勉強で伸び悩むのはコレが原因!? Level 3
みなさんこんにちは✨
今日は勉強で伸び悩む学生・親向けの記事になります。
勉強で伸び悩む子には共通点があります。
勉強時間が足りない、問題を解く分量が足りない、勉強の仕方がよくない、問題をよく読まない、ケアレスミスをしやすい…etc
勉強で伸び悩むと上記が原因としてよく挙げられます。しかし、これらは表面的な問題であることが多いのです。
根本に潜む原因と向き合わなければ勉強をしているのに成果が出ないと感じるようになってしまいます。
やがて、自分にはできないと思うようになってしまうでしょう。
勉強ができるようになるために、才能は必要ありません。
必要なのは少しの勇気と環境です。
それでは、現在の自分を変えるべく、原因を知り、対処法を身に着けるために読み進めていきましょう✨
本記事は原因の根本、最下層(Level3)について書いていきます。後日Level2についても書きます(こちらも重要です🔥)
原因その1 ジェスチャー応答
勉強で伸び悩む原因その1はジェスチャー応答です。
ジェスチャー応答とは相手に何か質問をされたときに、首を横に振る、ひねる動きをして「わからない」を表現することです。この時に、「いや...」「うーん...」といった一言が加えられていても同じです。
ジェスチャー応答が重度になると曖昧な理解度、またはわかっていない状態で首を縦に振るようになります。
このジェスチャー応答を癖にしてしまうと、次第に自己分析が疎かになり、自己主張が弱くなっていきます。
自己分析が疎かになると…覚えていないのか、理解できていないのかが曖昧になります。すると何がわからないのかわからない状態になり、結果として自分には無理、という判断状態になります。
自己主張が弱くなると…言葉での伝達手段をとるのが億劫になり、思考の言語化ができない状態になります。こうなると何がわからないのかわからない状態を脱する機会を失ってしまいます。
対策:少しの勇気を持つ
何がわからないのかわからない状態を脱するためには、何がわからないのかを発見してもらう必要があります。そのためには、まずはハッキリと自分の意思を伝えることが大切です。
ここで、少しの勇気を持ってほしいと思います。
それは、相手に伝えるための勇気ではありません。正しい質問をするための勇気でもありません。
上手く伝えられなくていい。間違ったことを言ってもいい。失うものはない。恥ずかしいことではない。悪いことなんてこれっぽっちもない。と自分を励ましてあげる勇気です。
上手く伝えられた→達成感→成長する
上手く伝えられなかった→考える→試す→成長する
上手く伝えられなかった→自分には無理→成長しない
何もしない→成長しない
「どうせ自分には無理」だとネガティブになったり、無理だからはじめからやらない、となると結果的に自分にとってマイナスになります。失敗してもしなくても、とりあえず伝えてみるだけで成長に繋がります。失敗しても失うものはありません。であれば、やってみる方が断然お得ですね。
原因その2 ネガティブワード
人が20歳になるまでに、浴びせられるネガティブワードの回数を知っていますか?
その数、じつに147,000回だそうです。
20年×365日 = 7,300日ですので、1日あたり約20回の試行回数になります。
これだけの試行回数であれば、たいていのものはプロフェッショナルのレベルに到達できるのではないでしょうか。初めて料理を作ってみた人ならば、1週間(朝・昼・晩)の献立を全て別のメニューで何も見ずに作れるレベルになりそうです。
このような環境下では、ネガティブ思考に陥ってしまうのも無理のない話でしょう。ネガティブ思考のプロを養成する環境であると言わざるを得ません。先ほど述べたジェスチャー応答をする子が増える原因の1つと言えるでしょう。
失敗すると失う、恥をかく、みっともない、怒られる
こんな思考に子どもを陥れてしまう環境では、自己分析や自己主張と疎遠になってしまいます。
対策:知人なら関係を断つ、周りの大人がネガティブワードを使わない
ネガティブワードから身を守るためには、ネガティブワードを浴びせられない環境を手に入れる必要があります。
知人がネガティブワードを浴びせてくるならば、関係を断つとよいでしょう。とはいえ、学校等の閉鎖された空間で全く関わらないのは難しいと思います。なるべく距離を置くように心がけてください。
親、親族、学校、学習塾といった子どもに関わりを持つ大人はネガティブワードを使わないようにしましょう。大人が子どもにネガティブワードを用いるタイミングはだいたい決まっています。
それは危機感を持たせたいとき、叱るとき、子どもの能力をわかったつもりでいるときです。(これらの詳細は別記事で書きたいと思います)
しかし、ネガティブワードを浴びせたところで、何も解決にはなりません。子どもが自分で考えて、試してみたくなるような言葉をかけてあげることが大切です。
環境は自分だけではどうにもならない時期があります。周りの大人の理解と協力が不可欠です。子ども本人だけでなく、大人の方もぜひご自分の状況を見直してみてください。
まとめ
勉強ができる・できないを考える時、勉強時間・量、やり方等は極めて表面的な問題です。
表面的な問題の解決を試みても、根本に潜む問題が解決されていなければ、効果が出ません。
それどころか、時間と労力をかけた分、子どもは落ち込む一方です。
自分には無理なんだ、と。
問題の根本は自己分析と自己主張ができない状態にあります。これらを解決すべく、少しの勇気持ち、環境を良くしていきましょう。
周りの大人は積極的に協力をしてあげてください。根が深い子は考え方を変えられるようになるまでに多くの時間を必要とします。
以上が「勉強で伸び悩んでいるのはコレが原因!? Level 3」になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇♂️✨