています。
身長90cm以下は無料。
BTSは身長91cm以上、MRTは身長121cm以上は大人と同じ運賃です。
(MRTは身長91~120cmは大人の半額の運賃。)
そのため、小学生は大人料金がかかり、電車代はけっこうかかった印象でした。
タイの名物、トゥクトゥクも近距離移動で使うことは楽しいです。
鮮やかでピカピカなトゥクトゥクに友達と乗りましたが、子供も楽しんでいました。
でも、今は、割高だったり、価格交渉が面倒と思ってしまうのは、昔ほど冒険心が減ったのでしょうか。
昔はトゥクトゥクの客引きが激しかった気がしましたが、今回はおとなしく感じしていました。
トゥクトゥクでも配車アプリがあるそうですが、チャージ式で残金が返金できないそうなので、短期旅行者には使いにくいかなと思います。
タクシーもシラチャも含め何度か乗りました。(複数人だとタクシーが割安)
バンコクでは、日本より最新のかっこいい電気自動車のタクシーに乗れたため、子供も大喜びでした。タクシーの運転手さんとの出会いも旅の楽しみのひとつです。
バンコクのタクシーは、「Glab」という配車アプリを使えば、料金が事前にわかるので、昔のようにぼったくりの心配もなく、気軽に乗れて、大変便利だと思いました。距離によっては、電車代2人分よりタクシーの方が安いときもありました。
ちなみにシラチャは「Bolt」という配車アプリの方が割安だそうです。
カオキアオ動物園(シラチャ)
カオキアオ動物園は、バンコクから車で約2時間のところのタイの東部シラチャにある動物園です。
(日本語表記のHPもありますが、一部の情報のみ。ショーの公開予定は記載あり。)
バンコクからはタクシーや、ツアーなどで行く方法があります。
私たちはシラチャの友達に会いに行ったとき、連れて行ってもらいました。
動物との距離が近く、日本でいうサファリパークのような動物園でした。
タイ滞在の日本人にも人気ということで、駐在中の友達が連れて行ってくれました。
「タイに来て動物園?」と正直思いましたが、とにかく動物の距離が近くて迫力満点!子供はもちろん、大人も楽しめる場所でした。
日本では見られない近距離の動物たちや、野放しのサル、様々な動物にエサやりができたり、珍しいショーが見られたりするので、日本ではできない体験に親子で楽しめました。
私は象の水中ショーが印象的でした。
ゆったりと象が水の中を歩いている様子を水槽のガラス越しに見ることができます。
エサを購入すると動物のエサやりができ、カバやキリン、ライオン、トラなどの様々な動物にできます。ものすごく近い距離でよだれが手につき、鼻息を感じるほど。
園内は、とても広いので、園内を回るには、トラム(Tram)というサファリバスのようなものに乗ったり、ゴルフカートを借りるのがよいかなと思います。
トラムもゴルフカートも有料ですが、乗り物自体も楽しく、効率もよいのでおすすめです。
カオキアオ動物園については長くなるので、詳細は【子連れタイ旅行】カオキアオ動物園は大人も楽しい!トラムとカートで回るのがおすすめという別の記事に書いているので、よかったらご覧ください。
人ごみと暑さが厳しい市場はちょこっと反省
7月末に行きましたが、日本よりは涼しいものの、やはり外で一日歩き回るには暑い毎日。
雨季のわりには雨にほとんど降られずラッキーな反面、日中は人混みも重なり、体力も消耗します。
特に子供は身長が低い分、アスファルトの照り返しもきついと思います。
土曜日、市外から少し離れたウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場)まで行きましたが、朝早くから大混雑していました。
雰囲気は楽しめましたが、電車で時間をかけて子供とここまで来る必要もなかったかな、と行ってみて学びました。
序盤に子供もゾウのキーホルダーを見つけて喜び、私も子供用のタイパンツなどたくさん買えましたが、暑さと人混みで、長時間はいられないなと感じました。
子連れ旅行の場合は、市場はたくさんあるので、雰囲気を味わうなら行きやすいところでもよいかな、と。
あくまで私の感想ですが、ご参考までに。
以上、私のタイの子連れ旅行で行った子供でも特に印象的だったところを挙げてみました。ご参考になれば幸いです。
こちらにも子連れタイ旅行のことを書いています。よかったらご覧ください。
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