ラジオ体操チャレンジ #7 グルテンフリー
2020.8.8
今日は一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
と友人が教えてくれた。
読んで字のごとく、たった一粒の籾(もみ)が
万倍にも実り、豊かな稲穂になること。
手元にあるわずかな物で始めた事が何倍にも膨らむ。
新しい物事をスタートするには
もってこいの日。
そして8/8は12回目の結婚記念日。
(2008.8.8 大好きな沖縄にて)
なんだか縁起がよい♡
そんなスタートにぴったりなお題は
# 7 グルテンフリー
写真はオーダー頂いた
ヴィーガンパイナップルケーキ🍍
台湾お土産で人気のアレです。
私、旅としあわせおやつ コトノトリ の作る
パイナップルケーキは卵乳製品不使用に加え、
小麦粉不使用、グルテンフリー です。
まずグルテンとは…
小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦などの麦類に含まれる「グルテニン」と「グリアジン」が水を加えこねることによって形成するたんぱく質。グルテンが、形成されると粘弾性のある生地になりパンや麺を作ることができる。
グルテンフリーとは…
グルテンを含まない食品、またグルテンを摂取しない食事法のこと。
何を隠そう小麦製品=グルテン大好きでした 笑
パンにパスタ、ケーキやクッキー。
こういうわかりやすく小麦粉 !なものからビールやカレーのルゥ、醤油などの調味料など一見小麦粉感のないものまで。身の回り小麦粉だらけ、と言ってもいい。
そんな私がなぜ今グルテンフリーのおやつを作っているのか?
それはズバリ
健康へのメリット大きいから。
シンプル。
それに気付き、小麦粉→米粉にシフトすべく、
米粉マイスターという講座を受け、今も米粉をおやつはもちろん料理にも活用しています。
周りの友人にグルテンフリーでおやつを作っているというと、結構聞かれること。
小麦粉ってあかんの?
そこで、本題。
私的グルテンフリーのメリットは大きく3つ。
1,アレルギー反応の予防
グルテンフリーにすることでグルテンが起こす
アレルギー反応を起こしにくくなります。
即時型アレルギー…食後すぐに蕁麻疹やアナフィラキシーなどの症状がでる
遅延型アレルギー…食後数時間から数日後など時間が経ってから即時型のような急激な症状ではなく、偏頭痛や肌荒れなどの体調不良がおきる
〈症状の例〉
皮膚…ニキビ、発疹、かゆみなど
呼吸器…鼻水、鼻づまり、せきなど
消化器…便秘、下痢、膨満感、体重増加など
神経…不眠、うつ症状、慢性疲労、集中力不足など
筋骨格…関節痛、筋肉痛など
泌尿生殖器…生理痛、月経前症候群、頻尿など
この遅延型アレルギーが厄介。
大人になってから出ることも多く、時間がたっているので原因の特定が難しい上に本人もアレルギーと気付きにくい。症状も誰でもあり得そうなものだし… 朝や昼に小麦粉を摂ると数時間後眠気とともに集中力の低下…といったものもこれ。
グルテンが体から抜けるのにかかる時間、3ヶ月。
上のような症状が思い当たる方はとりあえず3ヶ月(まずは1週間でも!)グルテンフリーを実践してみることをオススメします!
米粉などに置き換えたり、減らすだけでもいい。
それで体調が良くなるようなら遅延型アレルギーかも。
2,リーキーガット症候群の予防
リーキーガット症候群とは「漏れる」(Leaky)+「gut」(腸)という英語より、腸内に残った未消化の食べ物やガンジダ菌などの悪性菌が膓の壁を傷つけ小さな隙間ができることで血液中に菌やウィルスが漏れ、様々な体調不良を引き起こす、というもの。
〈引き起こされるとする症状の例〉
原因不明の熱、筋肉痛・関節痛、胸やけ、息切れ、吐き気、腹痛、抜け毛・もろい爪、お腹の張り・消化不良、不眠症、記憶力低下、集中力低下、不安感、まとまらない考え、疲労感、下痢・便秘、口臭、神経過敏、食欲低下、ニキビ、じんましん、喘息、アトピー性皮膚炎、クローン病、過敏性腸症候群、他 [Wikipediaより]
まとまらない考え… これもリーキーガットの症状?! 笑
病気の8割は腸を整えれば治る、と言われるくらい大切な腸内環境。グルテンは消化に時間がかかる=未消化の状態で腸に残りやすく、さらに ガンジダ菌を増殖させやすい。(リーキーガットの要因はグルテン以外にも、良い腸内細菌を殺してしまう農薬や食品添加物、抗生物質、風邪薬や鎮痛剤に含まれる薬剤なども)
まさに現代病…
最後は
3,グルテンの中毒性 を避ける
これがグルテンフリーを実践する最大のメリット
で最大の難関かもしれない。グルテンが含まれる小麦製品、パンや麺類、ケーキなどは食べれば食べるほどもっと食べたくなる。これはグルテンから幸せホルモンと言われるセトロニンが分泌されたり、空腹中枢を刺激し食欲増進剤となるため。実際グルテンの一部(ペプチド)のアミノ酸配列がモルヒネに似ていて、中毒性が強いから、とも考えられている。グルテンフリーでやせた!と言った話はこの中毒性の高い食欲増進剤を絶った結果かもしれない。
グルテン中毒、あなたは大丈夫?
(ちなみに品種改良された今の小麦に比べ、昔から作られているスペルト小麦(古代小麦)などグルテンの量が少ないものもある)
『できれば小麦粉は減らしたい。』
が私の答え。
私自身、完全にグルテンフリーなわけではなく、小麦粉も食べる。ただ選べるならばグルテンフリーを選ぶ。
(市販のものはグルテンフリーと小麦粉は使っていないが、代わりに添加物たっぷり…という本末転倒なものもあるので中身をよく見て!)
加えて言うなら小麦製品は 乳製品や卵、砂糖など同じくアレルギー反応の強いものとの組み合わせが多い。
アレルギーのない人でも、同じものを摂りすぎるとアレルギーになる可能性もあるし、アレルギー反応の強いものを一気に摂るのも気になる。
40越えてくると周りでも病気の手前、未病と言われる症状(不定愁訴とも)を言っている人がとにかく多い。ストレスなど精神的なものもてきめん体にくる。笑
もちろん歳が若くても 食生活について考えるのは早ければ早いほどよい、のは間違いない。
“体は食べたものでできている”
体にやさしいものを入れてあげましょう♡
グルテンフリー生活。
早速 試してみませんか?
ではまた明日。