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プロジェクトリーダーの「良い評判」と「悪い評判」の違いを聞いてみた

こんにちは!
野見山です。

今日は東京都中小企業診断士協会中央支部の研究会「BPF」の3月度の定例会でした。

今回は僕が担当講師で、「プロジェクトマネジメント〜WBSを使いこなして計画上手に〜」というテーマで2時間のセッションをしてきました。

研究会講師の振り返りはまたの機会でしたいと思いますが、
今回のセッションの中で「良いプロジェクトマネージャーと、悪いプロジェクトマネージャーの特徴」について、ざっくばらんに意見交換しました。

本には載っていない生の話を紹介するので、プロジェクトリーダーの人もしくは、今後目指している人の参考情報になればと思います。

■「悪い評判」のプロジェクトマネージャー

最初にあえて、「悪い評判」のプロジェクトマネージャーの特徴として挙がった意見から紹介します。反面教師として学ぶところもあると思うので、参考までに。

✔︎人の意見に流されて、自分の芯がない人。
✔︎そのリーダーのもとで働いても終わりが見えない。タスクの完了基準が明確でない。
✔︎メンバーに対し、明確な指示出しができていない。丸投げ上司タイプ。
✔︎ギリギリになってタスクの指示をしてくる。なるはや病。
✔︎伝書バトになっている。顧客、社内メンバーから言われたことをただ他のメンバーに流しているだけ。

いくつか実際の声を紹介しましたが、ピリ辛な意見も多いですね。笑
ただ、僕自身も何個もプロジェクトを経験してきていますが、この意見に共感することも多いです。

個人的な意見をつけ加えると…

人の意見に流れれるタイプのリーダーは、全体感を把握できていなから、明確なビジョンをメンバーに示せないタイプ。

伝書バトタイプのリーダーは、成果物の品質コントロールができず、自分自身で正解を判断できていないため、ただ伝言しているだけのタイプ。

などと、ある程度の傾向が見えてきます。

自分がリーダーの立場になった時にピリ辛な意見を言われないためにも(笑)、「良い評判」のプロジェクトリーダーの特徴を見ていきましょう。

■「良い評判」のプロジェクトリーダー

次に「良い評判」のプロジェクトマネージャーとして、挙がった意見を紹介します。良いお手本空は積極的に真似をして、自分のモノにするのが近道です。

✔︎メンバーの役割を明確に定義しており、リーダーのために貢献意欲が高まる。
✔︎ファシリテーションが上手な人。
✔︎プロジェクトの全体像を把握した上でメンバーへ指示出しをしている。
✔︎起こりうるリスクを把握して、リスクの対応案を事前に検討している。
✔︎仕事以外のインフォーマルなコミュニケーションが上手な人。
✔︎人を育てる意欲のある人。
✔︎タスク、期限の管理がマメで、メンバーへのお尻叩きが上手な人。

「良い評判」のプロジェクトリーダーの特徴を見ると、「さすが!」と思える行動がしっかりと見えてきますね。

プロジェクトリーダーに求められる資質として、タスクの進捗管理能力やリスクマネジメントのスキルは大事です。

それだけでなく、その人のコアスキルとしての、コミュニケーションスキルやファシリテーションスキルといった、リーダーシップ全般のスキルが高いことがみて取れます。

こういったプロジェクトリーダーの資質は積極的に真似して、理想のリーダーに近づけるよう努力していきたいところですね。

■まとめ

今回の記事では、「プロジェクトリーダーの「良い評判」と「悪い評判」の違いを聞いてみた」を紹介しました。

メンバーの実際の生の声を聞くと、理想のリーダー像となりたくないリーダー像が見えてきたかなと思います。ぜひ、理想のリーダー像に近づけるように、行動特性を自分のものにしていきましょう!

20~30代でプロジェクマネジメントを学びたい人向けに、プロジェクトマネジメント関係のマガジンに記事を入れているので、そちらも参考までに。

それではまた!

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