ストレスを減らすには
3月末にnoteを書き始めてから、四六時中思考が止まらなくなってしまっていたので少し休憩していましたが、ぼちぼち再開していこうかなと思います。
さて、今は外出自粛で人と接する機会が減っているので人間関係からくるストレスは以前より減っているかもしれませんね。
ですが今度は逆に家族やパートナーとの間で問題が発生している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日はそんな方に向けて、少しでも心が解放されるヒントをお届けできればと思います。
さて、わたしの経験を振り返ると、人に対してイライラしてしまうとき、相手になにか要求したくなる時は大概そこに「自分の握りしめている観念」があったなぁと思います。
〇〇してはいけない
〇〇すべき
の二大巨塔が日ごろから自分を縛っているので、同じように自分の法律で相手を縛りたくなってしまうという感じです。
例えば今なら
・部屋を散らかしてはいけない
・家事は分担すべき
・わがままな振る舞いをしてはいけない
・相手の価値観に配慮すべき、などが挙げられそうです。
どれも当然という感じがしてしまうのですが、「ルール」にしてしまうと知らず知らずのうちに実は「ストレスの元」になり、
そのルールを守らない人に対してイライラしてしまうことで結局自分を疲れさせてしまうことにもなってしまいます。
なので、自分の心をイライラから救出するためにオススメなのは、上の例で言うと
・部屋を散らかしてもいい
・家事を分担しなくてもいい
・わがままなふるまいをしてもいい
・相手の価値観に配慮しなくてもいい
という感じで、「〇〇してもいい」という魔法の呪文を唱えることで自分の中にあるタブーにいったん許可を出して、自分の心をゆるめてあげることです。
それによって相手を裁きたくなるストレスから自分を解放することができるので、自分の心の中に平和を取り戻すことができるというわけです。
たとえ目の前の風景は変わっていなかったとしても、ひとまず自分の心には平和を取り戻せるのでその時点で「ストレス回避」には成功していることになります。
「ルール違反だ!(常識的に考えておかしい!)」という観念があると、自分の正解を握りしめているので相手を裁きたくなり、どうしても対立構造になってしまうのですが、
いったんそこから抜け出すと、自分の価値観と相手の価値観を戦わせるというスタンスではなくなるので、無駄にエネルギーを消費せずより良い形で解決策を探すことができるなぁと個人的には感じています。
また、
「イライラする(気になる)=そこに自分の握りしめている観念がある」
というサインでもあるので、不必要な観念を手放していくための訓練と捉えるのも個人的にはオススメです。
ただ、許可するばかりが良いわけでもなく、時と場合によって「意見を戦わせる」ことが必要なこともあるとは思います。とはいえケンカになると疲れるので、個人的には冷静な「議論」とは区別したいなと思っています。
今回は自粛中の環境を想定して例に挙げてみましたが、この「自分の中にあるタブーをゆるめる」ことはあらゆる場面で応用できるのではないかなと思いますので、
〇〇してはいけない
〇〇すべき
の二つのフレーズが浮かんできたらぜひ
〇〇してもいい
といったん許可することで、自分の心を解放してあげてみてください。
きっと、人のことも自分のことも裁かなくなり、ダメを出していた時よりもストレスは減り、自分の正解を主張しないスタンスになるので話し合いはスムーズになり、
より建設的な生き方につながっていくのではないかなと思います。
自分や人を甘やかすためではなく、観念から解放されることで心が軽くなり、それによってお互いに本来のパフォーマンスを出しやすくするため、というのがポイントかもしれません。
情けは人の為ならずという諺がありますが、
ゆるしは人の為ならずとも言えそうですね。
最近は「利他は合理的な利己」という言葉もあるそうですが、なるほど本当にその通りだなと思います。
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