プレゼンテーション1

仏教の面白かった話②仏教の教えって知ってる?

こんにちは、GOTOです。
昨日に引き続き、仏教のお話です。第1回となる前回は、仏教の開祖であるブッダについて、その生まれやびっくりエピソードをご紹介しました。
(ぜひ読んでみてください!)

第2回目となる今回は、いよいよ仏教の中身について迫っていきたいと思います。仏教は、日本人にとってなじみの深い宗教ではありますが、どんなことを教えてるの?とか、どんな考え方なの?って聞かれるといまいちピンとこないですよね。

これらの疑問にこたえるべく、僕なりに理解した内容の解説をします!難しい漢字とか用語は一切使わず、できるだけ現代の言葉に置き換えて伝えられるようがんばります!

・仏教の教えはつかみどころがない

いきなり愚痴みたいな見出しですみません笑 仏教についてひととおりまとめて分かったことは、仏教は分かりにくい!っていうことです。

仏教では、キリスト教のように神うなスーパーヒーローの存在を信じなさいとは一言も言っていません。ブッダはあくまでも皆に教えてあげた人なのです。

さらに、教えの内容は国によってまちまちです。確かに中国に行けば少林寺でカンフーを教えているし、インドにはヨガの超人がいるし、タイではオレンジ色の服着たお坊さんがたくさん歩いてますよね。

これは、仏教がインドから始まり、アジアの様々な国に広まっていく中で、その土地の文化やもともとあった宗教(日本では神道など)と混ざり合って変化してきた経緯があるためなのです。

これらの膨大な教えを全て見ているのでははキリがありません(念仏の内容とか興味ないですし)。そこでこのnoteでは、一番初めにブッダが考えて広めた、最初のオリジナル仏教についての解説をしたいと思います。

・仏教はもはや自己啓発本?

前置きが長くなりましたが、いよいよ本題の仏教のついて説明します。実は、一番最初の仏教の教え、めちゃめちゃシンプルです。まずブッダは、以下に示す3つの考え方を実践しなさいと教えています。

無常(すべてのものは変化していて、永遠に続くものなんて無いよ)
中道(かたよった考えはやめて、中立な意見を持てよ)
慈悲(他人を助けて、感謝されることに喜びなよ)

この3つを見て、「この内容、ビジネス書とか自己啓発本でよく見る~」
ってなりませんか?笑 ちょっと表現を変えてみますよ。あっという間に自己啓発本になっちゃいますからね。

①ビジネス環境は刻一刻と変化しているため、常に最善の選択を考える
②極端な意見に流されず、真の正しい道を選択する
③自分の利益を追うのではなく、他者に与えるメリットを第一に考える

はい、ベストセラーの出来上がり!

要するに、人として大事な考え方って、今も2500年前も変わらないっていうことなんですよね。それほど昔に、この考えに至っているブッダさん、スゴイッす。

・中道って、たしかに大事かもなあ

正直に言って、僕は今回改めて仏教について学ぶまで、「中道」という概念を知りませんでした。実際、あんまりプッシュされてる教えでもない気がします。

しかし、自分の実生活に当てはめて考えてみると、この中道という考え方が幸せになるためのヒントなのかもしれない、と思います。ブッダ自身、若いころの贅沢三昧の暮らしと、修行僧になってからの極端に苦しい生活の両方を経験した上で、かたよった行いは良くないと結論付けています。

現代の暮らしで考えても、見せつけるようなセレブ暮らしをしているのは、案外小物の田舎社長だったりします。世界の大富豪のような人たちは、意外とユニクロを着ていたり、子供にスマホを与えなかったりと、庶民的な生活です。有能な経営者ともなると、適度に質素な中くらいの生活が一番の幸福だということを、自らの経験から学んでいるのかもしれません。

また、お金に限らず、加減を知らずにどこまでも欲を求める人は、見るからに不幸せそうです。
・何にでも唐辛子やラー油をかける辛い物好き
・いつまでもデザートやお菓子を食べている甘い物好き
・睡眠時間以外はゲームしているゲーマー
これらのように欲をセーブできない人は、どこまでいっても満足できず、知らずのうちに体や心を病んで不幸の道を進んでいきます。

これらを防ぐための方法は、今の自分の状況や行動を正しく認識して、自分は偏ったことをしていないか?と振り返ることではないでしょうか。反省ができなければ、正しい行動に改めることは不可能です。僕も、改めて自分の言動を見直そうと決心しました。

という訳で、今回は以上です!
次回が仏教の最終回となりますので、また読んでくださいね~
GOTO

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