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春に想う、不安にどう向き合うかについて

気温が高くなり、快適に過ごせる季節になってきましたね。
ぽかぽか暖かくて、幸せな気持ちになります。

と同時に、寒暖の差や環境の変化が多いこともあり、突然いいしれぬ不安に襲われたり、情緒が不安定になりやすい季節でもあります。

幸せな気持ちが増えたり、周りが幸せそうにしていればしているほど、自分の中の不安が強くなったり。

具体的に理由がある人もいれば、明確な理由がなく、ただ不安を感じて動けなくなっている人もいるでしょう。

かくいう私も、この決算という時期は毎年
「今年はなんとかなったけど、次年度はどうなることやら・・・」
と仕事に関して不安に感じたり、ただひたすらに生きていくことに不安を感じたり。情緒を揺さぶられております。

それでも、今のところなんとかやっていけているのは・・・
私の不安との向き合い方について、少しお話ししようと思います。

私の不安との向き合い方

それでも、今のところなんとかやっていけているのは、不安に対して定期的に向き合う時間をとっているからだと思います。

心の中にふと生まれた「不安」という感情というか、心の動きに対し、今なぜこれを感じたのか、具体的な理由があるのかないのか、自分の心の状況、そもそもそんなに不安に感じることがあるか、現状がどれほどの危機的状況なのかを自分自身にヒアリングをするようなことをしています。

これはもう、クセと言いますか、不安を感じた時、わりとそれを放っておかず、すぐに自分に時間をとってあげるようなことをする。

自分の中で解決できるものもあれば、誰かに助けてもらった方がいいこと、助けてもらうほどじゃなくても、人に聞いてもらうだけで解消されることもあるでしょう。

やってはいけないのは、不安を無視すること。不安を放っておくこと。どうしようもなくなるまで、自分だけで持ち続けること。

不安を感じたら、どんな些細なことでも放っておかないことが大切です。

そうはいっても、こうしたクセがない人が急に誰かに体系的に話や相談ができるかと言ったら、難しいと思います。急にできるものでもありません。

でも、こういうクセをつけることをしていかないと、できるようにはなりません。

逆に、やってみたらできるようになります。確実になります。

心に不安が生まれたら

心に不安が生まれたら、まずは自分でその不安の正体に向き合うようにしましょう。

具体的には、まずはノートに書いてみましょうか。拙い文章でも箇条書きでも、思いついた言葉の羅列でも構いません。とにかく自分の中から外に出すことを意識しましょう。

それで改善されたらそれでよいです。

それでもまだ不安が溢れてくるようなら、もう自分だけで解消はできないでしょうね。誰かに聞いてもらいましょう。

家族や友人に聞いてもらえたらいいですが、身近な人には言いにくい、という場合は、例えば近所の占い師さんとかに聞いてもらうのでもいいでしょう。赤の他人なら、変な印象を持たれても嫌われても構いませんよね。それに、他人は案外、他者のことをそう長く覚えていません。その時だけと思えば、気が楽になりませんか?

考え方、捉え方を変えてみる

不安をに対し、ノートに書いたり、他者に聞いてもらうなどができるようになれば、不安に対する向き合い方初段クリアと言ってもいいでしょう。

不安と向き合って、取っ組み合いができるくらいまでになりました。

次は、不安を感じたらなるべくすぐに解消できるようになると便利ですよね。または、不安を感じても心の奥底まで持っていかなくすることもできるでしょう。

考え方や捉え方を変えることで不安を軽減したり解消するために、私が行っていることをご紹介します。

あくまで私はこれでできるというだけなので、参考までに。

簡単なことで、不安なときは下を見て、調子のいいときは上を見ることです。

不安なとき下を見る、というのはつまり、自分の今の状況よりもっとひどい状況を想像したり、見たりするということです。「これよりはマシだ」と思うということですね。

下を見すぎると、それはそれで不安を超えて絶望になりかねないので、これをするにはある程度自分が不安に対し対処できる人でないとダメなので、初段である「自分の外に出す」ことができる人でないと実践をお勧めしません。

私のお勧めは「自然界に生きる生き物を見る」ことです。

自然界に生きる動物たちは、日々生きるか死ぬかで毎日を過ごしています。少しのミスが、文字通り命取り。一方私たち人間というか日本人は、そこまでじゃないですよね。今日明日食べるものがない、という人もいるとは思いますが、少なからずこの記事を読めるような人はそこまでではないと思います。

冷蔵庫を探れば何かしら食べ物はあるし、寝る布団と雨風しのげる家があれば、まずはよしと思うとか、自分の幸福レベルを少し下げてみると、実は今は十分かもしれないって思えたら、少しは不安を和らげられるかもしれません。

念を押しますが、これをやるにはまず初段をクリアしている必要がありますからね。初段がまだの人は、まずは初段から実践してみてください。

個性はあってもなくてもどっちでもいい!生きていければOK!

今は個性を大事にするような時代。

それはいい面もあれば、それに苦しむ面もあり。

要は、個性を大事にと言われすぎて、個性がそれなりにないとダメという風潮に苦労している人いませんか?

これ、割と現代の若者を苦しめている要因の一つだと思っています。

個性を尊重してもらえるのはいい面もありますが、逆に「自分には個性がない」と悩んだり、無理に何かを成さねばならないのでは?と自分に大きな課題を感じてしまったり。

そんなことはなくて、個性がある!個性を主張したい!って人はすればいいし、別にそこに重きを置いていないのであれば別になくても良くて、ただ日々楽しく過ごしていければよくないですか?

そう考えると無理にいい会社に入ろうと思わなくていいし、社会意義を唱え気にしなくてもいいし、日々目の前に与えられた仕事をしっかりこなしてお給料をもらって、それで自分の好きなことをすればいいのです。それだけでいい。それだったら、近所のコンビニで働くのでもいいし、何か派遣でもいい。工場バイトなんかもやってみると結構楽しい。私は結構いろんな仕事やバイトをやっていて、どこも真剣にやると楽しかったです。

無理に個性を意識するから苦しいのであれば、そんなことは他者が勝手に言っていることで、自分は自分が楽しければそれでいいって思えたら、またひとつ不安に強くなるかもしれませんね。

最終的には生きていればOK!実家が田舎でよかったと思うこと

みんな、何に不安を感じるかってやっぱり将来の不安が大きいですよね。いつまで働き続けなければいけないか、お金がもつかどうか。。。

私も不安です。いつのっぴきならない状況になるか、ふっと不安が襲ってくることがあります。そんな時、心のお守りとして持っているのが「最終的に生きていればOK!食べるものなくなったら野菜を育てよう。それまでは山に入って山菜でもとろう」です。

実際にしたいわけじゃないですよ?心のお守りですから。

そんなこと言っても、急に山に入って山菜とって食べるなんて、無理だ!って思うかもしれません。ただ、そこは私が田舎育ちでよかったと思う理由で、田舎で過ごしていると実際に山菜をとりに行くこともあるし、何が食べられるか、少しはわかります。近所の畑にいってお手伝いして少し分けてもらうとかもできるでしょう。
田舎に住んでいると、そっち方面で生きる力は都会の人よりはあると思います。

さいごに

どうでしょう。
これを読む前に感じていた不安、どっかいってませんか?

ここまで読んでくださってありがとうございます。
正直、最初の初段をクリアできるかできないかが、ものすごく大きな壁だと思います。そこをクリアできなくて、自ら命を絶った人は多いと思います。
そこさえクリアできたら、不安と向き合う姿勢ができるので、なんとか頑張ってみてください。
無理そうならメッセージでもいただければ、背中押します。

幸せと不安は表裏一体というより、共存するものだと思います。いつも一緒にいて、一時どっちかの主張が強くなるだけです。

その時、打ち負けてしまわないように、不安と向き合う術をご紹介しました。少しの参考になれば幸いです。

どうか、春が皆さんにとってよい季節になりますように。

春生まれの私より

日々ラーメンを食べることができたらそれだけで幸せです。