見出し画像

発達凸凹育児×朝ドラ

こんにちは。たけのこです。
火曜だと思ったらもう水曜日!連休明けはどうもリズムが狂います。
皆さんはいかがお過ごしですか。

さて、朝ドラを子どもたちと一緒に観ていると昨日の記事で書きました。
今日は、発達凸凹の子どもたちと朝ドラを観るメリットについて書こうかな。

朝ドラのネタバレや、朝ドラを観ていなければわからない内容も含まれませんので、気軽にお読みいただけたら嬉しいです。




朝ドラを観るきっかけ

小4と小2の我が家の子どもたちは、昨年まで朝ドラの存在すら知りませんでした。私も私で元からあまりドラマに関心がなく、普段ほとんどテレビを観ません。

ところがどっこい、去年の4月にテレビをつけたら『ちゅらさん』が偶然流れていました。私が「懐かしい!これ、私が高校生のときにやってた朝ドラだよ」と子どもたちに話したんです。

『ちゅらさん』は主人公の子ども時代から始まるので、子ども向けのドラマだと勘違いしたらしい長男と次男。シンプルでわかりやすいストーリーなので、そこから毎日観るようになりました。

結局、春から観始めた『ちゅらさん』を秋の終わりまで、全156話を観ました。今は放送中の『おむすび』と、再放送中の『カムカムエヴリバディ』を毎日録画して観ています。



朝ドラが発達凸凹育児にも役立つポイント5つ

毎日朝ドラが発達凸凹育児にもいいなと思うポイントが5つあり、それぞれ紹介します。


1. 知らなかったことを知る機会になる

朝ドラは、昭和や大正、戦時中の日本などが舞台になることも多いですよね。今再放送中の『カムカムエヴリバディ』も、ストーリーは戦前から始まります。

話のなかで子どもたちは知らないことも多いようですが、長男は国語で『ちいちゃんのかげおくり』や『一つの花』など戦争がテーマの作品を読んでいるので、「あ、国語で習った防空壕だ」などと言いながら観ています。

教科書で知った対象を映像で再度観て、視覚的に理解できるのはいいなと思いました。

また、歴史的なことではなくても、今やっている『おむすび』はギャルが栄養士になった話なので、ギャルという存在や栄養士という仕事の話もできます。

また、作中で主人公が妊娠・出産するシーンがあると、私の妊娠中の話をしてお腹が大きい写真を見せたりして、話のきっかけにもなります。

また、地域ごとの方言も楽しいポイントですね。『ちゅらさん』では沖縄のうちなーぐちを、『カムカムエヴリバディ』では岡山弁と関西弁を、子どもたちは聴き入ったり真似したりしています。


2. 平日の楽しみになるうえに、日々のルーティンにもなる
冬休み中、朝ドラのために子どもたちは早起きをしていました。長期休み以外は、学校から帰ってきて録画した朝ドラを観ます。

「あの後、どうなったんだろう」
「続きが気になる!」
「お母さんだけ先に観ないでよ」
そんな話をよくしていて、子どもたちの楽しみのひとつになっています。

また、我が家では、晩ご飯を食べてお風呂が沸くまでの時間が朝ドラタイム。子どもたちのルーティンにもなっています。


3. 15分で集中力が続きやすい

一般的なドラマと違って、朝ドラは1話15分と短め。サクッと観れます。

長男は話の内容に関係なく、各シーンで意味の分からない言葉や気になった小道具などの話を気になった瞬間にぶっこんできます。

一時停止して説明するのものの、それが1話に何度もあるとツライ。これが1時間のドラマだったら、正直嫌になるだろうと思うのですが、15分ですから一時停止して解説したところで私も疲れません。

また、「気になることがあったら、お話のなかの人が喋ってないときに私に質問して」と長男に教えているので、喋りたいことを待つ練習にもなります。

長男も多少我慢しつつ疑問が解消できて、「今日もおもしろかったなー」で終わります。


4. 感情表現や言葉、人間関係など理解が(たぶん)深まる

登場人物の感情や表情から、気持ちの動きを読み取る練習にもなります。
作中の人物が嫌味を言ったり、恥ずかしがったり、情けなくなったり、どうしようもなく沈んでいたり。特に長男には登場人物の感情の理解が難しいところがあるようですが、適宜説明しています。

あと、恋愛についても面白いところです。
長男も次男も、付き合う・彼氏彼女・デートなどという概念を知らなかったのですが、朝ドラを経て「ロマンチック」「プロポーズ」などという言葉も覚えました。


5.家族のコミュニケーションが増える
話の展開を家族で予想したり感想を話したり、会話がさらに増えました。

夫は仕事で不在で観たり観なかったりするのですが、子どもたちとの会話のネタは多いほうがいいなと思い、夫が逃した回は私が夫にあらすじをざっくり説明して、話の展開がわかるようにします。同じ話題で盛り上がれると楽しいですよね。

また、『おむすび』のオープニングで流れるB’zの『イルミネーション』を子どもたちが高らかに歌い上げ、夫はそれを(歌わないまでも)ほほえましく眺める、という構図もほのぼのしてていいです。



おわりに

テーマによっては難しい内容もあり、前回の『虎に翼』は名作だったようですが、子どもたちは観ませんでした。

彼らにとって難しい話が続くと簡単に離脱するでしょうから、今の『おむすび』はちょうどいいのかなあと思います。

『おむすび』は賛否両論あり、大人の私にはツッコミたくなるところが多々あるのですが、子どもたちと一緒にワイワイいいながら観るのは純粋に楽しいものです。

春からの作品は、やなせたかし先生をモデルにしたドラマとのこと。
戦争を挟むと観ていて悲しいのですが、今も実際に絶え間なく戦争が起こっているので、その悲惨さを子どもたちも作品を通じて知ってくれたらと思います。

なお、子どもたちはタイトルから「おむすびの次はあんぱんか~。パンも食べたくなるよねー」などと言っています。平和だな……。

皆さんのお家でも、家族で見ている番組はありますか?
なにかおすすめがあれば、よかったら教えてくださいね。




今日も読んでくださってありがとうございました。
なにか気づきがあったり、この記事が息抜きになれば嬉しく思います。良かったらスキを押していただけると励みになります。

それでは、今日も楽しい日になりますように。
発達凸凹育児に励むあなたを応援しています。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集