人工知能が変える仕事の未来
「AIに勝つ!」を上梓した後も、前著「人工知能が変える仕事の未来」をオンラインで高く評価いただき、国内、および近隣諸国(中国、台湾、韓国)の書店で平積みにしていただいています。4,5年前に執筆したのに、いまだに斬新な内容と受け取っていただけるのは大変有難く名誉なことです。ただ、その裏返しで、まだまだ人工知能が正しく理解されていないことを痛感する局面も多々あります。
依頼により最近調査していなかった書評、反響のうち、新たに見つけたものをいくつか拾って感謝申し上げます。まずは、「人工知能が変える仕事の未来」についての超長文のレビューです:
ビックリ探し: Amazing-Quest.com さん
ここまで書かれたら、本を読む必要がなくならないか?(笑)というくらいですね。さりげなく、こんなに多くの深いことを書いちゃってて「へー!?」のポイントが沢山、と書いてくださっています。有難いことであります。
次は、都会の教養のメッカ、六本木ヒルズの最上階フロアに陣取る、アカデミーヒルズさん。附属のわりと大きな書店さんで、2017年で一番沢山売れた本、と発表してくださいました。驚きです。出版と相前後してご所属の竹中平蔵さんと現地でクローズドな対談を行ったことが関係しているかどうか:
日本経済新聞 nikkei.com で 野村直之と入れていただくと、8件の記事がヒットします。福井銀行役員さんは同姓同名の弁護士さんですのでこの人事記事を除けば7件。悪いことはしてませんよ(笑) あ、いつぞや週刊女性に写真入りで記事書かれたときも悪いことはしてません。AIについての解説を付録にした同梱冊子で、特集全体を語っている内容でした。
7件のうち2件に「人工知能が変える仕事の未来」が出てまいります。1つ目が、2017年元旦の社説「揺れる世界と日本(1)自由主義の旗守り、活力取り戻せ」です。
...「人工知能が変える仕事の未来」の著者、野村直之氏は「大企業が世界で主導権をとるべく目標を掲げたら、必ず若手人材も育つ」と指摘する。「彼らは英語もできるし、コミュニケーション能力もある」。若者を前面に押し出せば、日本に活力が戻るだろう。 ...
2つ目は、2017/1/15付 日本経済新聞朝刊の「今週のおススメの1冊」
人工知能が変える仕事の未来 野村直之著 ... 「アルファ碁がプロ棋士に勝利」「人工知能(AI)が文学賞で1次選考通過」など、毎日のように話題になるAI。「今ある仕事の半分はAIに奪われる」など脅威論をあおる言説も目立つ。過剰な期待感と脅威論が入り交じる今回の第3次AIブームに対し、AI応用開発の最前線に立ち、幅広いビジネスの現場にも詳しい著者が...
この書評の影響力は大きく、一時Amazonで2か月待ち状態となり、発売4か月余りで「7刷」を記録する原動力となりました。日本リサーチ総合研究所主任研究員の藤原裕之さんに感謝です。
その後、同年の日経サイエンス5月号、実質の理系大学新入生歓迎号で中谷宇吉郎、寺田寅彦、そして「理科系の作文技術」の木下是男様など、私が子供時代から日本人理系の神のように尊敬している人々の本に交じって「人工知能が変える仕事の未来」を必読書として推薦していただきました。大変名誉なことです。
現時点で、人工知能 または AI が題名に入った和書1000冊かは2000冊以上あるようですが、今読みたいAI入門本5冊に入れていただいています:
https://honto.jp/booktree/detail_00007842.html
【2019年版】人工知能・AIが学べるオススメ本17選!入門から実践まで
にも入っています:
1 【入門編】人工知能の基本を学べる本12選
1.4 人工知能が変える仕事の未来
この他、書名で検索していただくと、数件~100件超の書評を掲載したサイトがいくつも出てまいります。Amazon.co.jp での22件のレビューの平均得点4.7も有難い限りです。
5つ星のうち5.0 とてもわかりやすい!
2018年2月13日 形式: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
シンギュラリティー・2045年という組み合わせを知ったとい、とても不安になり、
解説書的なものはないか?と思い、この本を手に取りました。
はじめに。。の処で、ほぼほぼ私の不安は消え、既に、こういったことが起きており、
これからこうなっていくだろうということが、一般人でもわかる言葉で書かれておりました。
解説書的な感じでお読みになると、よろしいかと思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
5つ星のうち5.0 人工知能の業務適用を考えている人の参考本
2018年8月17日 形式: 単行本(ソフトカバー)Amazonで購入
NECの研究員であった方の人工知能に関する本です。IT全般について網羅的に
記載があり、今回の人工知能ブームが本物であるという実感をもたっせてくれる
本です。すでに著者の新刊が出ていますが、こちらの方も合わせて読むと知識が
つくと思います。仕事に人工知能を適用しようと考えている方は必ず読むべき本
だと思います。
こちらの1ページ目、下の方で取材体験を書いておられる前原さんの書評は下記です:
そして、京大哲学科卒、ジュンク堂難波店の名物店長福嶋さんは、書店の店長推薦本10冊程度のコーナーに今だに目立つように本書を置いてくださっています。10数ページの詳細なAI本の読書メモを(これでも)短くまとめたのがこちらです:
本屋とコンピュータ 〇第176回 2017/5
同世代(2学年違い)ですし、また、誌面や対面でお話できたら幸いです!
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