
未経験マーケターが1人で社内のマーケ目標/アクションプランをどう立てた?
こんにちは、kikiです!
10月から新しい期が始まり、あっという間に10月も終わりに近づきました。
昨季は、とにかく日常のこと/少し先のイベントに向けたプロモーションをこなしていくことでいっぱいいっぱいでしたが、やっと1年先のことを見越して準備していくことができるようになりました。
そこで、今回は、どのように1年の年間目標を立てたのかについて、お話しします。
1 . 全体的な流れ
マーケティングは今社内で1番といってもいいぐらい重要視されているポジションで、事業部長と話し合い、「まずは会社のマーケティングを知らない人でもわかりやすい、売上における貢献度が1番大きな目標」として設定しました。
私の会社では、9月から各部署責任者が事業部予算達成に向けてアクションを取り始めました。それに合わせて、私の方でも9月の終わりから半期の振り返りを行い、次の1年間でのマーケティング目標に対してのアクションプラン/営業への貢献金額を作成し始めました。
では、次からは具体的にどういうことをして目標設定を行なったかについてお話しします!
2 . 今までの実績の振り返り
まずは、今までの実績の振り返りです。
今までの実績として蓄積していた数値やデータは以下の通り大きく分けると5つあります。
特段管理ツールはなかったので、「訪問しない時代の営業力強化の教科書 営業×マーケティング統合戦略」を参考にGoogle スプレッドシートで管理表を作り、管理していました。週次で確認できればよかったのですが、そこまで細かく見る余裕はなく、月次で確認していました。
Google Analyticsの数値
PV数
コンバージョン数
Google Search Console
インプレッション数
クリック数
平均順位
平均CTR
リード関連
リード数/有効リード数
商談数
契約数
あとは、施策別の数値ということでWEB広告(主にSNSとGoogle広告)とメルマガの配信結果なども同じGoogle スプレッドシートで追っていました。
広告
実施期間
広告方法
実施目的
課金方法
予算
ターゲット
コスト
インプレッション数/CRM
クリック数/クリック率/CPC
コンバージョン数/CPA
Average CTR/Average CPM/Average CPC
CVR
メルマガ
送信数
到達数/到達率
開封数/開封率
リンククリック数/リンククリック率
これらの数値を振り返ることで、大体この施策を打つことで、これくらいのリードを獲得できるということがわかりやすくなりました。
3 . 目標の分解(数値目標/定性目標)
数値目標に関しては、1 . 全体の流れでもお伝えした通り、売上への貢献金額が私の目標値(OKR)だったので、それを分解する形で、KGI、KPIと設定しました。
簡単にどのように分解したかお伝えすると、、、
OKR:売上●円
KGI:売上を上げる商品:▲×3、■×10
KPI:インプレッション数/VIEW数、リード数/商談数/(契約数)
大きな目標を達成するためにキーとなるものを探し出し、それに紐づくものは何かということで、抜け漏れダブりが内容に設定しました。
そして、ここの立てたKPIが実現可能なのか、どれほどストレッチ目標なのかを測るために2 . で行なった数値の振り返りが役に立つのです!
私の会社は人手が足りず、マーケティングでマーケティングとインサイドセールス(お問い合わせ獲得から商談までのやりとり)も主に行っており、それに基づき商談も重要な目標になっています、、、
定性目標に関しては、組織を作っていく段階でもあるので、どういう組織を作っていきたいのか、どういう取り組みを社内に向かってしていきたいのかなどを策定しました。
4 . アクションプランの作成
目標が決まったことで、次に目標を達成するためのアクションプランを作成しました。
このときは、どのような施策を行うことでKPIにおいた数値を達成することができるのか、これまた抜け漏れダブりなくまず書き出しました。
私の会社のサービスはシーズンがあるものなので、各サービスの数値目標や営業プランに対してどのように貢献していくのかについても書き出しました。
その後に、実際の決めたアクションに対して、どのような細かいアクションが必要になってくるのかを書き出し、完成です。
まとめ
ここまで作成するのに、既存業務と合わせて約1ヶ月ぐらいかかりましたが、作成したおかげで、現在は日々決めたPlanに対してDo→Check→Actionをとっていけば良いので、楽になりました。
最初はハードル高いかもしれませんが、これを作成することで楽になること間違いなしなので、ぜひ参考にしてみてください!