Covid-19で殺伐とした町の中は人通りが少ない。

人々はマスクが顔を覆い、表情が読み取りにくい。道路では対面にならないように道を避ける。パン屋でも1メートルの間隔を空けて順番を待つ。 そんなアンチソシアーブルな町の状況を救ってくれるのがグラフィティだ。壁絵を通してメッセージが伝わり、笑いや感動で情感が活性化するのだ。 作者はベースの壁や構造上の図案のレイアウト、平面を立体的に見せるだまし絵、描く題材やキャッチの言葉、色使いやラインのタッチなど工夫すべきことは多い。 作者のメッセージが強いほど元気が出る。私の町はたえず元気をくれる場所だ。